生ゴミ処理機おすすめ7選!メリットや選び方のコツを伝授します!

毎日出る生ゴミ。可燃物回収の日までシンクの三角コーナーやゴミ箱に入っていると、臭いの元や虫が湧く原因にもなり、不快な思いをしたことがある方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが生ゴミ処理機です。今回は生ゴミ処理機がどのようなものなのか、おすすめの商品や選び方のコツとともに紹介していきます。

そもそも生ゴミ処理機ってどんなもの?

生ゴミ処理機ってこんなアイテム!

生ゴミ処理機は、家庭の生ゴミ減量化のために開発されたものです。キッチンで使えるコンパクトなものから、屋外で堆肥を生成できるタイプまでいろいろなものがあります。乾燥したり分解したりすることで生ゴミの容量を減らすことができ、衛生面にもエコの面にも優れたアイテムです。

生ゴミ処理機には種類がある

・バイオ式
バイオ式は、バイオチップなど基剤となる材料と生ゴミを混ぜて、微生物の働きによって分解を促しているタイプです。生ゴミは微生物により水と炭酸ガスに分解され、容量が約10分の1にまで減少します。有機肥料が作れるメリットがあるため、家庭菜園が好きな方におすすめです。

・乾燥式
乾燥式は、生ゴミに風や熱を加え水分を蒸発させて、乾燥させるものです。家電量販店での扱いが多く購入しやすいことや、デザイン性が高い商品が多くキッチンに置きやすいなどのメリットがあります。

・ハイブリッド式
ハイブリッド式は、バイオ式と乾燥式を兼ね備えたタイプです。微生物が働きやすい水分を残して生ゴミを乾燥させ、その後微生物によって分解し生ゴミの容量を10分の1程度まで減少させます。

生ゴミ処理機は購入時に助成金が利用できることもある!

生ゴミの量を減らせることから、生ゴミ処理機購入時に助成金が利用できる自治体があります。補助金額や対象機器は各自治体により異なります。

例:東京都港区の場合(2021年4月時点)
対象世帯:
・区内に住所があり、生ゴミ処理機購入日から6ヶ月以上住居予定であること
・生ゴミ処理機を購入し、区内で継続して使用すること
・過去3年以内にこの要綱における助成金を受けたことがないこと
・生ゴミ処理機購入後、助成金交付申請時までに3ヶ月を経過していないこと
対象機種:
・家庭用生ゴミ処理機(ディスポーザー式を除く)
・コンポスト容器
※中古品は基本対象外
助成金額:1世帯につき、1台の生ゴミ処理機本体の購入費用(税込)の2分の1で、上限20,000円とする。

購入を検討されている場合は、一度住んでいる自治体の助成について調べてみるといいですよ。 

生ゴミ処理機を使うメリットは?

ゴミ出しが楽になる

生ゴミの容量を減らしてくれる生ゴミ処理機には、ゴミ出しが楽になるメリットがあります。ゴミ袋が軽くなり、ゴミ出しをする回数も減らせます。また生ゴミをそのまま捨てるとゴミ袋から水分が漏れてしまうことがありますが、そんな心配もなくなります。

キッチンの臭いが軽減し衛生的になる

生ゴミ処理機を使うと、出た生ゴミをすぐに処理できるため、放置することがなくなります。これにより生ゴミから発生する不快な臭いが減り、衛生的です。また、生ゴミをシンクや三角コーナーに放置するとぬめりの原因になりますが、生ゴミ処理機を使用すれば、シンクをいつでもキレイに保てます。

エコ活動にも貢献できる

生ゴミ処理機を使用し家庭ゴミを減らすことは、省エネや温室効果ガス削減など地球環境を守るエコ活動にも繋がります。有機肥料が作れるタイプでは、本来捨ててしまう生ゴミを資源として有効活用できるメリットもありますよ。

生ゴミ処理機を上手に選ぶコツはコレ

家庭に見合った処理容量のアイテムをチョイス

生ゴミ処理機には、1回に200g程度のものから1日に8kgの処理能力があるタイプまでさまざまあります。自分の家庭で出る生ゴミの量に見合ったアイテムを選ぶようにしましょう。

置く場所に合わせて種類やサイズを決める

室内で使うタイプや屋外で使用するタイプがある生ゴミ処理機。乾燥式はコンパクトなものが多く、キッチンの隅などに置け、料理しながらすぐに使えるメリットがあります。一方有機肥料を作れるバイオ式は大容量でサイズが大きなタイプが多く、一般的には屋外に置くタイプになります。家庭での置き場所を考えて、使いやすいサイズのものを選びましょう。

消費電力も確認するのがお約束!

