白菜から期待できる効果とは?お鍋や煮物などで美味しく食べよう!

お鍋のときに欠かせない野菜が、白菜でしょう。白菜は、鍋もの以外に煮込んだり生のままサラダで食べるなど、食べ方のバリエーションが豊富です。さらに、冬の身体を健康的に保ってくれる栄養満点の野菜でもあります。今回は白菜について、期待できる効果やおすすめの食べ方、美味しい白菜の選び方などについてご紹介します。いろいろな料理に白菜を使って、たっぷり食べてみましょう。

冬が旬の白菜ってどんな野菜?

冬に食卓に登場する機会が多くなる白菜は、アブラナ科の一種でチンゲンサイなどの仲間です。白菜といえば結球した丸い形をイメージすることが多いですが、大きく分けると3つのタイプがあり、それぞれ特徴が少しずつ異なります。

  • 結球タイプ・・・スーパーなどでよく見かける一般的な白菜
  • 半結球タイプ・・・主に漬物にされることが多い山東白菜や花心白菜などのことを指す
  • 不結球タイプ・・・広島菜などが該当し、チンゲンサイと似た見た目

緑色や黄色の白菜が主流になっているなか、最近ではオレンジ白菜と呼ばれるものも登場しています。冬になってギュッと結球し、甘みとみずみずしさがたっぷりな野菜です。

白菜から期待できる効果とは?

いろいろな食べ方を楽しめる白菜は、美味しく食べながら嬉しい効果も期待できます。栄養価に優れた冬野菜なので、ぜひ食事にも取り入れていきましょう。ここでは、白菜から期待できる効果について詳しくご紹介します。

お通じの改善

白菜は、加熱することでかさが減り、たっぷり食べることができます。ここから、白菜に含まれる食物繊維をたくさん摂取でき、お通じ改善が期待できるのです。食物繊維が便のかさや水分量を増やしてくれることから、スムーズに排便できるようになります。

美肌キープ

白菜には、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を促す働きがあるため、お肌にハリを与えることができます。さらに、ビタミンCにはメラニンの生成を抑える作用もあるので、シミを予防することができるんです。

白菜は、私たちが悩みがちなお肌のトラブルを改善してくれる野菜なのです。

ダイエット

白菜は、水分量が多い野菜です。さらに、低カロリー・低糖質な野菜となっているため、ダイエットのときにおすすめです。

白菜は低カロリーな野菜という点だけでなく、むくみやお通じを改善してくれる作用もあります。ここから、老廃物を排出することができ、スリムな身体に近づけるのです。白菜のカロリーと働きから、ダイエットにも活用できる野菜です。肉類を少なめにして白菜を多めに使うといった工夫をすることで、満腹感も得ながらダイエットが可能です。

免疫力アップ

冬といえば風邪やインフルエンザといった感染症にかかるリスクが高まります。身体の免疫力を高めることが大事といわれるようになり、食事や運動、規則正しい生活の大切さなどが話題になることがあるでしょう。

食事の面で免疫力を高めていくときは、冬野菜である白菜を積極的に食べる方法がおすすめです。白菜にはビタミンCがたっぷりと含まれているので、免疫機能を正常に保つことができます。白血球の働きもサポートしてくれることから、免疫力アップにつながります。

むくみ改善

冬場は、足先が冷えてむくみが気になる季節です。寒さから身体を動かす機会が減るため、他の季節よりも身体はむくみやすくなっています。

このむくみを改善していくときにも、白菜が活躍してくれます。白菜にはカリウムが豊富に含まれているので利尿作用が期待でき、むくみを改善することができるのです。むくみが気になる、足がだるいと感じるときは、白菜をメインに食事を考えてみるのも良いでしょう。

骨粗鬆症の予防

年齢とともに、私たちの骨は弱くなっていきます。いつまでも丈夫な足腰で元気に過ごしたいという人も多いはずです。骨の病気として代表的なものに骨粗鬆症が挙げられますが、白菜をしっかり食べておくと予防が期待できるので注目です。

白菜に含まれるビタミンKが、骨にカルシウムを届けてくれるのです。骨粗鬆症は、骨の密度が下がってスカスカな状態となってしまいます。白菜のビタミンKでカルシウムをしっかり吸収し、丈夫な骨を維持できるのです。

