ビタミンC誘導体の化粧水専門家おすすめ6選！効果や種類、話題のAPPS商品も多数！

専門家にビタミンC誘導体の化粧品や効果・種類を聞きました！

世界中のオーガニック商品の輸入会社代表をしている、オーガニック専門家のmaimiさん。
日本化粧品検定1級資格も取得されており、コスメコンシェルジュとしても活躍されています！オーガニックコスメをはじめご自身の生活も、環境に配慮した心が豊かになる丁寧な暮らしを送られています。そんなmaimiさんに、おすすめのビタミンC誘導体化粧水をお伺いしました。肌が敏感になりがちなこの季節こそトライしてみる価値ありです。
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そもそもビタミンCとは？

そもそも、「ビタミンC」とは水溶性ビタミンのL-アスコルビン酸のことを指します。メラニン生成を抑制するのでシミ予防、体内のコラーゲン生成を助け、その抗酸化作用によるニキビ対策でも化粧品業界で多く利用されてきました。ただ、空気に触れると壊れて変色したり持続性もあまりないという弱点があります。

ビタミンC誘導体とは？

ビタミンCをそのまま塗っても吸収されなかったことや安定性がなかった欠点を解決したのがビタミンC誘導体です。

ビタミンCの構造式の一部を変えていて、「水溶性、脂溶性、新型」の3種類があります。クリームなどは脂溶性、今回紹介する化粧水などは水溶性や新型のビタミンC誘導体が使われます。

水溶性のビタミンC誘導体は、リン酸アスコビルナトリウム（VC-PNa）やリン酸アスコビルマグネシウム（VC-PMg）などリン酸型にしたものや、ビタミンCに「グルコース」を結びつけて安定させたL-アスコルビン酸2グルコシドなどがメジャーです。
脂溶性にはテトラヘキシルデカン酸アスコビルやパルミチン酸アスコルビルなどが挙げられ、水溶性に比べて即効性は劣りますが刺激が少ないのも特徴です。

以前はリン酸型やグルコースを結び付けたビタミンC誘導体が用いられてきましたが、最近では新型の「VCエチル」が注目されています。ビタミンC誘導体は皮膚にある酵素で分解するのですが、なんとVCエチルは酵素を必要としないので肌につけてからの即効性が高いと言えます。

また、新型の「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」は水性と脂溶性の両性の特性をもち、ビタミンCの100倍の浸透性とも言われている話題のビタミンC誘導体の一つです。
他にもオリゴ – ヒアルロン酸を結合した新型「VITA-HA」など今後もさらに改良されて新しいビタミンC誘導体が出てくるでしょう。

ビタミンC誘導体の効果は？

• 美白
• 毛穴の引き締め
• メラニンを抑制しシミ予防
• くすみ肌の改善
• ニキビ対策
• 肌の保湿

などビタミンC誘導体は、幅広い美肌効果が期待できると言えます。また、各メーカーからビタミンC誘導体の化粧品が販売されていますが、それぞれ特徴がことなります。

• どのアプローチに強いビタミンC誘導体を用いているか
• 濃度はどの程度か
• 使用タイミングはいつか（水溶性か脂溶性かによって洗顔後の使用か化粧水の後か等変わる）

最大限に肌ヘ浸透させるためにも、ビタミンC誘導体それぞれ特性の説明をよく読んで効果を得たいですね。

特に新型ビタミンC誘導体は水溶性と油溶性の両方の特性を持っていて、水にも油にも溶けるので皮膚の角質層へよく浸透すると言われていますよ。

プロがおすすめビタミンC誘導体化粧水

おすすめのビタミンC誘導体化粧水を紹介します。今回私がおすすめするアイテムは、効果を追求するだけでなく、無添加にこだわる美容液がほとんどなので安心して使っていただけますよ。

EYVOS（エトヴォス）　バランシングライン

ニキビやニキビ跡に悩む方にオススメしたい薬用化粧水です。甘草成分がニキビを予防してくれるだけでなく、進化型のビタミンC誘導体がメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ役割を担ってくれます。

