アーユルヴェーダ食事法に基づくドーシャ(体質)別のおすすめ朝ごはん

みなさん、朝食何食べてますか?これから始まる一日のために、活力のつくものを食べたいですよね。でも、朝食に食べているものや食べ方が自分の体質に合っていないと、逆に調子を悪くしてしまうかも?そこで、体質に合った朝食や食べ方の工夫を、いつもの朝食を例にとってご紹介します!

みなさん、朝食何食べてますか?

和食、洋食、菓子パン、昨日の残り、時間がないからカロリーメイト、食べてない……

どんな朝食を食べるにしても、少しの工夫で、自分の心身の状態に合ったものにできますよ!

自分の体質や、体調、状況や環境に、少しでも合った朝食を選べたら、心も体も喜ぶはず!

アーユルヴェーダの視点から見た朝食の摂り方

特別で、馴染みのない朝ごはんに変えるのはなかなかハードルが高いもの。

この記事では、私たちがよく食べているであろう朝食を例にとって、体質によってどんな風に食べたらよいのか、アーユルヴェーダの目線から提案します。
もともとの体質や、その時の体調によってはお勧めしないものもありますが、あくまで一つの考え方として、受け取ってください。

まずは自分のドーシャ(潜在体質)を知ろう!

アーユルヴェーダでは、この宇宙にあるすべての物質は「空・風・火・水・土」の五大元素(パンチャ・マハブータ)からなり、元素をもとにした「ドーシャ」という3つの生命エネルギーが、すべての物質の基本組織であると考えています。

3つのドーシャとは、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」です。
私たちの体質もドーシャで説明でき、そのドーシャの割合は、受精の瞬間に決まると言われています。

アーユルヴェーダや体質(ドーシャ)のより詳しい情報は以下の記事から!

アーユルヴェーダって何?ドーシャ診断とは?基礎知識編

自分がどの体質なのかは、以下のリンクからチェックできます。
是非、やってみてください!

 

ヴァータ・ピッタ・カパのどれ?「アーユルヴェーダ・ドーシャ(潜在体質)診断」で体質チェックしよう

① 食べないという選択

これは、本当に体質や状況によります。朝食を食べない方がいい時もあります。前日、遅い時間に食事をしてしまって、まだ消化しきれずに残っている、膨満感がある、身体が重い。そんな時は抜いてしまっても良いかもしれません。

ヴァータ おすすめしません。お昼まで心身ともにふわふわして集中力を欠きます。
ピッタ 特別な理由がなければ朝ごはんを食べましょう。
カパ もともと体力があるので、お腹が空いていない場合は抜いても大丈夫です。

② 和食

 

ごはんとお味噌汁、漬物に焼き魚なんかがあって、とてもおいしいですよね。これがダメだと言われるくらいならアーユルヴェーダなんてやらないわ。という方もいらっしゃるのでは?(笑)

健康的な和食の朝食をおいしく食べることは、どんな体質や状況であっても、幸福感をもたらしてくれますよね。

強いて体質別に何か付け加えるならば、以下のことに気を付けてみてください。

ヴァータ を全く使っていない朝食であれば、油を少し足しましょう。お味噌汁やおひたしに、ごま油などのオイルをひとたらし、といった具合で構いません。
ピッタ 塩味の取りすぎに注意しましょう。塩分控えめです。
カパ 発酵食品の取りすぎに注意しましょう。タマス(鈍性)が増えます。

 

③ 洋食

しっかりとした朝食は、エネルギーが湧きますね。ここでいう洋食はパンのみではなく、卵、ベーコン、ウインナーなどのタンパク質やサラダ、スープなどが一緒になった朝食を想定しています。

+アルファで体質のことを考えたい場合は以下の点に注意してみてください。

ヴァータ ローフード(サラダや果物)は、消化に負担がかかるので、どうしても食べたいならお昼に食べる方が無難です。食べる場合はノンオイルのドレッシングはおすすめしません。
ピッタ コーヒーなど、カフェインの入った激性のあるものには注意しましょう。
カパ オイルを控えめにします。ヨーグルトなど粘性のあるものも避けた方が良いです。

 

④ スムージー

話題(ブーム・流行)になったりならなかったりを繰り返していますね。朝食に限らずお昼に、ごはんやサンドイッチと一緒にいただく方も多いのではないでしょうか。スムージーをはじめとしたローフードは、「酵素」の働きをそのまま取り入れられるという点で優れています。

アーユルヴェーダ的には、強い消化力があれば問題ないかと思いますが、消化力が弱い場合は、特にいろいろな種類の野菜や果物をブレンドしたものは控えましょう。消化が大変難しく、糖分も摂りすぎる傾向にあります。

