一度学べば一生役立つ『発酵食』の知恵・知識を通信で学ぼう!資格が取れる養成講座を受けてみた

いま巷で話題の発酵食。なんとなく健康によさそうなイメージだけど・・・と軽い気持ちで調べてみたら、想像していた以上に様々な効果があることが判明し惹きこまれていきました。どうせだったらきちんと学びたい!と、発酵食の資格に挑戦。学校に通わずとも自宅で好きなペースで学べて資格が取れる、通信型の発酵食スペシャリスト養成講座を受けたその経緯と実録をご紹介します。

発酵食&資格が気になったきっかけ

空前の発酵食ブーム!

味噌・醤油・納豆・漬物・ヨーグルト・チーズなどなど、日本人の食生活にも馴染みの深い発酵食。ここ数年、日本のみならず世界中で発酵食がブームになっているのをご存知でしょうか。キーワードは『腸活』。腸内環境を整える『腸活』はより健康により美しくなるためには絶対に欠かせないということで、腸に良い善玉菌が多く含まれている発酵食品への関心が高まっているのです。

例えば近年アメリカだとコンブチャ(紅茶キノコの発酵飲料)が大ブームとなり、これをきっかけに日本食の納豆や味噌にも注目が集まっています。東京でも発酵をテーマにしたカフェや居酒屋などの飲食店が続々オープンしている他、銀座ロフトではぬか床セットを買う若者の増加で売り場を拡大するなど、発酵食ブームは現在進行形で拡大中です。

発酵食とは?なんか健康よさそう・・・から、なにこれすごい!まで

▷ 何が発酵食品?

最初は「ブームだし、なんか健康によさそう」という軽い気持ちで発酵食について調べはじめました。そもそも、何が発酵食なのか、発酵とは何なのかという基本の基から。

日本にも海外にも様々な発酵食品が存在します。

日本の発酵食品 味噌・醤油・みりん・酢・塩麹・酒粕・甘酒・日本酒・焼酎・ビール・納豆・ヌカ漬け・塩辛・鰹節・鱒寿司・くさやなど
海外の発酵食品 タバスコ・豆板醤・ナンプラー・ワイン・紅茶・烏龍茶・コンブチャ・ウィスキー・チーズ・ヨーグルト・キムチ・ピクルス・ザーサイ・アンチョビ・サラミ・生ハム・ナタデココなど

味噌・醤油などの調味料や納豆・漬物など日本人ならば、意識しなくても発酵食品を口にしていることが多いはず。日本の発酵食品に限らず、海外の発酵食品も普段から食卓に上がるものが多いですね。発酵食は誰にとっても身近でよく食べているものだということがわかります。

▷ 発酵とは?腐敗と何が違う?

発酵は微生物が食品を分解する現象のこと。イメージ的に、発酵って腐るってことと同じなのでは・・・と思っていたら、ある意味では本当に同じでした。ただし、その結果が人間にとって有用なものだと発酵に、有害なものだと腐敗という、シンプルに言えば『食べられる』か『食べられない』かというような意外にシンプルな定義だったのです。 

▷ 発酵食の効果・メリットとは?

では、発酵食は人間にとってどのように効果があり有用なのかが一番気になるところ。以下は、ざっくりとした発酵食の効果・メリットです。

1. 美味しくなる

発酵された食品は元の食材より旨み成分が格段にアップしてさらに美味しくなります。また、口当たりがまろやかになったりコクが増すことも。

2. 健康によい

発酵された食品には優れた栄養成分が豊富に含まれ、免疫力をアップしたり腸内環境を整えてくれるなどの様々な効果があります。

3. 美容によい

腸内環境がよくなると、体のすみずみまで栄養が行き届き、きれいな血液によって美肌効果も期待できます。

4. 消化がよい

発酵された食品はタンパク質はアミノ酸に、デンプンはブドウ糖に分解されているので、よりスムーズに消化吸収されます。

5. 賞味期限が伸びる

発酵された食品に含まれる善玉菌が、腐敗させる悪玉菌の働きを封じ込めるので保存性が高くなり賞味期限が伸びます。

などなど、ただの食材が発酵されることで様々な効果・メリットを持つ、まるで全く別の食品に生まれ変わるのです。発酵ってすごいですよね!