ソープから化粧水、乳液、ジェル美容液がセットとしても販売されていて、化粧水の後に使うクリームジェルや美容液にもビタミンC誘導体が配合されていますよ。洗顔後、乳液前に使って肌を潤します。

ETVOSバランシングラインお試しセット

ビタミンC誘導体化粧水　 APPS(アプレシエ）＋E(TPNa)ローションDX

浸透型ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)が、今まではイオン導入しないと届かないと言われていた肌の奥まで浸透します。コラーゲン生成に優れているので、エイジングケアになり小じわ対策にも。

ビタミンE誘導体TPNaはビタミンCと共に効果を発揮しくれて、紫外線やストレスから肌を守ってくれます。その他にもビタミンB誘導体やビタミンP誘導体など各種ビタミンや、スクワランやコラーゲンで肌をしっとりと保湿してくれますよ。洗顔後に500円玉程度をコットンにとって顔全体に広げて使います。

ビタミンC誘導体化粧水　 APPS(アプレシエ）＋E(TPNa)ローションDX

ビタミンC誘導体化粧水　APPS(アプレシエ）+E（TPNa)+アルファ

上記に紹介した「ビタミンC誘導体化粧水 APPS(アプレシエ）＋E(TPNa)ローションDX」に入っているビタミンCやビタミンE誘導体に加えて、ブドウつるエキスやビルベリー葉エキスなど話題の植物性成分を配合し、長時間しっとりと肌を保ってくれる３Dヒアルロン酸も入っています。

石油系界面活性剤不使用、ノンパラベン、ノンアルコール、フェノキシエタノール不使用、無鉱物油、合成香料不使用、合成着色料不使用(タール色素）という作りも素敵ですね。

ビタミンC誘導体化粧水　APPS(アプレシエ）+E（TPNa)+アルファ

キャシーズチョイス Cーマックスローション

ニキビ肌や凹凸など肌のムラに悩んでる方に伝えたい商品です。安価なグリコシドタイプのビタミンC誘導体ではなく、リン酸アスコルビルMgという肌にちゃんと吸収されるものを採用されています。

6%配合と数値を明記しているのも安心できますよね。化粧品業界では市販のものは1%ほどの物も多いなか、エステサロン用並の高濃度です。洗顔後や入浴後500円玉大をコットンにとって顔全体に満遍なく広げたり、顔全体にたっぷりCーマックスローションをつけたらラップで覆ってラップパックはスペシャルケアの際におすすめな使い方だそうです。

 キャシーズチョイスCーマックスローション

CYCLE PLUS リッチローション

APPSを主とするパウダーとローションを混ぜるという2剤式化粧水。それぞれの人が使い始めるときに混ぜ合わせてから1ヶ月間高い品質が保てる美容液レベルな化粧水と言えます。

水溶性ビタミンE誘導体（TPNa®）や、EGF/FGF様ペプチドなども贅沢に配合されていて肌トラブルを防いで肌のハリを上げてくれますよ500円玉大を手のひらに取って顔全体に、さらに100円玉大を気になるところに重ねづけして使います。

 CYCLE PLUS リッチローション

TOUT VERT

APPS（アプレシエ）100%のパウダーを使ってオリジナルの化粧水が作れます。無添加で何も無駄なものは入れたくない方や、自分の納得する濃度で作り立てを使いたい方におすすめです。

皮脂を抑えてニキビなどを防いでくれることなどが期待できますが、APPSと水だけでは肌が乾燥してしまうので上記で紹介した商品のようにヒアルロン酸や保湿力のある植物由来成分を配合させたり、乳液でカバーできるものなど工夫は必要ですね。

TOUT VERT

まとめ

今回紹介したのはビタミンC誘導体の中でもAPPS配合の化粧水です。水分に弱いという弱点もあるので、粉末と液体で分かれているものや短期間で使い切れるサイズを選ぶ、直射日光で劣化するので暗所で保管することをおすすめします。