バナナシェイクについては、アーユルヴェーダ的にはよくない食べ物の組み合わせ(牛乳+バナナ)なので、おすすめできません。 

ヴァータ 消化が難しいと感じる場合はやめましょう。りんごと小松菜など、渋味のある組み合わせは特におすすめできません。
ピッタ 消化が強く問題ない場合はOKですが、柑橘系の果物など、酸っぱいものは減らしましょう。
カパ 消化・冷え性などの場合はおすすめできません。

⑤ シリアル

子供や若い女性に人気なのがシリアルやグラノーラではないでしょうか。ドライフルーツやフレッシュフルーツ、ナッツなどを入れたり、スムージーと合わせて楽しむこともありますね。おいしくておしゃれで、魅力的な食べ物です。

前述の通り、牛乳+バナナの組み合わせはアーユルヴェーダ的にはNGです。また、消化が早い・遅いが極端なフルーツとナッツの組み合わせも実のところはよくありません。

体質的には以下の点を留意してください。

ヴァータ 軽くてふわふわした食べ物なので、適しません。
ピッタ 灼熱間のある夏などはよいですが、ミルクを入れる場合は冷やし過ぎないように。ミントなどを入れてもいいです。
カパ ヨーグルトなど粘性のあるものは避けた方が無難です。

⑥ 果物

果物は消化のスピードが速く、消化しやすいので、朝食として優れているといえます。ローフードなので体を冷やすという点では気を付けるべきですが、夏には体の熱を取ってお勧めです。また、非加熱の果物は酵素を含むので、腸内環境を良くしてくれます。

できるだけ旬の果物を取るようにし、冬にトロピカルフルーツは避けましょう。

体質別には以下の点に留意してください。

ヴァータ 体を冷やすので、特に冬は果物をそのまま摂取せず、蒸す、煮る、ローストするのもオススメです。
ピッタ 柑橘系の取りすぎには注意しましょう。
カパ 甘味の強い果物の取りすぎには注意しましょう。

⑦ 菓子パン・サンドイッチ

朝ごはんは菓子パンと飲み物、という方も多いのではないでしょうか?

コンビニやスーパーなどで安く買える菓子パンやサンドイッチは、お手軽で、おいしくて魅力的ですよね。

冬には、肉まんや中華まん、あんまんなども出たりして…なんだか食べたいからというより、季節感を味わうためのものにすらなっていますよね。昔であれば、「〇〇まん」は季語になっていたでしょうね。

ただ、加工食品なので、「たまに」食べる程度に収めたいものです。

ヴァータ 発酵したパンは軽い性質を持つので、少量にしましょう。
ピッタ パンと一緒にコーヒーなどカフェインの入ったものを摂ると消化が難しくなるので注意しましょう。
カパ 甘い菓子パンはカパを上げ、太るので注意しましょう。

⑧ 栄養補助食品

できれば新鮮な素材を使って、シンプルな調理法で作った朝ごはんにしたいところです。
が、そうも言っていられない場合は、エネルギー補給のためのドリンク・食べ物(カロリーメイトやSOYJOYなど)の摂り方について、最善を尽くしましょう。

  • 立って摂らない
  • 移動しながら(歩きながら)摂らない
  • 携帯やスマホを触りながら摂らない
  • 無意識的に摂らない
  • 食べてからすぐに移動しない

立ちながら、他のことに気をとられた状態で何かを食べたり飲んだりすると、脳が「今なにかを摂取している。消化しよう」と思い、「消化せよ」という信号を消化器官に送ってくれません。

うまく信号が送られないと、その食べ物や飲み物はうまく消化されないか、消化にとても時間がかかってしまいます。

少しの時間だけでも座って、集中して食べられるといいですね。


いかがでしたでしょうか?

日常的に食べているものが、自分の体質にとってどうなのか?どうしたら、よりよく摂取できるか?そんなことに意識を向けることも、健康への大きな一歩、アーユルヴェーダ的な取り組みです。

みなさんも是非、意識してみてください。

横浜・石川町にて、アーユルヴェーダ料理教室、ヨガ・顔ヨガのレッスンを開催。
東京・中野坂上にて、毎週日曜限定でアーユルヴェーダカフェを運営。
美腸・健康的な心と体を作る【アーユルヴェーダ料理】、顔痩せ・小顔に効果的な【顔ヨガ】、便秘解消や腰痛緩和・リラックス・デトックス効果のある【ヨガ】。この3つで、毎日をより豊かにするお手伝いをします。

・2017年3月 ファーストシップトータルヨガスクール主催 全米ヨガアライアンス認定(RYT200)取得
・2017年5月 高津文美子式フェイシャルヨガ認定講座終了
・Hale Pule認定アーユルヴェーダヘルスカウンセラー資格取得に向け勉強中
・ヨガ・アーユルヴェーダ料理教室「森の時計」主宰

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