抱っこ紐のおすすめブランド7選！種類や上手な選び方まで知っておきたい基礎知識も一緒にお届け

まず押さえておきたい抱っこ紐の種類

抱っこ紐には主に2つのタイプがあります。

キャリータイプ

両方の肩と腰で赤ちゃんを支える抱っこ紐で、一般によく知られている対面抱っこ以外に、前向き抱っこや横抱っこができるタイプも含まれます。キャリータイプのメリットは、両方の肩にかけて使うためママが疲れにくいこと。長時間の使用に向いており、抱っこやおんぶをしながら家事もできます。

スリングタイプ

片方の肩に布をかけて赤ちゃんを包み込んで使います。スリングタイプはファッション性が高く、コンパクトに収納できるというメリットがある一方で、片方の肩に負担がかかるため長時間の使用向きではないうデメリットも。
お腹の中にいたときのような姿勢になりママとの密着度も高いため、よく寝てくれると感じる方もいるようです。

抱っこ紐の上手な選び方

抱っこ紐を上手に選ぶためのポイントをチェックしてみましょう。

使いやすいタイプのアイテムを選ぼう

抱っこ紐は外で使う機会が多いため、収納して持ち運びしやすいものや軽いものを選ぶとストレスなく使えます。また、体への負担軽減に配慮されていることも重要なポイントです。抱っこ紐を使いながら家事をするつもりであればキャリータイプにするなど、使用目的に合わせて抱っこ紐選びをしましょう。

月齢に合ったものを選ぼう

赤ちゃんの月齢や年齢を考慮して選ぶことも忘れずに。ねんねの時間が長い新生児期は横抱っこタイプ、それ以降の活発になってくる時期には対面抱っこやおんぶができるタイプを選ぶといいですよ。新生児に使う場合は、専用のインサートが必要なものもありますので購入前に確認してくださいね。

ママやパパの体格に合うものを選ぼう

パパも使う場合には、体格に合わせて調節ができる抱っこ紐にしましょう。
海外製の抱っこ紐は、小柄な方や細身の方にはサイズが合わないこともあります。商品の詳細だけでなく口コミなども参考に選んでください。

素材にも注目して選ぼう

抱っこ紐に使われる素材には、さまざまな種類があります。赤ちゃんは肌がデリケートなので、コットンやメッシユ、ポリエステルなど肌に優しい素材を選びましょう。暑い時期には通気性の良いメッシュ素材がおすすめです。

着脱のしやすさも考慮して選ぼう

基本的には1人で着脱することが多いため、着脱のしやすさも大切なポイントです。おんぷで使うのであれば、補助ホルダーがついていて1人で簡単に装着できるものがおすすめです。購入前に商品の着脱方法をチェックしておきましょう。

デザイン性も重視して選ぼう

選ぶ抱っこ紐のデザインは、誰が使うのかによって変わります。ママがメインで使うなら、自分のファッションに合うデザインやカラーのアイテムを選ぶのがおすすめ。パパや祖父母も使う場合には、シンプルなものを選ぶといいでしょう。

抱っこ紐を選ぶ際の注意点

抱っこ紐を選ぶときの注意点を以下にまとめました。

正規品を見極めて購入すること

海外製品のなかには、偽物が出回っているものもあります。偽物の抱っこ紐は、バックルがはまりにくい、生地が薄く強度が保たれていない、ウエストベルトが使用中にゆるむなど安全性に問題があります。抱っこ紐を購入するときには、正規取扱店などの信頼できるお店で購入するのがおすすめです。

購入後の保証の有無にも注意

購入後のアフターサービスの有無も確認しましょう。正しい使用状況下での破損であれば保証期間中は無料で修理できます。またユーザー登録により、保証期間が延長される場合もあるため利用するといいですよ。正規品でない場合は、保証がないだけでなく修理もできないため注意が必要です。

抱っこ紐のおすすめブランド7選

【キャリータイプ】ANDROSOPHY（アンドロソフィー）

「ANDROSOPHY」は、革製のランドセルや鞄で知られる土屋鞄製造所の出身者により立ち上げられたブランドで、そのノウハウを活かして質の高い商品をつくっています。同ブランドが目指すのは、男性も当たり前に育児できる社会。体格差があっても使いやすいような工夫や、男女問わず似合うシンプルなデザインの育児アイテムが特徴です。

