カップルが同棲生活を始める前に確認すべきルールとは?仲良く暮らすためにできること6つ

付き合いが長くなり、新しいステップに進みたいカップルにとって、二人暮らしを考えることは自然なこと。二人暮らしは、お互いにとって大きなステップとなるでしょう。誰かと一緒に暮らすときは、一人暮らし以上に心準備をしておかなくてはなりません。同棲生活で失敗しないために、把握しておきたいルールをまとめました!

二人暮らしってどんな感じ?

付き合いが長くなり、新しいステップに進みたいカップルにとって、二人暮らしを考えることは自然なこと。二人暮らしは、お互いにとって大きなステップとなるでしょう。

二人暮らしを始めたいけれど、何もわからなくて不安を感じるカップルも多いはず。誰かと一緒に暮らすときは、一人暮らし以上に心準備をしておかなくてはなりません。

二人暮らしのメリットって?

家事を分担できる

二人暮らしのメリットは、家事を分担できることです。一人暮らしの場合、仕事または勉強と家事の両立に悩むことも多いはず。二人暮らしだと、手間のかかる家事を2人で分担することができます。1人のときよりも、短い時間で家事が終わらせられたり、趣味に時間を回せたりするかもしれません。

食事を一緒にとれる

食事を一緒にとれるのも二人暮らしのメリットです。おいしい料理を食べたときに、誰かと喜びを分かち合うことができるのってうれしいですよね。また、誰かと一緒に暮らすことで、食事を規則正しくとることができたり、栄養バランスが整った料理を食べるようになるというメリットも考えられます。

防犯の面で安心できる

多くの場面で、1人のときよりも2人のほうが心強く感じるのではないでしょうか。とくに女性はストーカーのターゲットになりやすいですが、誰かと一緒に暮らすことで被害を免れる可能性が高まるでしょう。

一人暮らしより好条件の物件に住める

二人暮らしだと、基本的に家賃を折半するので、条件のいい物件に住むことができます。新築や交通機関に優れている物件、セキュリティーが備わっている物件に住めるかもしれません。

また二人暮らしだと、水道光熱費などを折半できるため、一人暮らしに比べて生活費を抑えられる場合もあります。

二人暮らしのデメリット

1人の時間を取りづらい

常に誰かと一緒でも平気な人もいるなかで、1人の時間が持てないと辛いと感じる人もいます。1人で過ごす時間が好きな人にとっては、プライベートの時間と空間が減るのはストレスになることも...

家事の負担が増えることも

同棲相手がまったく家事をしない場合、家事の負担が2倍になります。相手が一人暮らし経験者であれば、そこまで心配する必要はなさそうですが、実家暮らしで家事未経験だった場合、二人暮らしをする前には家事分担について話し合う必要があるでしょう。

清潔の基準が異なる

相手と自分の「清潔」の基準が異なる可能性があります。自分はきれいにしているつもりでも、相手にとっては「きれい」じゃないことも... 食べ終わった食器はすぐに洗ってほしいとか、読んだ本は棚に戻してほしいなど気になる点も案外違います。清潔の基準が異なることで、喧嘩に発展することもしばしあるのだそう。

金銭感覚が違う

金銭感覚が合わない相手との同棲は、トラブルに発展しがちです。同棲中のパートナーのお金の使い方が荒く、不満がたまってしまうといった人も少なくありません。

カップルが仲良く暮らすためのルール

1. 部屋探しは慎重に

同棲を始めたときは、大好きな人とずっと一緒にいれてうれしいと感じるかもしれませんが、一緒にいる時間が続くと「1人の時間がほしい」「自分の時間がなくて辛い」という悩みを抱える人も。

日頃から1人の時間を大切にしたい人が同棲する場合、プライベートが確保できる部屋を探すことをおすすめします。1人の時間が持てるようになることで、お互いが気持ちよく生活することができるでしょう。

また、お互いが快適に暮らすためには、2人の生活スタイルにあった部屋を探すことも重要です。たとえば、お互いが仕事で忙しい場合は、掃除が簡単な部屋を探すとよいでしょう。2人で並んで料理をするのが好きなカップルは、広いキッチンを持つことで一緒にいる時間を楽しむことができるかもしれません。

2人で快適に暮らすためには、相手とじっくり話し合いながら、お互いの性格・価値観に合う部屋を選びましょう。

しかし言うは易く行うは難しで、お互いの条件に合った部屋ってなかなか探しづらいですよね。そんなときにおすすめなのが、お部屋探しのアプリを活用すること!今注目が集まっているのが、カップル向けのお部屋探しアプリ「ぺやさがし」。

