【物理的に側にいなくても】友人やパートナーに寄り添える10の方法!

現在私たちは今まで以上に互いに寄り添ってサポートし合う必要があります。今回は、物理的には離れていても大切な相手の気持ちに寄り添う10のヒントをご紹介します。そばにいる相手にも使える方法なのでぜひ実践してみてくださいね!

今、互いに寄り添うことが大切!

私たちは皆さまざまな形で、新型コロナウイルス(COVID-19)による影響を受けています。職を失った人もいれば、労働をせざるを得ない状況にあり命を危険にさらさなければならない人もいます。ある人は愛する家族を亡くし、ある家族は愛する人の健康を心配しています。長い間、友人と会って一緒に時間を過ごせていない人もいます。

私たちは今まで以上に互いに寄り添ってサポートし合う必要があります。しかし、物理的な距離を保っているときにはどのようにして相手をサポートすると良いのでしょうか。家の中や電話・メール・ビデオ電話越しでは、どのようにして相手に寄り添ってあげると良いのでしょうか。今回は、「話を聴く」ということにフォーカスをし、コミュニケーションから相手に寄り添う10のヒントをご紹介します。

相手に寄り添う10のヒント

1. 共感+ポジティブな言葉を心がけよう

遠くにいる相手の気持ちがネガティブになっていた時には、どのようにして相手の心に寄り添ってあげるとよいでしょう?「人生そんなものだよ」という言葉でアドバイスをする?こういった励ましにも見える言葉をただかけるだけでは、相手の心に寄り添うことは難しいです。

相手の心に寄り添った深い対話をしようとするなら、まずは相手のネガティブな気持ちを受け止めてあげます。ネガティブな精神状態から本来の自分に戻ってもらうことが大事です。辛抱強く相手の心が安定するまで相手の気持ちに共感し続けましょう。

そして相手の心が回復したと思う頃に、ポジティブな言葉をかけてあげます。相手の得意なことや尊敬するポイント、長所などのプラスな言葉を慎重にかけてあげましょう。そうすることで、相手は広い心を持ち、持っていた心の問題を小さくすることができます。

この対話法を心がけるだけで、相手の心に寄り添うだけではなく相手が抱える悩みを小さくすることもできます。

2. 共感を呼ぶ相づちをしてあげる

「私はあなたの言葉を聴いています」というリアクションを相づちによって示すことが大事です。良い相づちは共感を生み出します。先にも述べたように、共感は相手が心に抱えるネガティブな感情を小さくします。

もし、友人から悲しかった出来事などを聴く機会があれば、「そうだったんだ」「それはつらいね」などと良い相づちを打ってあげましょう。良い相づちを打てば、相手の方から話を進めてくれます。加えて、心に溜まっている不安や不満をスムーズに吐き出すことができます。

相づちを打つときに注意しないといけないのが、安易な相づちを打たないことです。「そうだよね!」「わかる」などの相づちは打ち方によっては、「自分の話をしっかり聴いているのだろうか」という疑いや「本当にわかってくれているのだろうか」という不信感を与えてしまいます。

話をしっかり聴いているという姿勢を示したい時は、安易に相づちを打つよりも質問をして会話を進めていくか、内容を詳しく掘り下げるような相づちの使い方をすることで、話し手が自分の話をしっかりと聴いてもらっているという満足感を持つことができます。

3. 言葉の裏側に潜む相手の気持ちを読み取る

現代人のコミュニケーション能力の衰退は、相手の言葉に隠された本心や感情を読みとることができなくなっていることに原因があります。話し手は、その言葉の裏に隠されている本心や感情こそ伝えたいと思っている場合も多いのです。

私たちの会話には、「意味情報」と「感情情報」と呼ばれる2種類のメッセージが込められています。人の話を聴く時は、この相手の言葉に込められた2種類のメッセージを確実に理解する必要があります。例えば「お腹がすいた」という言葉を相手が発したとします。この言葉には現在の心境の報告(意味情報)以外にも、「何か食べに行こう」という覚悟の表明(感情情報)も含まれています。

最近のコミュニケーションでは、意味情報だけが相手に受け取られるケースが増加してきています。つまり、言葉の表面的な部分だけが伝わり感情を読み取ることが減っているということです。

相手と距離が離れていたとしても心に寄り添ってあげるには、相手の言葉の裏に隠されている感情を読み取ってあげることを意識しましょう。

4. 相手の感情の代弁者になる

自分の気持ちを表に出せなかったり、何らかの事情によって感情表現をするのが苦手な人はいます。そういった方々にとっての良い聴き手というのは、彼らがため込んだ感情を上手に表に出してあげられる人のことを指します。

例えば、友人が「昨日は夜遅くまでずーっと仕事をしていたの」といってきたら「そうなんだ」の一言で済ませるのではなく、「大変だったね」「頑張ったね」と相手の感情を代弁する言葉を付け加えてあげます。もし相手に何か意見を言いたい場合は、この感情の代弁で相手に敬意を示した後で「次は睡眠をしっかりとって作業の効率化を図ってみて!」と伝えるといいのです。

感情は溜め込みすぎると、それはいずれか心の病気につながります。感情の代弁を通して溜まった感情を解放させてあげることで、相手のストレスが軽減されるでしょう。

5. 孤独感を軽減させてあげる

多くの問題は孤独感から生じています。夫婦関係がうまくいっていない、将来に不安を感じる、仕事がうまくいかなくて居場所がなくなったらどうしようなど、悩みの種は孤独感から生まれていることがほとんどです。

