断食後回復食「スッキリ大根」で腸内にとどまる宿便を出そう!作り方と摂り方のポイントとは?

近年ライフスタイルに取り入れる人も少なくないプチ断食やファスティング。胃をからっぽにしてすっきりした後初めての回復食におすすめの「スッキリ大根」は宿便を流してくれると話題です。スッキリ大根の作り方と摂り方のポイントをご紹介します。

近年生活習慣に取り入れている人が少なくない断食・ファスティング。半日や1日だけのプチ断食は特に取り入れやすいですね。

内臓を休ませ、デトックス効果が期待できる断食を行う際に気をつけるのが断食後の「回復食」。身体に負担のないものを選ぶ必要があります。

今回は、そんな断食後の1食目の回復食としておすすめかつ、宿便を出してくれると話題の「スッキリ大根」をご紹介します。

断食・ファスティングは回復食までがセット

人によって断食期間は異なります。半日や1日だけのプチ断食というケースもあれば、3日や1週間など長期的に行う場合もあります。

しかし期間が異なるにせよ、大事なのは断食後の回復食。

特に長期の断食であればあるほど、重湯や具なしのお味噌汁などから、断食期間と同じ日数をかけ、少しづつ通常の食事に戻す必要があります。

いきなり通常の食事にしてしまうと内臓に負担がかかり、腸や胃にトラブルが起きやすいためです。

断食を行ったあとに食べる回復食は、味のかなり薄いものでも、素材の旨みが凝縮されていて本当においしく感じます。

断食を行う目的は内臓を休ませる、ダイエット、老廃物を出す、など人によってさまざまでしょうが、この回復食のとり方でたとえばダイエットが成功するか、ということにも充分関わってきます。

断食はいきなり、明日からしばらく食べない、などと始めるものではなく、特に長期の断食であれば、準備食・断食期間・回復食とスケジュールを組んで計画的に行う必要があります。

宿便をとってくれると話題の「スッキリ大根」とは?

宿便をとりたい!そう思って断食を行う人も少なくないでしょう。

西洋医学では「宿便」という概念はないようですが、腸内に溜まっている汚れ・有害物質などがあるならばそれをすっきり排出したいものです。

スッキリ大根とは、別名「梅流し」ともいわれるもので、大根を煮た煮汁に梅干しを潰し入れて飲んだ後に、煮た大根・きゅうり(味噌をつける)を食べ、また煮汁+梅→大根→きゅうり、と便意を感じるまで繰り返す、というものです。

しっかり宿便をとるためには48時間以上の断食を行ってから食べることを推奨されています。

48時間以上の断食後なので、久しぶりに食べる固形物で柔らかく甘い大根が身体にしみておいしいと感じる人が多数いるようです。

長い時間をかけてよく噛み、ゆっくり食べるのでお腹もいっぱいになります。

筆者も行いましたが、始めはおいしく感じるのですが、ずっと食べているととても飽きました。しかし腸はすっきりしましたよ。

体験者のクチコミ

スッキリ大根を実際に行った人のクチコミをご紹介します。

スッキリ大根すご〜〜

超快腸なんだが!!

 

スッキリ大根でデトックス完了。腸がリセットされた感じ。回復食は楽しんで作ろう!

 

2日間の断食して

スッキリ大根たべたら

腸内洗浄されまくって

びっくりしてる

 

宿便をとることを目的として断食した人は、充分効果を感じられているようですね。腸内すっきりは気分のいいものです。

スッキリ大根の作り方

それでは、スッキリ大根の作り方をご紹介します。

【用意するもの】

  • 大根                     …1/3本
  • 水                        …2ℓほど
  • 昆布(出汁として)…適当
  • 梅干し                  …3個
  • きゅうりやりんご   …適当
  • 味噌                     …適量

せっかく断食を頑張って綺麗になった身体に初めて入れる食材なので、新鮮なもの、無添加のものが推奨されます。

しかし普通のスーパーなどでは有機野菜や無添加の梅干しを見つけるのが難しいこともあります。

その場合はなるべく新鮮そうなものを選びましょう。また、梅干しは蜂蜜漬けではないものを選びます。

スッキリ大根レシピ

それでは作り方を解説します。

  1. 大根は厚さ1センチほどの輪切りか短冊切りにする。
  2. 鍋に出汁用の昆布と水、大根を入れて火にかける。
  3. 弱火でじっくり、40分~1時間ほどかけて柔らかく煮る。

大根を煮たあとの煮汁は、その後梅干しを入れて飲むので、捨てずに取っておきます。

煮るのに多少時間がかかりますが、放っておけるので楽です。その間にきゅうりやりんごを切ったり、梅干しの種を抜いて叩いておきます。

味噌はきゅうりにつけて食べるので、適当な量をお皿に盛っておきましょう。

スッキリ大根には塩などの調味料を使いません。しかし断食後は味覚が冴えるのでそれほど気にならない人が多いようです。

スッキリ大根の摂り方・注意ポイント

スッキリ大根には食べ方のポイントがあります。先に少し記述しましたが、食べ方の順番があるので、しっかり守りましょう。

食べ方

  1. まずミネラルウォーターを温めて飲む。
  2. とっておいた大根の煮汁をお椀や湯のみに入れ、叩いた梅干しを加えてゆっくり時間をかけて飲み干す。
  3. 柔らかくなった大根をゆっくりよく噛んで食べる。
  4. きゅうりやりんごを食べる。

この2~4を便意が感じられるまで3回以上は繰り返します。人により便意を感じるまでの時間は異なりますが、10分~1時間くらいで便意を感じます。

気をつけたいポイントのまとめ

スッキリ大根で宿便をとるために注意したいポイントを解説します。

  • 煮汁を飲む時も、大根を食べる時もゆっくりよく噛んで食べる。
  • 煮汁に入れる梅干しは1杯につき1個分ほど入れる。
  • 野菜やりんごはできれば有機のものを用意する。
  • 味噌はできれば麹が生きているものを選ぶ。
  • 順番を守って食べる。

断食が3日以上と長期の場合、回復食の1食目は流動食の方が身体には安全といえます。

スッキリ大根で宿便がきちんととれることを確認したい時は、1日~2日の断食にするといいでしょう。

スッキリ大根で快適な腸内環境を

今回は宿便をとってくれるスッキリ大根をご紹介しました。

スッキリ大根の味は筆者のように始めはおいしくても飽きる、というケースもありますが、大方おいしいと感じる人が多いようです。

梅干しやきゅうり、りんごなどで味の変化があるのは嬉しいポイントですね。

しかし、これで腸内の余計な汚れが取れれば身体が快適になるでしょう。

短期の断食を時々行う人は、ぜひこのスッキリ大根を試し、腸内を綺麗にしてみてください! 

ゆっくりとした深い呼吸を意識しながら身体を動かすヨガ、自然由来のコスメやスキンケア、身体に優しく美味しい食事を生活に取り入れて、本来の人間の力を引き出すことを日々実践しています。
神秘的な自然治癒力に興味津々!