朝スッキリ目覚めるためにやるべきリスト11!寒くて布団から出れない!を無くそう

「冬の朝は起きるのが辛い!」そう思っているのはあなただけではありません。それでも、ちょっとした工夫で幾分にも冬の朝を快適に過ごすことができるんですよ。今回は寒さに負けずにスッキリと爽やかな朝を過ごす方法をご紹介します。

寒い冬は起きられない・・・

冬の朝が辛い理由

「あと5分、あと10分…」冬の朝は、目覚ましがなっても中々布団から出れず、二度寝に落ちてしまうという方も多いのではないでしょうか。また、いくら早く寝て睡眠時間は取れているはずなのに、中々スッキリした朝の目覚めにならないという人も冬場はよく聞きますよね。冬の朝は、多くの人が「辛い」と感じています。何を隠そう、筆者も冬の朝は大の苦手です。

寒い

冬の朝布団から出られない一番の理由として思い浮かぶのが「寒い」から。いざ「起きよう!」と布団から出てみると、ぬくぬく暖かいお布団の中と外の温度の差に毎朝びっくりしてしまいますよね。

暗い

また、冬の朝は「暗い」というのも、中々布団から出にくい原因なんです。
私たち人間は太陽の光を浴びる事で一日の時間の移り変わりを感じ取り、体内時計もそれに合わせて夜の就寝モードや日中の活動モードに切り替わります。冬は暖かい時期に比べて、朝の日差しが弱まります。起きて、まだ外が暗いと「まだ朝じゃない」と動物的に身体は反応するんですね。
また、暗さは、私達の自律神経にも影響を与えます。冬の日照時間が短い北欧などでは、冬場は自律神経のバランスが崩れて、鬱になる人も多いというデータもあるんですよ。副交感神経が過剰に優位に立ってしまうため、眠たくなってしまうんですね。

寒い冬も快適に目覚めるために試したいこと

快適に目覚めるためには「質の良い睡眠」を送ることが大前提。「質の良い」とは、ただ睡眠時間を長くすることだけではありません。
「夜中に何度も目覚めてしまう」、「夢をよく見る」などは、熟睡できていない証拠でもあります。熟睡できていないということは、朝起きた時に日中の疲れがしっかり取れていないということ。疲れが身体に残ってしまい、スッキリ起きることができない原因になります。

1.日中に適度な運動を

冬場は室内に篭りがちになり、身体を動かす機会が少なくなります。結果、疲れている脳と充分に動かせていない身体でアンバランスが生まれてしまいます。運動不足は睡眠の質に影響を与える要因の一つ。「寒いから」と言って、運動を避けるのはNGです。

寒い冬も無理なく続けられる適度な運動

  • スマホAppを利用してヨガ
  • 寝る前に簡単ストレッチ
  • 器具を使わない筋トレ

2.就寝2時間前から電子機器の使用をしない

映画を見たり、SNSやメールをチェックしたり…寝る前に、電子機器を見るという方も多いですよね。けれど、その行動には注意が必要。
実は、電子機器の発するブルーライトには、「脳をスッキリさせ目覚めさせる」という作用があります。つまり寝る前に脳を目覚めさせてしまえば、当然「寝たい」という意思とは裏腹に、脳は目覚めてしまいます。お布団に入っても中々眠りにつけず、就寝時間が遅くなってしまうことに繋がります。
少なくとも、就寝2時間前は電子機器の使用は控えるのがおすすめ。

就寝2時間前のデジタルフリーな過ごし方

  • バスタイムを楽しむ
  • 陰ヨガやストレッチをする
  • アロマをたく
  • 紙の本を読む
  • ハーブティーを飲む
  • 家族と過ごす 

3.湯船に浸かる

忙しいとついシャワーだけで済ませてしまうという方もいますよね。けれど湯船にゆっくり浸かるのは睡眠そして、翌朝快適に起きるために重要なんですよ。
入浴をすると身体が温まり、身体の内部の温度が上昇します。そして、入浴が終了すると温まった身体が冷えて急激に体温が下がります。通常、身体は目覚めると活動に向けて深部体温を上げ、眠るときには疲れを取るために熱を下げることで休ませようとする性質があります。このため、身体内部の温度が早くしっかりと下がるほど寝つきが良くなるといわれています。

4.寝る前に軽いストレッチをする

寝る前にストレッチをすることは、様々な効果が期待できるとあって、冬以外にも習慣にしたい入眠儀式です。

寝る前のストレッチで期待できる効果

  • 睡眠の質を上げる
  • 血流改善
  • 老廃物の排出を促進
  • むくみ解消
  • 疲労回復を早める
  • 筋肉痛やコリを和らげる
  • 柔軟性を高める
  • 骨格を整える
寝る前ストレッチは、1つのストレッチに対して10秒~30秒かけることがおすすめ。たっぷり長い時間をかけてストレッチした方が、筋肉がほぐれて気持ちよいと感じられるようになります。

