正しい「新月の願い事」の書き方と叶った人の声とは?新月の願いよ届け!

毎月の「新月の願い」を知っていますか?月の満ち欠けに伴って自分の希望を月にお願いするものです。今回は新月の願いごとの詳しいやり方・願う時の気をつけたいポイントをご紹介します。

29.5日というのは月の満ち欠けの周期。新月を始まりとして徐々に膨らみやがて半月に、そして満月を迎えたら、今度は徐々に欠けていき、やがて再び新月を迎えます。

月の姿とその満ち欠けは神秘的で静かな美しさを持っています。

新月は月のサイクルの最初。この時期には種まきのようにさまざまな願いや物事のスタートを切るのが望ましいのです。満月はそれに対し収穫の時。

今回はそんな月が「新月」の状態にある時に願いごとをする「新月の願い」について解説します。 

新月の願いごととは?

そんな月の満ち欠けのサイクルのはじめ・新月。これまでに溜め込んだ余計なものが浄化・排出され、また新たに始まる時には新しい希望に身を置きたいですね。

「新月の願い」とは近年よく聞かれるものであり、大まかにいうと毎月来る新月の時間からできるだけ8時間以内に願い事を紙に書くというもの。

新月になった瞬間がもっともエネルギーが強いですが、すぐが無理なら8時間以内に・それも無理ならば48時間以内に自分の叶えたい願い事を紙に書きます。書いた紙はその後引き出しなどに保管しておき、時折見るのもよし、見ないでも大丈夫です。

より細かいやり方や注意事項があるので、詳しい方法は次の項で解説します。

「新月の願い」の詳しいやり方・書き方

新月の願いの詳しいやり方をご紹介します。

【用意するもの】

  • 紙(どんな色でも良い)
  • ペン(どんな色でも良い)

【やり方】

  1. その月の新月の時間を調べる
  2. 新月の時間からなるべく早く・できるだけ8時間以內に用意した紙に願い事を2~8個書く
  3. 書いた紙を引出しなどに保管しておく

新月の願いの注意点①書き方は過去形で

新月の願いの書き方について解説します。通常願い事をする時、「~しますように」・「~なりますように」という願いの文章を唱えますね。

しかし新月の願いではすでに叶ったように「過去形で」書きます。

たとえば、素敵な彼が欲しい時には「素敵な彼ができますように」ではなく、「素敵な彼ができて感謝しています」というように。

  • 経済的な余裕が欲しい時…→自分にとって充分な金銭を得られて感謝します(月にいくら、など具体的に書くのも◎)
  • 身体に不調がある時…→心身ともに健康で快適な身体です
  • 「〇〇が叶って感謝します」
  • 「〇〇で快適に働いています(希望の就職先)」

などのように、すでに叶った状況を現在形で書きます。ありありとその叶った時の感情まで感じられるとより良いですね。

【願い事の書き方手順】

  1. 紙のはじめに「新月の願い」と書く
  2. 叶えたい願いを2個~10個ほど書く
  3. 自分の名前・日付を記す

8個まで自分の願いを書いたら、あと1つか2つ、他者ともに願うことばを書きましょう。

たとえば家族が自分と同じように願いが満たされて感謝します・また自分の関わる全ての人の願いが叶い感謝します…などのことです。

綺麗な紙に新月の願いと書いたあとは、自分の叶えたい願いを現在形で書き、最後に日付とともに署名します。

この願いですが、近い未来・1ヶ月後くらいに叶えられていると嬉しい、ということを書くと良いでしょう。あまりにも手が届かない存在の人と付き合う、などの現実的でない願いよりは、もう少し個人的な・自分自身の延長上のものが良いかもしれません。

新月の願い注意点②ボイドタイムにはご注意

新月を迎えてすぐに・できれば8時間以内に・それも無理なら48時間以内に。それは必須条件ですが、もうひとつ絶対に気に止めなければいけないのが「ボイドタイム」。

各新月に「ボイドタイム」というものが存在します。このボイドタイムとは、月の力や働きが曖昧になる時間。各新月に設けられるボイドタイムは異なるため、毎月ボイドタイムを調べてその時間に願うのを避けなければいけません。

要は新月になった瞬間から8時間以内・それが無理なら48時間以内・その間にも「ボイドタイム」は避けて願う、ということです。

2019年・11月/12月の新月とボイドタイム

日時 新月 ボイドタイム
2019/11月 11/27・0:06 11/28・19:50~21:33
2019年12月 12/26・14:14 12/28・06:04~14:22

2020年の新月・満月・ボイドタイムまとめはこちら

2020年 新月/満月/ボイドタイム

【おまけ】ヨガとも関係が深い新月

古来よりインドでは、満月と新月・またその 前後3日間を「ムーンデイ」と呼び、運動的であるヨガをせずに瞑想や呼吸をします。

新月の時には浄化や排泄というような削ぎ落としが行われるエネルギーがあり、満月の時にはエネルギーが満たされ、感情的かつ活発になります。

このエネルギーの幅が29.5日かけて行われますが、それぞれのエネルギーは新月も満月も極端なもの。そのような時に運動的なヨガを行うと思わぬ怪我や痛みを引き起こす懸念があります。

そのため、このムーンデイには運動的なヨガは行われず、静かに落ち着いて過ごすという習慣となりました。

月の満ち欠けと女性の身体サイクルが近いためか、また人間の身体が水分70%でできているため、月のサイクルが潮の満ち欠けに影響するように、私たちにも強い影響があるのかもしれません。

ヨガと源を同じくするアーユルヴェーダでは月と関連を持つ教えがさまざまにあります。いずれにせよ、月の静かな光は神秘に満ちています。月が私たち人間を含むさまざまな生物に影響を与えていないとは思えませんね。

月の満ち欠けは毎月のプレゼント♡あなたの願いを月にお願いしよう

女性の身体が月の満ち欠けとともにあるように…。毎月の新月に自分の個人的な願いを託す人は多くいます。

何をしていいか分からないから新月の願いだけは書いてる!という人も、実は少なくないかもしれません。新月は月に1度のもの。たとえば友達とその話をしたり、ネットでこんな知識を得た…!という人はひとまずやってみましょう。

強い願いが叶わなかった…という人も、何かしら他の願いは叶っているかもしれませんよ♡

ゆっくりとした深い呼吸を意識しながら身体を動かすヨガ、自然由来のコスメやスキンケア、身体に優しく美味しい食事を生活に取り入れて、本来の人間の力を引き出すことを日々実践しています。
神秘的な自然治癒力に興味津々!