ベビーキャリア

使う人のスタイルを引き立たせてくれる、ミニマルで洗練されたデザインの抱っこ紐です。シンプルなのでパパはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんも使えますよ。肩ベルトが重みを分散し、体への負担が少なくなるよう設計されています。また、抱っこ紐として使わないときはリュックのように背負えるのも便利なポイント！赤ちゃんに触れる裏地には抗菌防臭加工を施した3Dメッシュ素材が使われています。
対象年齢は生後4ヶ月からですが、別売りのインナーパッドがあれば生後1ヶ月から使えます。

ANDROSOPHY (アンドロソフィー)

【キャリータイプ】Combi（コンビ）

誰もが知っているベビー用品ブランドの「Combi」は、哺乳瓶やベビーウェアはもちろん、ベビーカーなどの大きなアイテムも取り扱っています。成長する赤ちゃんのそれぞれの時期に対応するアイテムを多く取り揃えているため、目にする機会も多いですよね。国内外の規格に基づくさまざまなテストのほかに、さらに厳しい自社基準のテストを繰り返し行っていて、安全や性能にこだわっています。

ジョイン EL-E

独自設計の肩ベルトが肩に柔らかくフィットする、着け心地の良い抱っこ紐です。赤ちゃんの落下を防止するホールドベルトやホールドカバーが付いているので、おんぶするときも安心ですね。また、小物を収納できるファスナー付きポケットがあるのもうれしいポイント。
対面抱っこやおんぶは生後4ヶ月頃から、赤ちゃんの腰を支える腰抱っこは生後7ヶ月頃から可能です。専用インファントシート購入で生後1ヶ月から使用できますよ。

Combi (コンビ)

【キャリータイプ】ergobaby（エルゴベビー）

「ergobaby」は、赤ちゃんをもっとずっと抱っこしたいというママの思いからハワイで誕生し、50以上の国で販売されています。メインの商品である抱っこ紐は、カラーや柄が豊富です。人気の秘密は赤ちゃんが自然な姿勢でいられて、ママやパパもラクに使用できる設計。GOOD DESIGN AWARD 2017やマザーズセレクション大賞など、さまざまな賞の受賞歴がある抱っこ紐ブランドです。

OMNI（オムニ） 360 クールエア

対面抱き、前向き抱き、腰抱き、おんぶの4通りの抱き方ができます。前向き抱きはママやパパと同じ景色を見られるので、お出かけのときには赤ちゃんも一緒に楽しめますよ。メッシュになっているので涼しく、軽さと乾きやすさも兼ね備えた抱っこ紐です。ヘッドサポートとネックサポートがあるため、新生児期から長く使えますよ。

ergobaby

【スリングタイプ】Betta（ベッタ）

表参道に直営店があり、ベビー用品店の哺乳瓶売り場でもよく見かける「Betta」。アメリカの医学博士であるアレクサンダーテオドール氏により考案された、哺乳瓶から始まったブランドです。授乳に関する研究結果をもとに、赤ちゃんにトラブルが起きないようつくられた、カーブした形の哺乳瓶が特徴です。ほかにも、ベビーウエアや抱っこ紐などの取り扱いがあります。

キャリーミー！プレーンカラー

かんたん装着と軽量コンパクトをコンセプトに発売されて以降、肩紐のファスナー調節やファスナーのロックができるように進化してきたスリングです。赤ちゃんをすっぽり包めるサイズで、赤ちゃんが動いても安定した抱っこができます。また、新生児から使えるのも大きなポイント！こちらのプレーンカラーシリーズは、シンプルなのでママとパパで兼用できるのもいいですね。

Betta (ベッタ)

【スリングタイプ】Tonga（トンガ）

150年以上の歴史があるハンモックや漁業、狩猟用のネット製品専門メーカーがつくるスリングのブランド「Tonga」。熟練した職人が、高品質な糸を使ってつくっています。糸の素材には国際安全規格のエコテックス100の認証を受けた綿が使われており、有害物質を含まないことから安心して赤ちゃんに使えます。

フィットベビーキャリア

エコテックス100の認証を受けた綿によりつくられた、使いやすさでママとパパの支持を集める抱っこ紐です。赤ちゃんの膝を曲げて座らせて、お尻部分のネットを広げて腰抱っこで使います。メッシュでムレないため、赤ちゃんも快適に過ごせます。ボトムのポケットに収納できるほどコンパクトで、外出先での使用にも便利です。