毎日使うものなので、消費電力を確認することも大切です。乾燥式は電気を使用するためランニングコストがかかります。中には省エネ設計された商品もあり、未使用時の消費電力をカットできるタイプもあります。購入の際には、消費電力や省エネ設計があるものなどを考慮してみましょう。また、バイオ式では電気を使わないタイプが多いので、消費電力が気になる方はバイオ式の生ゴミ処理機を検討してみてもいいかもしれませんね。

減容率もしっかり確認

生ゴミ処理機の性能を表す「減容率」は、処理前後の生ゴミの容積がどのくらい減少したかを表す数字です。数字が大きいものほど、生ゴミの容積を減らしてくれることになります。「7分の1に減らす」や「減量率」などの言葉で表している商品もありますので、確認してみましょう。

おすすめの生ゴミ処理機7選

【ハイブリッド方式】【室内】室内用生ゴミ処理機ナクスル/伝然

室内用生ゴミ処理機ナクスル
出典:伝然

蓋を開けて生ゴミを入れるだけの簡単操作で生ゴミ処理ができる「ナクスル」は、微生物と酵素により生ゴミ空気に分解します。中身を都度取り出す必要がなく、バイオ材の交換頻度は多い家庭で1年に1回程度のため、お手入れも簡単です。機械内部で悪臭成分を約99.9%カットし、きれいな空気にして排出するため、生ゴミ処理中から処理後の臭いまで防いでくれます。また省エネ設計で1カ月当たりの消費電力が60Wに抑えられるため、電気代も節約。ゆっくり動くため静かなのも魅力です。

  • 簡単に使いたい方
  • 生ゴミ処理中や処理後の臭いが気になる方
  • 電気代を抑えたい方
商品名:室内用生ゴミ処理機ナクスル
最大処理容量:1~1.5kg/日
消費電力:60W
作動音:30db以下
サイズ:幅38.5×奥行43×高さ58cm
価格:123,300円(税込)

生ゴミ処理機ナクスル

【乾燥式】【室内】家庭用生ゴミ処理機 MS-N53/Panasonic(パナソニック)

家庭用生ゴミ処理機 MS-N53
出典:Panasonic

約130℃の温風で乾燥除菌する「家庭用生ゴミ処理機 MS-N53」は、処理中の臭いを約99%カットするため、臭いがほとんど気になりません。処理物の上から生ゴミの追加投入もでき、約7分の1にまで減容してくれます。ソフト乾燥モードを使用すれば、有機肥料作りも簡単にできるので、家庭菜園などが好きな方にもいいですね。1日の最大処理量が8kgと大容量にもかかわらず、ゴミ箱感覚で使用できるスリムなサイズ感も魅力です。

  • 生ゴミ処理中の臭いが気になる方
  • 有機肥料を作りたい方
  • ゴミ箱感覚で使用したい方
商品名:家庭用生ゴミ処理機 MS-N53
最大処理容量:約2kg(約6L)/回、約8kg(約24L)/日
消費電力:800W
作動音:連続運転時42db、かくはん時44db
減容率:7分の1
サイズ:奥行36.5×幅26.8×高さ55 cm
価格:77,800円(税込)

家庭用生ゴミ処理機 MS-N53

【乾燥式】【室内】パリパリキューブ ライト アルファ/島産業

パリパリキューブ ライト アルファ
出典:島産業

卓上サイズのコンパクトな「パリパリキューブ ライト アルファ」は、おしゃれなトリコロールカラーで、キッチンをスタイリッシュに使用したい方におすすめです。少ないエネルギーでも短時間で乾燥可能なシステムを搭載し、動停止装置付きで電気代が節約できます。容器は三角コーナーとして使用できるほか、手入れも簡単なので衛生的に使えるのもうれしいですね。60度~80度の低温で乾燥させているため、異物が混入しても故障や発火の心配が少なくなっています。

