完璧主義を手放すコツ5選!完璧主義を手放すには、リスクを知ることから始めよう

完璧主義は、心身の健康に大きな害を及ぼす可能性があります。燃え尽きたり心を傷んだり、力を消耗したり、周りの人にマイナスな影響を与えたりしてしまいます。健康的に達成感と充実感を持ちながら成長していけるように、今回は完璧主義を手放すコツをご紹介します。

完璧主義とは?

完璧主義には「プラスの完璧主義」と「マイナスの完璧主義」があるのをご存知でしょうか。

まずマイナスの完璧主義は、燃え尽きたり心を傷んだり、力を消耗したり、周りの人にマイナスな影響を与えたりしてしまいます。

マイナスの完璧主義が起こる原因はいくつかありますが、ひとつは、傷つきたくないために完璧を求めてしまう傾向にあります。「完璧でさえいれば、失敗をするわけがない」「失敗すると、あの人を失望させてしまうかな…」といったように失敗をネガティブに捉えていると、このマイナスの完璧主義が起こりやすいです。マイナスの完璧主義が大きくなると、身体的健康に影響を及ぼしてしまいます。

一方プラスの完璧主義は、健康的に達成感と充実感を持ちながら成長していけること。何かを頑張っても自分の限界を大きく超えることはないので、健康的に目標に向かって歩んでいくことができます。

私自身も完璧主義なところがあり、完璧主義の解消法のようなものを探していました。本やウェブサイトなどを見ていく中で多いのが「うまく手を抜こう」という言葉。手を抜くことが大事なのはわかるのですが、完璧主義の人はこの「手抜き」が苦手な傾向にあると思っています。手抜きをすると、人生の質を高めてくれる達成感や充実感が薄れる感覚になってしまうのです。

今回は、ちょうどいい手抜きとはなんなのか、一緒に考えていけたらと思います。

まずは「マイナスの完璧主義」のリスクを知ろう

完璧主義から解放されるには、完璧主義によるリスクを知ることから始めるのがいいでしょう。リスクやデメリットを知らないと、改善に向けた行動になかなか移すことができないからです。

普段頭を悩ませていたことが、マイナスの完璧主義からきていたものなのかと気づくかもしれません。この気づきがあることで「マイナスの完璧主義は対処すべきことなのだ」と思え、完璧主義を手放すための行動に移しやすくしましょう。

「マイナスの完璧主義」のリスク4つ

1. 後回しして、結局動けない

極端に完璧を目指しすぎて、やるべきことに手がつけられないということが起きます。完璧にやろうとすればするほど、方法や細かい部分に目がいってしまい、なかなか前に進みづらくなってしまうといったケースです。

しかし、常に先延ばしにしていると不安に感じる時間が伸びてしまいます。「間に合わなかったらどうしよう」「失敗してしまったらどうしよう」というプレッシャーの中、気持ちを常に張り詰めていなければなりません。これは心によくないです。

また、先延ばしにしてしまうことで、「また先延ばしにするクセが出てしまった…」と自己嫌悪になってしまうこともあります。

2. 力を使いすぎて「燃え尽き症候群」になってしまう

なんでも完璧にやろうとしてプレッシャーを感じ、力を消耗してしまうことも。自分の限界を超えてまで完璧にこなそうとしてしまうと、いつか疲れ果ててしまいます。

仕事で例えると、失敗するのが怖くて、休日も潰して自宅で仕事をしたり、働きすぎたりしてしまうことです。この働き方は長続きしません。自分一人ですべてを抱えて燃え尽きてしまう前に、対策を考える必要があります。

3. 短所にばかり目がいき、自己嫌悪に陥る

マイナスの完璧主義は、自分のできていない部分にとらわれてしまい「またできなかった…」と自己嫌悪に陥れます。自己嫌悪になると、どんどんマイナスな思考に引っ張られ精神的にも疲労を感じてしまいます。

これには、短所ばかりに目がいってしまう「心のクセ」に気づき、対処していくことが大切です。具体的な対策としては、物の見方を変えることです。

「まだこれだけしかできていない」と見るのか、「とりあえずここまではできた」と見るのかでは、見え方がまったく違ってきます。「ここまでできた。さらにこれを加えよう」といったように正しい方向に焦点を当てることで、精神状態は変わってきます。