また呼吸にも意識を向けましょう。深く呼吸をすることで、副交感神経を優位にする効果が得られリラックスできます。

5.寝付きをよくするホットドリンク

温かい物を飲む事で入眠しやすい効果があると言われています。
ハーブティーなどには、交感神経を鎮めリラックス効果を高めてくれるものが多くあります。ただし、ハーブはそれぞれ効能が異なります。得に落とし穴なのが実は「ノンカフェインじゃなかった」ということ。また、利尿作用が強いハーブティーは夜中に起きてしまうこともあるためハーブティーを選ぶ際には気をつけましょう。就寝時におすすめのハーブは下記を参考にして下さいね。
ハーブ おすすめポイント
パッションフラワー 植物性の安定剤とも言われており、不眠に効果的。催眠・鎮静作用に加え、筋肉のコリを和らげる鎮痙作用もあり、疲れや寒さで身体がこわばっている時にもおすすめ。
リンデン 不安や神経の高ぶりをしずめて緊張を和らげてくれます。
レモンバーム 心の緊張をほぐしてくれメンタル面の疲れを感じている時におすすめのハーブ。
カモミール 寝る前のリラックス系ハーブティーの代表格「カモミール」。炎症を鎮める作用があり、ストレスによる胃の不調や婦人科系のトラブル、不眠に効果的。
 価格・1,155円(税込み)

Clipper Organic Sleep Easy Infusion

オーガニックハーブを手軽に楽しめる「クリッパー」の「Clipper Organic Slepp Easy Infusion」は、寝る前でも安心して飲めるハーブがブレンドされたベッドタイムティー。カモミールベースで、レモンバームやミントの爽やかな香りがリラックスさせてくれます。しっかり香りがほしい方向けのブレンドティーです。

6.エアコンはNG

朝目覚めた時の寒さ対策も快適に目覚めるために欠かせません。特に布団の中と外の温度差は、いざ起きようと出た途端に気持ちが萎えてしまう理由の一つですよね。

 エアコンで部屋を暖めるのはNG。寒くなってくるとよく使うエアコンの暖房。小さい子どもがいるご家庭などは、安全性も高いため利用している人も多いかもしれませんが、その部屋の空気はとっても乾燥してしまいます。

価格・17,273円(税込み)
エアコンのように部屋を乾燥させないのがオイルヒーター。オイルヒーターは発火、燃焼がなく、温風やニオイも発生しないので、室内の空気をきれいなままに保つことができます。乾燥感も少なく、換気に気を遣う必要がない。また、ホコリや花粉・ペットの毛をまきあげることもないので、小さなお子様や空気の汚れに敏感な方にもおすすめです。
起床時間よりも早い時間や帰宅前の時間に合わせてセットしておくといった使い方も可能なので、朝起きた時の寒さ対策に利用しない手はないですよね

7.寝具の温めには湯たんぽを利用

寝る時は身体を温めすぎないことが大切とお話しましたが、あまりにも冷やしすぎは寝入りを邪魔する可能性も。そんな時に利用したいのが、「湯たんぽ」です。
価格・3,630円(税込み)
 
ドイツ発ファシーの湯たんぽは、水を入れて冷蔵庫で冷やすと水枕にもなりエアコンの使用を抑えられるため、エコ先進国では最近話題の湯たんぽ。丸ごと洗浄可能なのも嬉しいポイントです。合成樹脂PVC製ですが、指定の宛先に返送すると廃プラスチックを燃焼してエネルギーを回収するサーマルリサイクルしてくれる徹底ぶりは、エココンシャスな人には見逃せないポイントです。

8.布団がずれても大丈夫!スリーパーを活用

価格・3,290円(税込み)

[ベルメゾン] ルームウェアトップス レディース スリーパー

小さい子どもか冬の夜に着用する「スリーパー」は、大人にもおすすめ!夜中にや毛布のズレや、起床時にお布団から出る時の寒さを和らげてくれます。

9.お休みソックス

価格・1,499円(税込み)

【5足組】綿 冷えとり 靴下

女性は、末端の冷えが辛いという方も多いですよね。頑固な冷えで、お風呂に入っても布団の中でも足がひんやりしてしまう場合は「おやすみソックス」が便利。足の冷えが不快で夜中に起きることも防げます。綿素材なら汗も吸い取ってくれるため、蒸れを気にすることもなく快適です。

10.保温ボトルに白湯をスタンバイ

毒だし健康法として白湯を飲むだけで体重がすっきり落ちたり、排泄が良くなったり、吹き出物が消えたりすると話題の「白湯」。保温ボトルに白湯をスタンバイしておけば、布団から出ることなくすぐに飲むことができます。

11.太陽光を浴びる

冬場は夜の寒さ対策のために雨戸を閉めたり、厚手の遮断カーテンを使用する方もいるかもしません。寒さは凌げますが、光を遮ってしまうため、身体は朝モードにならずスッキリ起きれない原因に繋がります。

オイルヒーターのタイマーを活用したり白湯で身体を温めて、「寒いから」という理由で布団から出られないということがなくなったら、布団から出て真っ先にすることは、太陽光を浴びるようにしましょう。軽く伸びをしてストレッチをしたり、ヨガの太陽礼拝をして身体を目覚めさせるのもおすすめです。

冬も気持ちの良い朝で一日をスタートしよう!

冬は四季の中でも長く、そして最も辛い時期でもあります。しかし、ちょっとした工夫次第で、爽やかな朝を過ごすことは可能!毎日を健やかに過ごすためには朝の過ごし方はとても重要です。是非、寒い冬も快適な朝を過ごせる人が増えますように。

シンガポール在住8年フリーランスライター・ヨガインストラクター (全米ヨガアライアンスRYT200保持)。
WEBメディアを中心にライフスタイル、トラベル、ヘルスケア、エコについての執筆を手掛けながら、トレンドを取り入れつつそれぞれのニーズに合ったヨガクラスを当地で開催。
東洋と西洋の文化が集まるシンガポールからヨガや健康、ロハスなライフスタイルなど海外のトレンドをお届けします。
https://house-of-emma.com/