  • 生ゴミが少なくコンパクトに使用したい方
  • 電気代を抑えたい方
  • 簡単なお手入れ方法で衛生的に使用したい方
商品名:パリパリキューブ ライト アルファ
最大処理容量:節電モード 約200g(約0.6L)~400g(約1.2L)/回、通常モード 最大約700g/回(約2.0L)
消費電力:150W
作動音:約36db
減容率:5分の1
サイズ:直径21.5×高さ28.3cm
価格:24,500円(税込)

パリパリキューブ ライト アルファ

【バイオ式】【室内・屋外】自然にカエルS 基本セット SKS-101/セルレットのゴトウ

自然にカエルS 基本セット SKS-101
出典:セルレットのゴトウ

電気を使わない「自然にカエルS 基本セット SKS-101」は、水分をよく切った生ゴミを入れたら、ハンドルを回してかくはんするだけで分解処理できる生ゴミ処理機です。生ゴミのかくはん操作を手動にすることで、より環境や家計にやさしい設計になっています。処理能力は電気式と変わらず、約10分の1以下にまで生ゴミを減容可能。専用のバイオチップは好気性微生物を含んでおり、低温で有機分解でき嫌な臭いがしにくいのが特徴です。バイオチップの交換は4~5カ月毎でよく、2~3回再利用可能です。ワンタッチで蓋が開けられるので、キッチンで手軽に使用できますよ。

  • より環境に配慮しエコに使用したい方
  • 電気代を気にせず使用したい方
  • 室内で臭いを気にせず手軽に使用したい方
商品名:自然にカエルS 基本セット SKS-101
最大処理容量:700g/日
減容率:10分の1以下
サイズ:幅42.8×奥行28.3×高さ41.8cm
価格:24,200円(税込)

自然にカエルS 基本セット SKS-101

【バイオ式】【屋外】家庭用生ごみ処理機 バイオクリーン/スターエンジニアリング

家庭用生ごみ処理機 バイオクリーン
出典:スターエンジニアリング

屋外の雨が当たらない場所に設置する「家庭用生ごみ処理機 バイオクリーン」は、独自の分解方式により、生ゴミの85%前後を炭酸ガスに分解できる生ゴミ処理機です。残りの15%は基材の一部になり、堆肥として使用可能。処理終了後には自動的に節電モードになってくれる省エネ設計なのもポイントです。基材の追加や交換をしなくても長期間安定した分解力を持つのが特徴で、手間なく使用でき、基材費用などのランニングコストもほとんどかかりません。最大処理能力が約2㎏と大きいため、生ゴミが多い方に向いていますよ。

  • 生ゴミ処理機を屋外に置きたい方
  • 長期間手間なく使用したい方
  • ランニングコストをかけずに使用したい方
商品名:家庭用生ごみ処理機 バイオクリーン
最大処理容量:2kg/日
消費電力:170W
作動音:36db
減容率:85%以上
サイズ:幅40×奥行40×高さ78cm
価格:99,000円(税込)

家庭用生ごみ処理機 バイオクリーン

【乾燥式】【室内】Foodcycler FC-30(フードサイクラー)/MODERNITY(モダニティ) 

Foodcycler FC-30
出典:MODERNITY

「Foodcycler FC-30」 は、カナダ発の小型でスタイリッシュなデザインの生ゴミ処理機です。取り出したバケツの中に生ゴミを入れ、本体に戻してスタートすれば、わずか3時間で生ゴミを土と肥料に変えてくれます。嫌な臭いや雑菌を軽減してくれ、減容率は80~90%と高いのも魅力。堆肥化したものも臭いがないため、虫などを寄せ付けず、肥料やペットのフードとしても利用できますよ。専用バケツは食洗機でも洗えるので、衛生的に使えるのも嬉しいですね。

  • スタイリッシュな商品を探している方
  • 家庭菜園やペットフードなどに再利用を考えている方
  • 生ゴミ処理機も衛生的に使用したい方
商品名:Foodcycler FC-30
最大処理容量:2L
消費電力:500W
作動音:30db以下
減容率:80~90%
サイズ:28×32×36cm
価格:61,380円(税込)