Tonga

【スリングタイプ】CUBY（キュービー）

「CUBY」は赤ちゃん用スリングや抱っこ紐のほかに、ペット用スリングも多数扱っています。リングで固定するタイプのものやバックルで固定するタイプのものなど、スリングだけでもさまざまな種類があります。

ベビースリング

人間工学に基づいて、赤ちゃんだけでなくママとパパの体にも優しく設計されたスリングです。バナナ抱き、横抱き、腰抱きなど成長に合わせた５パターンの抱き方で、新生児期から3歳頃まで長い期間使えます。また、横抱きしながらの授乳も可能なので、お出かけのときに授乳ケープを別で持つ必要がありません。
綿でできていて肌ざわりや通気性が良く、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しい商品です。単色のものから柄の入ったものまであり、好みに合わせて選べます。

CUBY

【キャリータイプ】napnap（ナップナップ）

「napnap」は、ママとパパの声をもとにキャリータイプの抱っこ紐を開発している日本の抱っこ紐ブランドです。小柄な日本人のママとパパの体格にもしっかりフィットする、コンパクトサイズの抱っこ紐を取り扱っています。おんぶ補助ホルダーが全ての抱っこ紐に付いているため、1人でも簡単におんぶができますよ。

basic（ベーシック）

対面抱っことおんぶができる、シンプルなデザインの抱っこ紐です。ファスナー1つで背あて部分をメッシュに切り替えられるため、赤ちゃんが快適に過ごせます。お財布やスマホが入るマチ付きの大きなポケットがあるので、ちょっとのお買い物や散歩なら手ぶら出かけられますよ。
対象年齢は生後4ヶ月からですが、別売りの新生児パットを装着すれば体重3.5kgから使用可能です。

napnap (ナップナップ)

抱っこ紐のおすすめブランド比較表

画像
ブランド	ANDROSOPHY	Combi	ergobaby	Betta	Tonga	CUBY	napnap
特徴	・鞄づくりのノウハウを活かした質の高い商品を取り扱う ・体格差があってもつかいやすいような工夫 ・男女問わずに使えるシンプルなデザイン	・さまざまなベビー用品を取り扱う ・成長する赤ちゃんのそれぞれの時期に対応する商品がある ・安全性や性能にこだわりあり	・抱っこ紐のカラーや柄のラインナップが豊富 ・使う人と赤ちゃんの両方が使いやすい商品をつくっている ・50か国以上で販売され多くの賞を受賞	・哺乳瓶から始まったブランド ・・研究結果に基づいてつくった商品を取り扱う ・ベビーウエアや抱っこ紐の取り扱いもあり	・ネット製品専門メーカーによるブランド ・熟練した職人によりつくられている ・国際安全規格のエコテックス100の認証を受けた高品質な糸を使用	・赤ちゃん用をはじめペット用スリングも多数取り揃えている ・リングで固定するタイプからバックルで固定するタイプまで種類が豊富	・ママとパパの声をもとに開発 ・小柄な日本人の体格にもしっかりフィット ・おんぶ補助ホルダーを全ての抱っこ紐に採用
商品名	ベビーキャリア	ジョイン EL-E	OMNI 360 クールエア	キャリーミー！プレーンカラー	フィットベビーキャリア	ベビースリング	basic
参考価格	32,000円（税込）	16,500円（税込）	31,900円（税込）	7,920円（税込）	3,850円（税込）	2,880円	9,218円（税込）
送料	全国一律200円	全国一律440円（税込）※3,300円（税込）以上の購入で無料）	居住地により660円～1,210円※4,000円（税込）以上の購入で無料）	居住地により600円～1,400円※5,000円（税込）以上の購入で無料	無料	無料	全国一律660円（税込）※10,000円以上の購入で送料無料）
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まとめ

たくさんある抱っこ紐ブランドの中から、おすすめの7ブランドをご紹介しました。抱っこ紐にはデザインや使いやすさなど、それぞれのブランドのこだわりが詰まっています。自分にも赤ちゃんにも合う抱っこ紐を選んで、お子さんと楽しくお出かけしてくださいね。