出典:chintai.net

「ぺやさがし」は、ペアリング機能でパートナーと仲良く物件探しができるアプリです。条件を事前にすり合わせなくても、各個人の条件を登録しておくことで、2人に合った物件を提案してくれる機能がついています。気に入った物件は、プッシュ通知でパートナーに伝えることが可能です。

仲良くお部屋探しをしたいカップルや、お互いを尊重できるお部屋を探したいカップルにおすすめするアプリです。

App Storeからダウンロード

Google Playからダウンロード

2. お金のルールを決める

お金のトラブルが起こってから、同棲生活を始めたことを後悔しないために、二人暮らしを始める前に「お金のルール」を決めることをおすすめします。

「毎回高級品を買ってくるパートナーにイライラする」と悩んだり、「相手が生活費を払ってくれない。自分の負担が大きい」などというようにお金に関する悩みが大きくなると、少しずつ同棲生活に不満を持ち始めるようになります。

これを回避するためには、お金に関することは細かいところまで決めるのが大事!

以下では、同棲生活をスタートする前にぜひ話し合っておきたい「お金のこと」をご紹介します。

お互いの収入についてオープンに話す

お金を管理するために最初にすべきことは、お互いの収入についてオープンに話すことです。ざっくりとした現在の収入情報、もしくは同棲後の収入の見込みを伝えることで、お金を管理しやすくなります。

支払いの担当を決める

家賃・生活費の支払いをどうするかを決めずに同棲をスタートしてしまうと、モヤモヤする状態に陥りやすいです。支払いの担当を同棲前に決めておくことでトラブルを回避しましょう。

  • 折半で払うのか
  • どちらかが多めに払うのか
  • 給料から割り出した分を払うのか
  • 生活費を項目ごとに分けて払うのか

以上のようなことについて、話し合ってみてください。

できるだけトラブルなく各支払いをおこなっていきたいと願う方におすすめなのが、「共同口座」をつくること。共同口座をつくり毎月入金する額を設定しておくことで、「お金を払ってくれない」「片方の負担が、特定の月だけ大きい」といったトラブルを回避することができます。最近は、この方法をとるカップルが多いのだそう。

大きな出費については話し合う

育った環境が違えば、金銭感覚も異なります。パートナーが頻繁に高級なものを買ってきては困ってしまうといった悩みを抱える人も少なくありません。

同棲は生活を共にする行為。特にお金に関しては、お互いに手を取り合いながら管理していかなくてはなりません。そのため、大きな買い物をする場合は、できるだけ同棲する相手に事前に伝えるのをおすすめします。

お小遣いには干渉しない

自由に使えるお金や、毎月決まった額のお小遣いに関して口出ししないのも、仲良く同棲を続けるコツです。たとえ相手が高級品を購入するのだとしても、お小遣いの範囲内または毎月のお小遣いを貯めて購入するのであれば、干渉しないのがベター。

3. 家事をシェアする

同棲をしていて起こる問題で多いのが「家事分担」。片方に負担が偏ってしまったり、互いに家事に時間を使うことができなくて部屋が散らかってしまったりと、何かとストレスがたまる問題です。

家事を上手にシェアすることで、同棲生活が有意義なものにできるでしょう。家事を上手にシェアする方法をご紹介します。

得意/不得意を話し合って役割分担

家事をシェアする上で大切なのは、得意/不得意に分けて役割分担をすること!

「女性・男性だから」といった性別を理由とする考えで仕事を分担してしまうと、家事を担うときに負担を強く感じ、役割をサボってしまったりストレスになったりしてしまうことも...

そのため、家事の役割分担を決めるときは、自分たちの得意な作業と不得意な作業についてしっかりと話し合いながら、役割を決めていくことが大切です。

お互いに得意な作業を担当し、両方が得意でないものは交代しながらおこなうなど工夫を施してみましょう。最近では、得意な作業は2人が担って、不得意な仕事は家事代行サービスにお任せする人も増えています。

これといって得意な作業がないという方は、得意・不得意で決めるよりも「公平」を判断基準にするのがベター。たとえば、作業量の多い仕事を公平に分けてみたり、曜日で公平に分担してみたりするなど、負担がどちらかに偏るのではなく平等に分担できるよう工夫してみてください。

「女性だから料理を担当する」「男性だから壊れた家具を修理する」ではなく、個人を見つめて、得意・不得意をベースに家事を割り振りしていくことが大切です。

予定を共有して家事の担当を決める

家事を上手にシェアするには、お互いが片方の予定を把握する必要があります。両方が仕事をしている場合や、数多くの予定を抱えている場合などは、お互いのスケジュールと照らし合わせて家事を分担していきましょう。

おすすめは、スマートフォンでもチェックできる「オンラインカレンダー」。オンラインカレンダーであれば、外出先でも日程を確認することができます。Googleカレンダーは無料で利用できて、さらに使いやすいと評価が高いです。

お互いの予定に合わせながら家事の担当者を臨機応変に決めることが、仲良く家事を分担するコツです。

アプリを活用する

家事を上手にシェアするには、アプリの力を借りるのがおすすめです。アプリを使う最大のメリットは、作業量を公平に分けられるのと、「無償労働(見えない労働)」を見える化してくれるところ!