4. 他者にも完璧を求めてしまう

自分の中で完璧主義が広がると、周りにも同じだけの完璧さを求め始めてしまうことも…。他人に完璧を求めることを「他者志向型完璧主義」とも言います。

他人のミスを必要以上に批判することで、人間関係でトラブルを起こしてしまう可能性もあるということは理解しておきましょう。

完璧主義を手放すコツ5選

1. 意識して、言葉の言い換えをする

上記で挙げたように、正しい部分に焦点を当てることを意識して、見方を変えることが大事です。見方が変わると言葉も変わります。「こんなはずではなかった」を→「これもありか」に。言葉から見方が変わるということも。言霊という言葉があるように、発した言葉通りの結果が表れる力があると考えられています。意識して言葉の言い換えをすることで、視点を変えていきましょう。

2. あえてやり残しを作る

1日で完璧を目指すのではなく、意識してやり残しを作って、一つのタスクを何回かに分けて完成させる習慣をつけましょう。

一つのタスクを細かく分けて完成させるのは、時間がないとできないので、余裕を作るのも大事です。

3. 実現可能なゴールを設定する

完璧主義の方は、高すぎる目標を掲げてしまっているという傾向があります。目標が高すぎるために、自分の限界を超えてまで動いてしまうのです。また、高すぎる目標を設定してうまくいかなかったとき、自分はダメだという考えを強めてしまいます。体力的にも精神的にも悪影響を与えてしまうので注意が必要です。

目標が達成できなかった場合、今の自分に達成可能か改めて考えることを習慣化させましょう。

目標を設定する際には、一歩一歩前進していくという意識で立てるのがおすすめ。「今はここまでが限界。次はここを学んで、またゴールまで一歩踏み出そう」と捉えて目標を細かく立てていくことで、着実にゴールに近づけるでしょう。

自分の限界を受け入れながら成長することが大切です。

4. 全てにおいて100点を取るのではなく、平均点を取る意識をする

完璧主義の人は、ゼロか100かにとらわれてしまいがちな傾向にあります。やるならとことんやる、できないならやらないほうがましだと考えてしまっていませんか。

先に説明した内容とも近いのですが、まったく何もやらないよりも、その日1つ何かできれば成功です。登山で考えると、山頂に圧倒されて動けなくても、一歩ずつ歩むことでいつか山頂に到達します。できるなら一つずつやろう、平均点を取るくらいでやってみようと考えるとうまくいきますよ。

5. やっているタスクは、自分にも人にも意味があるという意識を持つ

すべてを自分一人でやってしまうといったことはありませんか。例えば職場でいうと、誰かに頼んで中途半端だったり完璧でない結果になるのなら、自分一人でやってしまおう」という思考になってしまうことです。それがどれだけ体力的にも精神的にもキツくても…。

これには落とし穴があります。自分一人で限界を超えてやることで自身の健康を損なってしまうのはもちろん、メンバーの成長に繋がらない問題もはらんでいるのです。

これには、自分だけに意味のある活動とだけ考えるのではなく、メンバーにも意味のある活動だと考えるのが役立ちます。そう考えることで、タスクを一人で完璧に仕上げようとするのではなく、メンバーに振り分けやすくなります。

ほんの少し考え方を変えるだけで、完璧主義を手放すことができる!

完璧主義には、プラスの完璧主義とマイナスの完璧主義があることを紹介しました。マイナスの完璧主義は、身体の健康によくない影響を及ぼしてしまいます。マイナスの完璧主義から解放されるには、考え方を変えるのが大事。

「ちょっとしかできなかった」ではなく「ここまでできた。次はここまでやろう」といったように言葉を言い換えたり、0から100ではなく、平均までやってあとから付け足していくのを習慣にすることで、健康的に目標を達成させることができるでしょう。

Z世代、ハワイアンダンス、ヨガ、国際コミュニケーション学部専攻(卒)元オーストラリア留学生。「誰もが生きやすい世界」をコンセプトに世界各地のカルチャー、社会問題×ライフスタイル、メンタルヘルス×ヨガなどを中心にお届けします!
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