Foodcycler FC-30

【バイオ式】【屋外】エココンポスト IC-100 ブラック/アイリスオーヤマ

エココンポスト IC-100 ブラック
出典:アイリスオーヤマ

土にコンポストを設置したら、コンポスト用菌床と生ゴミ発酵促進剤を投与して生ゴミを投入していく 「エココンポストIC-100 ブラック」。生ゴミ投入後は1週間に1回コンポスト用菌床と生ゴミ発酵促進剤を追加していき、堆肥化させていきます。ブラックにリニューアルされたことで太陽の熱を吸収しやすくなり、発酵スピードもアップしました。100L以外にも130Lと160Lのサイズ展開あるため、家庭での生ゴミの量などで商品を選べますよ。

  • 屋外で堆肥作りをしたい方
  • 生ゴミの量が多い方
  • 電気代を気にせず使用したい方
商品名:エココンポストIC-100 ブラック
最大処理容量:95L
サイズ:56×56×63cm
価格:4,880円(税込)

エココンポスト IC-100ブラック

おすすめの生ゴミ処理機比較表

商品画像
 
ブランド 伝然 Panasonic 島産業 セルレットのゴトウ スターエンジニアリング MODERNITY アイリスオーヤマ
商品名 室内用生ゴミ処理機ナクスル 家庭用生ゴミ処理機 MS-N53 パリパリキューブ ライト アルファ 自然にカエルS 基本セット SKS-101 家庭用生ごみ処理機 バイオクリーン Foodcycler FC-30 エココンポスト IC-100 ブラック
特徴
  • 簡単に使いたい方
  • 生ゴミ処理中や処理後の臭いが気になる方
  • 電気代を抑えたい方
  • 生ゴミ処理中の臭いが気になる方
  • 有機肥料を作りたい方
  • ゴミ箱感覚で使用したい方
  • 生ゴミが少なくコンパクトに使用したい方
  • 電気代を抑えたい方
  • 簡単なお手入れ方法で衛生的に使用したい方
  • より環境に配慮しエコに使用したい方
  • 電気代を気にせず使用したい方
  • 室内で臭いを気にせず手軽に使用したい方
  • 生ゴミ処理機を屋外に置きたい方
  • 長期間手間なく使用したい方
  • ランニングコストをかけずに使用したい方
  • スタイリッシュな商品を探している方
  • スタイリッシュな商品を探している方
    家庭菜園やペットフードなどに再利用を考えている方
  • 屋外で堆肥作りをしたい方
  • 生ゴミの量が多い方
  • 電気代を気にせず使用したい方
最大処理容量 1~1.5kg/日 約2kg(約6L)/回、約8kg(約24L)/日 節電モード 約200g(約0.6L)~400g(約1.2L)/回 700g/日 2kg/日 2L 95L
消費電力 60W 800W 150W 170W 500W
作動音 30db以下 連続運転時42db、かくはん時44db 約36db 36db 30db以下
減容率 記載なし 7分の1 5分の1 10分の1以下 85%以上 80~90% 記載なし
サイズ 幅38.5×奥行43×高さ58cm 奥行36.5×幅26.8×高さ55 cm 直径21.5×高さ28.3cm 幅42.8×奥行28.3×高さ41.8cm 幅40×奥行40×高さ78cm 28×32×36cm 56×56×63cm
価格 123,300円(税込) 77,800円(税込) 24,500円(税込) 24,200円(税込) 99,000円(税込) 61,380円(税込) 4,880円(税込)
商品リンク 詳細 詳細 詳細 詳細 詳細 詳細 詳細

まとめ

家庭で使える生ゴミ処理機は、生ゴミのイヤな臭いの軽減やゴミ出しの負担を軽減してくれるアイテムです。生ゴミの量を減らすことはエコにも繋がり、いいことづくしです。さまざまなタイプがあるので、家庭での使い方に合ったものを選んでみてください。購入時には、自治体に補助があるのかどうかも忘れないように確認してくださいね。 

広島県在住。 東京から移住し、最近の言葉で言うところの「スローライフ」をのんびり送っています。 ヨガは日々の習慣になっていて、特に呼吸法(プラーナーヤマ)を意識・大切にし体を動かしています。 YOGAHACKを通してヨガの楽しさ・魅力が伝えられればと思います。