孤独感を持っている相手に対して「私はあなたのそばにいて、いつでも話を聴いてあげる」という気持ちを対話から表現をすることで、相手の孤独感を少しずつ減らしていくことができます。「何かあってもなかったとしてもいつでも連絡してね、話を聴くから」「どんな時も一緒にいるよ」と声をかけてあげるだけで、相手は安心することができます。

6. 相手をジャッジせずに心を真っ白にして向き合う

人は何に対しても判断しがちです。しかし、人を常にジャッジする姿勢を持ってしまうと、相手との間に壁を作ってしまい心に寄り添うことから遠ざかってしまいます。

特に、人の性格に関しては固定観念に当てはまらないケースが多いです。例えば「彼はこの国出身の人だから、絶対にこう言った性格の気質がある」などとは断言することができないです。確かにその国ならではの気質がある人は多いかもしれませんが、ない人も必ずいます。相手が本当にそういった性格なのかもわからないのに、相手の性格に対して「絶対にこうである!」と断言をすることは、相手を不快な気持ちにさせるリスクを伴います。

固定観念を外して「私はあなたを判断しないで話を聴きますよ」という姿勢を見せることで相手は素直になってくれます。そういった形で相手と向き合っていくことで、相手の本来の姿や気持ちが見えます。また、本来の姿が見えて相手があまりにも自分の価値観と離れていた場合に「なるべく距離を置いて付き合って行こう」という判断もすることもできます。

7. 説得をしようとしない

説得をすれば相手は動いてくれるという勘違いは大変多いです。人は説得されたから動くのではなく、あなたの働きかけにより自分が納得したから動いています。相手の心を動かしたいと思うのならば、強制的なやり方で相手を説得するのではなく、話を聴いてあげて話をリードすることで自然と納得してもらうことができます。

実は、会話は話し手だけが話をリードしているのではなく、聴き手も話をリードすることができます。相手の話を真剣に聴いて相手の心に触れることで、自然と相手を納得させることができるのです。

また、人は困難な状況にある人に対してアドバイスを与えがちです。もちろんアドバイスを受け取ることで、再び明るい気持ちで出発できる場合もあります。しかし、多くの人の傾向としては、具体的なアドバイスを尋ねていない限りただ話を聞いてもらいたいことが多いです。相手が話している時は、落ち着いて相手の話を聴いてあげてください。

相手の状態をしっかりと把握して、アドバイスを与えるか話を聴いて共感してあげるかのどちらかを選択しましょう。

8. 問いかけをする

「どうしてる?」「何かあった?」「今日は何していたの?」などの、問いかけから相手のことを気にしていると示してあげることで、相手は安心して話を切り出しやすくなります。人は何か苦労を抱えている時に、自分の気持ちを語ろうとしないことがあります。こうした場合、愛情のこもった問いかけをしてあげることで人は話しやすくなります。

特に話したいことがなくても、この問いかけを挨拶がわりにすることで、相手は「実は今日こんなことがあってさ...」と話始めることもあります。さりげない問いかけをすることで、相手の心に無条件に響き、心の距離を縮めることができるのです。

9. 話しのトーンを相手に合わせてみる

心理学の世界では、相手と同じ行動をすることで親近感を高めることはよく知られています。相手に寄り添ってあげたい時は、相手の調子に合わせて話を聞いてあげることが大事です。

例えば、電話越しの声のトーンを相手に合わせることで、話し手は共感を覚えるようになります。相手がそれまで見せていなかった表情をだったり本心を見せてくれます。メールでの会話もそうです。字からでている雰囲気を読み取り同じムードで返すことで、相手はあなたに親近感を持つようになります。

相手が辛い気持ちや嬉しい気持ちを表現しているときに、相手と同じムードであることを示すことで「寄り添ってくれている」「自分1人ではない」と考えてもらえるようになります。

10. 「オウム返し」で相手の話を促してあげる

「オウム返し」の相づちは、会話で相手をサポートするのに効果的です。例えば、「実は彼と別れたの」と切り出してきたら「〇〇さんと別れたんだ...」とオウム返しをすれば、相手は「そうなの、実は1週間前くらいに」と話進めてくれるでしょう。

オウム返しで相手の言葉を復唱することで、相手の話を真剣に聴こうとする姿勢を示します。そうすることで、相手はもっと深く語り始めてくれるようになります。

あまりやり過ぎてしまうと相手は本当に話を聴いているのかを疑ってしまうので、程よい程度にオウム返しをしてあげましょう。

対話から相手の本当の気持ちを見つけよう

対話によるネガティブな要素の予防効果は高いです。寄り添ってくれる人が1人でもいれば、状況に対して絶望することはありません。そして、対話によってその人本来の輝きを取り戻すこともできます。ネガティブな要素やストレスを対話によって解放してあげることで相手は輝きを取り戻すのです。

ご紹介した10のヒントは、新型コロナウイルスの状況下だけではなく、ストレスを抱えることの多い現代社会でももちろん役立ちます。あなたの周りの大切な人に愛を与える=自分の周りを愛で満たすということでもあります。愛を与えることで、あなた自身も愛を受け取っていきましょう。

Z世代、ハワイアンダンス、ヨガ、国際コミュニケーション学部専攻(卒)元オーストラリア留学生。「誰もが生きやすい世界」をコンセプトに世界各地のカルチャー、社会問題×ライフスタイル、メンタルヘルス×ヨガなどを中心にお届けします!
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