最近では、家事シェアの考えが広まっており、日本でも男女で家事をシェアする夫婦やカップルが増えてきているのではないでしょうか。しかし、いまだに女性のほうが、家事における負担が大きいのが事実です。「家事をシェアしたい」という気持ちがお互いにあるとしても、公平に分担するのは難しいものです。

家事共有アプリを使うことで、お互いにどれくらいの家事を担っているのかを把握できるため、どちらかに家事負担が偏るのを防ぐことが可能です。また、家事のやり方や手順を教えてくれるアプリを使うことで、家事に慣れていない方でも家事に貢献しやすくなります。

家事をやる時間になったら通知が届いたり、見えない家事をみえるかしてくれたりと、それぞれ異なった機能がついているアプリがあるので、自分たちにあったものを選び、家事を公平に、そして楽しくシェアしてくださいね!

 

4. 収納場所を決めておく

カップルが仲良く快適に暮らすためには、収納場所を決めて、きれいな部屋を保つことが大事です。

収納スペースがあると「出したら片付ける」のが習慣になるため、部屋が散らかることを防ぐことが可能です。片方が「片付けて」ということもなくなりますし、言われることも減るため、ストレスなく部屋をきれいに保つことができるでしょう。

どこに収納しようかと考える時間も減るため、家事の時短にもなりますね! 

5. 1人の時間を持つ工夫を施す

同棲してから起こる問題のひとつが、1人の時間がないということ。同棲をしていると、なかなか1人の時間をつくるのが難しいのが現実です。もともと1人で過ごす時間が好きな人にとって、同棲を始めてプライベートな時間が減ってしまうのは苦痛なものでしょう。相手に1人の時間がほしいと伝えるのを気の毒に思うこともあると思います。

そういった場合は、相手よりも早起き/遅寝するのがおすすめです。これならば、日中は相手と時間を過ごすことができ、相手が寝ている朝や夜は1人の時間を楽しむことができます。この間に、趣味や時間に時間を使う人も多いのだとか。

同棲している部屋以外に、自分の時間を持つことができる場所を探してみるのもおすすめ。ゆっくりできるカフェや公園、ジムや図書館など、1人の時間がつくれる場所を近所に持つことでリフレッシュできます。車好きは、ドライブをすることで自分1人の時間をつくるのもいいですね!

1人で過ごす時間が大切な人にとって、プライベートな時間が減ってしまうのはストレスになります。ストレスがたまるとイライラがつのり、相手に八つ当たりしてしまう場合も。定期的に1人の時間を持つことで精神的健康を維持し、ストレスの少ない同棲生活を送ってくださいね。

6. デートする機会を設ける

同棲生活を始めると、一緒に部屋で過ごす時間が増えます。同棲前はデートに行くことで2人の時間をつくっていた方も、同棲を始めてからは一緒に過ごす時間が増えるため、次第にデートの回数が減っていき、全くデートをしなくなるということもあり得ます。

ずっと家の中にいるだけでなく、2人でデートする時間を設けることで、家の中ではわからないお互いの顔が見えてくることも。2人で外出することで愛を深めることができるでしょう。 

ルールを決めて、共同生活を楽しもう!

同棲生活は、好きな相手と一緒に暮らせる幸せな時間。付き合いが長くなり、新しいステップに進みたいカップルにとって、二人暮らしを考えることは自然なことです。二人暮らしは、お互いにとって大きなステップとなるでしょう。

しかし、事前にルールづくりをしないと、同棲を始めてから喧嘩やストレスが増えてしまうことも無きにしもあらずです。コミュニケーションをとりながら、お互いに納得のできる方法を取ることで、共同生活を楽しいものにできるでしょう。

今回ご紹介したルールをご参考に、お二人の同棲生活をより快適なものにするオリジナルのルールをつくっていってくださいね。お二人が快適な共同生活を送れるよう応援しています!

Z世代、ハワイアンダンス、ヨガ、国際コミュニケーション学部専攻(卒)元オーストラリア留学生。「誰もが生きやすい世界」をコンセプトに世界各地のカルチャー、社会問題×ライフスタイル、メンタルヘルス×ヨガなどを中心にお届けします!
https://www.instagram.com/chocoray_/