美味しい白菜の選び方

白菜は、健康に美容に嬉しい効果がたくさん期待できます。白菜の嬉しい効能を身体で実感できるよう、美味しい白菜の選び方も参考にしてみてください。以下のポイントを押さえながら白菜を選ぶと、より美味しく食べることができますよ。

葉の緑色がきれいなものをチェック

白菜を選ぶときは、まず葉っぱの色に注目してみましょう。葉っぱがきれいな緑色をしている白菜を選ぶと、みずみずしくて美味しいです。白菜は、鮮度が落ちると葉っぱの色が変色してくるので、色をチェックして選ぶとより新鮮な白菜を購入することができます。

葉がしっかりと巻いているもの

白菜は、結球しているタイプの種類がスーパーなどで販売されていることが多いです。そこで、しっかりと結球しているかどうかにも注目して選んでみましょう。

外側の葉っぱが固く、しっかりと巻いている白菜は新鮮である証拠です。逆に、葉っぱがふんわりとしている白菜は、収穫してからしばらく時間が経っているというサインです。葉の巻き具合を確認して、美味しい白菜を見つけてみてください。

ずっしりと重たいもの

葉がしっかりと巻いているものに加え、持ったときにずっしりと重たい白菜を選ぶのもポイントです。白菜を選ぶうえで重さはとても重要であり、重たいということは葉がぎっしりと詰まっているという証拠です。

持ったときに重さがあり、葉の先まで密に巻かれている白菜を選ぶことで美味しく食べることができます。

芯の切り口が白くみずみずしいもの

白菜は、水分を多く含む野菜です。より新鮮で美味しい白菜を選ぶためには、芯の切り口部分が白くみずみずしいものを見つけてみましょう。

芯の切り口の状態を見ることで、水分を多く含んだ新鮮な白菜であるかを見極めることができます。切り口が乾燥している白菜は、カットされてから日数が経っていることになり新鮮さが失われてしまっています。せっかく買う白菜を美味しく食べきれるよう、芯の切り口がどのようになっているかも確認してみてください。

白菜のおすすめの食べ方

冬になると店頭にも多く並ぶ白菜、新鮮なものを選ぶことができたらより身体に良い方法で食べるよう意識してみましょう。白菜を食べるとき、以下の点に注意してみてください。

ビタミンCを摂取するなら生で

白菜には、ビタミンCが豊富に含まれていると紹介しました。このビタミンCは水溶性の栄養素であることから、加熱したり水洗いすることで少しずつ流れ出ていってしまいます。そこで、ビタミンCをたっぷり摂取したいときは、白菜を手早く洗って生で食べる方法がおすすめです。

サラダにしたり、漬物にしておくと、白菜に含まれるビタミンCを無駄なく摂ることができます。最近はサラダにして食べると美味しい甘みのある白菜も登場しているので、シャキシャキとした食感やみずみずしさを楽しみながら食べることができるでしょう。

汁物で汁ごと食べる

白菜は、ほとんどが水分からできている野菜です。加熱するとあっという間にかさが減り、たっぷりの量を食べることができるのも特徴です。

そこで、白菜を加熱調理するときは栄養素をたっぷり摂取できるよう、汁物メニューがおすすめです。みそ汁やスープ、煮物などにすることで、汁も美味しく飲むことができます。白菜に含まれる食物繊維も摂取できるので、お腹の調子を整えてくれます。

白菜は、煮物や汁物にするとき、いろいろな料理に活用することができる野菜です。和風・洋風・中華と料理のジャンル問わず使える野菜なので、寒い冬は汁物に白菜を多めに入れて栄養素を補ってみましょう。

白菜をたっぷり食べて寒さに負けない身体を維持しよう!

白菜は、冬を代表する野菜の一つであり、鍋物や煮物、汁物、サラダに漬物と様々な料理に活用することができます。さらに健康に良い栄養素を豊富に含んだ野菜でもあるため、冬の身体の健康管理を行なう際にも頼りになります。

白菜に含まれる栄養素を知り、ぜひ毎日の食事に白菜を活用してみてください。白菜を使ったレシピは数多く考案されており、自身でアレンジして作る際にも取り入れやすい野菜となっています。冬に旬を迎える白菜を美味しく食べて、丈夫な身体を維持しましょう。

1児のママをしながら、ライターとして活動中です。
育児や美容、健康などに関心があり、年齢を重ねてもきれいなママを目指しています。
激しい運動は苦手、そんな人におすすめのヨガについて様々な情報を発信していきます。