発酵食について調べているうちに自分でも作りたくなる

美味しいだけじゃなく、健康にも美容にも絶大な効果がある発酵食。インターネットで調べているうちに、発酵食のすごさに惹きこまれ、もっと知りたい・作ってみたいという気持ちがムクムクと大きくなっていきました。

ただ発酵食品を買って食べるだけでもいいのですが、さらに発酵食別の栄養効果、どのように作られるのか、どのように選ぶのか、どんな料理があるのか・・・などなど、発酵食について一度きちんと学んでおけばその知識と知恵は一生役立てるのではと書籍などを調べ出しました。

「どうせ勉強するならついでに資格が取れたら一石二鳥」とさらに調べ出す

最近では、発酵食について雑誌で特集されたり関連本も出版されています。そんな中見つけたのが発酵食の資格講座。資格なので学んだ内容に関する試験があったりレポートを書いたりしなければなりませんが、その分学んだことが身につきやすいし、何よりも資格として取得できたならば、可能性も広がることが期待できます。

『発酵食スペシャリスト養成講座』に決定!

『発酵食スペシャリスト養成講座』を選んだ理由5つ

発酵食に関する講座や資格は複数あり、実際に学校に通学するタイプや自宅で受けられる通信タイプ、1〜2ヶ月という短期間で完了するものや数ヶ月で受講するものなど、受講の仕方や内容・料金も様々です。

じっくり比較検討した結果、通信教育大手の『がくぶん』が開催している『発酵食スペシャリスト養成講座』に決定!その理由は・・・

1. 自分のペースで楽しく学んで『醸しにすと』になれる

初めての食資格講座。なるべくゆっくり自分のペースで進めていけるのは大前提でした。がくぶんのこちらの講座は標準期間4ヶ月で、期間内に終わらずとも無料で延長可能というスケジュールの幅が広いのが特徴。締め切りに終われることなく、じっくり楽しみながら醸しにすと(発酵食スペシャリスト)を目指せます。

2.講師・監修者が一流

講座や教材の講師・監修を行なっているタカコナカムラ先生は、一般社団法人発酵食協会やホールフード協会の代表を務めている料理家。食に関する書籍も多く出版しています。先生オリジナルの発酵食レシピ集はこの講座でしか手に入らない、日々の料理作りで使える実践的な内容のレシピです。

3. テキストやDVDなどの教材が充実している

テキストやDVDは発酵食の歴史から基礎知識はもちろん、発酵を研究している教授の元を訪れてのインタビューなど、他では得られない充実した内容の教材となっています。発酵醸造食品を造っている蔵や工房をタカコナカムラ先生が実際に訪れて話を伺ったり製造工程を調査した内容は、発酵食を学ぶ上で必見です。

4. 授業も課題も全て通信で完結する

授業は送られてくる教材を自宅で勉強するという通信型。課題などの提出物も専用の用紙に記入して送る形になります。自宅にて好きな時間に好きな量を進められるので、忙しい方でもライフスタイルに合わせて問題なく受講可能。全て課題を提出する形なので、試験やテストなどはありません。講座完了後は「一般社団法人発酵食協会」発行の資格が取得できます。

5. リーズナブルな受講料 

受講料はトータルで39,900円(税込)。これには全ての教材費・課題評価料・送料が含まれています。野菜ソムリエなどの資格は入会金合わせて総額15万円くらいかかることを考えると、かなりリーズナブル。分割払いも可能です。

発酵食スペシャリスト養成講座

いざ受講!勉強というより実習に近くて楽しい

申し込み完了!自宅に届く、カラフルでわかりやすいテキスト類

自宅に届く教材は、教科書・DVD・レシピ集・手作りBOOK・課題集など盛りだくさん。教科書は挿絵や写真が多く、読みやすい雰囲気です。質問がある場合に利用できる用紙や課題を送る時の封筒、レシピをまとめるリングなども付いていて至れり尽くせり。

受講開始!家での勉強と課題の提出

夜の空いている時間に少しずつ教科書を読み進めました。課題は前半は教科書で学んだ範囲から出題される発酵食に関する設問への回答、後半は手作りBOOKやレシピ集を見ながら実際に発酵食を作ってみてのレポート提出などです。

課題を送ると二週間ほどで採点や評価されたものが返送されてくる仕組みで、課題以外にも学んだことや気づいたことなどに関する感想などを自由に書く欄もあり、毎回とっても綺麗な字で丁寧なコメントやアドバイスがいただけるのがなんだか嬉しい!

テキスト&レシピを見ながら発酵食作りに挑戦

実際に発酵食を作る課題では、最初に塩麹を作ってみました。塩麹って自分で作れるの?というレベルでのスタートでしたが、手作りBOOK通りに生の米麹・塩・水をひたすら揉みながらまぜるだけなのでとっても簡単!できあがり直後は塩辛くて尖った味だったのが、毎日混ぜて常温で置くごとに発酵してまろやかになる様が、なんだか塩麹を育てている気分で楽しかったです。

できあがった塩麹はお肉やお魚に漬けるととっても美味しく、特に鶏もも肉を漬けて粉を振って揚げた塩麹唐揚げは絶品で家族にも大好評!他にも手作りBOOKやレシピ集には様々な発酵食レシピが掲載されており、実際に日々の生活で発酵食を意識したメニュー作りを楽しみながら受講できました。

ついに発酵食スペシャリスト養成講座の資格を取得

最後の課題は講座を通して学んだことなどを総括するような内容が課題のレポート提出で、無事に合格をいただいて発酵食スペシャリスト養成講座をついに終了し資格取得。

様々なことを学びましたが、発酵の仕組みと種類、調味料や発酵食をお店で選ぶ時に何をどう選ぶか、そしてそれをどう調理するかという知識を身につけられたのは大きかったです。また、勉強と言っても難しい内容はほとんどなく、発酵食を作ったり、課題の提出を通したやりとりは楽しいものでした!

ちなみに受講を開始してから約4ヶ月半程での資格取得&受講完了となりましたが、もっと早く進めれば3ヶ月以下での取得も可能ですよ。

発酵食スペシャリスト養成講座は、こんな方におすすめ

1. 発酵食に興味がある方、発酵食を作ってみたい方

発酵食についてインターネットや書籍で学ぶことも可能ですが、どうせ学ぶなら資格講座で基礎から調理までを学んできちんと習得した方が身につきやすく、日々の生活で気軽に役立てることができます。

2. 普段から食事作りを行なっている方、食生活を変えて健康になりたい方

発酵食をメニューに取り入れるだけで、美味しいだけじゃなく、自分や家族の健康アップも期待できます。特に、育ち盛りのお子さんや、健康や体重に気を使う家族のために食事作りを行なっている方におすすめです。

3. 美容・フィットネス関連でお客様に食事のアドバイスを行いたい方

エステティシャンやトレーナーなどの美容・フィットネス関連で働く方も、発酵食の知識を取り入れることで、お客様への食事のアドバイスに発酵食を提案でき、肌質・体質・腸内環境の改善やダイエットなどの効果アップに繋げることができます。

4. 飲食店やカフェ経営で、体に良い差別化したメニューを取り入れたい方

発酵食を使ったメニューはコクが出たり旨味がアップするため、同じメニューでも驚きの違いを出すことができます。また、ヘルシーであることも大きな宣伝文句とできるので、健康に気を使う方や女性客にアピールできます。

5. 他とはちょっと違う料理教室をはじめたい方

様々な発酵食を組み合わせれば、新しいレシピの開発が可能に。それは和食だけに限らず、様々なジャンルの料理にも広げられます。普通の料理教室とはちょっと違う、オリジナルな料理教室をはじめたい方におすすめです。

おわりに

発酵食についての知恵・知識は一度学べばずっと役立てられるのが嬉しいところ。生の米麹で自分で一から作った塩麹、そしてその塩麹を使ってアレンジして作ったメニューは格別です!

発酵食講座が少しでも気になった方は、無料で詳しい資料を送ってもらえるので、ぜひがくぶんのサイトでチェックしてみてくださいね。

発酵食スペシャリスト養成講座

ヨガ・ピラティスに関するさまざまな情報をお届けします。