血流を良くして冷え性改善!生活習慣を変えるおすすめの方法5選

だんだんと肌寒い日が多くなるにつれ体調を崩しやすい時期に入ります。寒さに負けないためにも今の時期から血流改善するための生活習慣を見直す必要があります。そこで今回は運動、食生活、ストレス面の3つの方面から血流改善に向けてアプローチする方法をご紹介します。

血流とは?

「血流」とはその名前の通り、私達の身体の中を巡っている血液の流れ・血の巡りのこと。「血行」と呼ぶこともあります。

人間の身体には、成人の方であればおよそ13分の1の血液が身体の中に流れていると言われています。血液は私達が普段食事から摂取している栄養素や酸素を身体の末端細部まで運ぶ役目をしている他、私達の身体に必要のない老廃物や二酸化炭素を身体の外に運ぶ役目も担っているのです。

「血流良い」、「血流が悪い」ということを耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、血流のよし悪しで、そうした機能に障害が出てしまうため私達人間の健康にも重要な影響を与えていると言えるでしょう。

血流が悪いと様々なトラブルが…

冷え

女性に多い「冷え性」の症状。様々な原因が考えられる冷え性ですが、この冷え性の原因の一つとして「血流の悪さ」が挙げられます。血液には体温調節機能の役割も担っていて、血流不良は得に身体の末端冷え性に繋がると言われています。

身体の中心は冷えていないのに「手足の指先などが氷のように冷たい!」という方もいるかもしれません。手足は心臓部分から一番離れていること、また血管も細いため、血液の流れが滞りやすくなるのです。

冷え性は、風邪や頭痛、めまい、下腹部痛など様々な病気にも繋がると言われていてます。

むくみ

下半身の血流が滞ると足のむくみの繋がります。デスクワークの従事している方や、長時間飛行機に乗って足を動かさないでいると、足がパンパンにむくんで靴が履けなくなってしまったという経験がある方もいるかもしれません。これは長時間同じ姿勢で足下半身を動かさずにいることで血液の流れが悪くなってしまったから。

長時間同じ姿勢でいることの多い方は、5分程度でもいいので1時間に1回は適度に立ち上がって歩き回るなど血液の流れを促すようにするのがおすすめ。

ライターの筆者も締切間近の際は気づくと、同じ姿勢で座りっぱなしということが多く一日の終わりには足がパンパンになってしまうことも。意識しないと動くことを忘れてしまうのでアップルウォッチで1時間ごとに「スタンドアップ機能」を設定して立つことを促しています。

肩こり、腰痛など身体のコリ

血液の流れが滞ることは、疲労物質の停滞をもたらします。筋肉にかかる負担によって、発生する疲労物質がその部位に残ってしまい炎症を起こしてしまい肩こりや腰痛の原因にも。首や肩、体の軸である腰など頭の重さを支えている関節もまた関節痛になりやすいんです。

血流が悪くなる理由

血液の流れが滞ってしまう原因として挙げられるのは「運動不足」、「乱れた食生活」そして「ストレス」が挙げられます。得に秋から冬にかけて寒いから運動不足になってしまったっり、寒さしのぎのため動物的本能から脂肪を蓄えようと反応したり、日照時間の短さからストレスが溜まりやすくなり、血液の流れに影響するとも言わています。

運動不足

身体の血液の巡に深く関連しているのが筋肉。筋肉がついていない、しっかり動いていないと血流が滞ってしまいがちに。女性に冷え性が多いのは男性に比べて筋肉量が全体的に少ないことが挙げられるのも納得ですね。つまり、血液の流れを改善するためには「運動」は欠かせないのです。ただし、先述した通り、同じ姿勢でいることの多い方や、寒い時期は運動不足になりがちになります。

乱れた食生活

乱れた食生活もまた血液の流れに影響します。食べ物にはそれぞれ身体を温める食べ物と身体を冷やす食べ物があると言われています。

気をつけないで食べたいものだけを食べてしまうことで、血液がドロドロになってしまい流れを滞らせてしまうのです。

ストレス

血行不良はストレスによって引き起こされることもあります。私たちの人間の身体には交感神経と副交感神経とという2つの自律神経がありますが、ストレスによって自律神経が乱れると、血液の循環調整がうまく機能しなくなると言われています。

また更にストレスを感じると、血管を収縮させる働きのあるストレスホルモンが大量に分泌され血管が狭くなることで血液が流れが悪くなってしまうのです。

秋から冬は、日照時間が短く自律神経が乱れやすくなってしまうというデータもいくつかの研究で明らかになっています。北欧など冬場は夕方3時ごろには真っ暗になってしまうため、ストレスから精神疾患を患う人が多くなるそうです。そのため、冬場は温暖な国に旅行する人も増えるそうですよ。

血流改善はできる!おすすめの方法

1.寒い冬こそ運動を習慣化!おすすめのエクササイズ

寒い冬こそ、運動を習慣化することがおすすめ。始めは「億劫だな…」と感じても、習慣化してしまえば意外と楽しくできるかもしれません。

実は、寒い冬の時期には外の気温の影響で体温が下がりやすいため、その反動で身体は熱を生み出そうとします。そのため基礎代謝は夏に比べて10%くらい上がり、夏に比べて身体は痩せやすいとも言われているんです。

どうしても寒いのが苦手で「野外での運動はちょっと…」という方であれば、ヨガやピラティスなど室内でできる運動をすると定期的に運動をする習慣が付きやすいですよ。

ホットヨガ

寒い冬にも気持ちよく汗かきたいという方であれば「ホットヨガ」はおすすめです。ただし、汗が冷えると身体も冷えて、風邪の原因にもなりかねません。ホットヨガでしっかり汗をかいた帰りには必ずシャワーを浴びるようにしましょうね。

ピラティス

女性に多い末端冷え性。その改善としてより早く効果的なのがピラティスです。

内臓が冷えると、体はまず内臓を温めようとするため、血液はお腹へ集中すると言われています。つまり意識的にお腹を温め体内の血液の循環を良くしていく必要があり、ピラティスでは腹圧をかけてコア(体幹)を鍛えるため、お腹をしっかり温めることができるんです。

バレエ

バレエもまた体幹を鍛えるのに効果的なため、血液の流れを良くしてくれます。

また、自宅で簡単にできるバレリーナのトレーニングの一つとして「足指じゃんけん」があります。バレリーナのつま先強化エクササイズの一つですが、冷え性や足の血流の流れを促してくれますよ。

ランニング

ランニングなど有酸素運動を行うことは、血流改善に繋がると言われています。ただし、「外で走るのは寒さがきつい…」という方は、ジムなどを利用も検討してみてはいかがでしょうか。

ジムのメリットは冬は寒くなくて良いということ意外にも、「お金を払っているから」という理由で通わざる負えない環境を作ってくれるということです。

2.身体を温める食生活を意識する

栄養の偏りを見直そう

美味しい食材が多い「食欲の秋」から冬にかけては「食べすぎ」に陥ってしまう方も少なくないかもしれません。そんな方は、栄養バランスの偏りにも注意して下さい。

身体が欲している栄養と脳が食べたいと思う食べ物は必ずしもいつも一致しているわけではありません。一度や二度ならまだしも、くれぐれも精製されたお砂糖漬けのおやつを食べ続けたりしないように注意して下さいね。

身体を温める食材を選ぼう

先日した通り食べ物には陰陽があり、「身体を冷やす食材」と「身体を温める食材」があります。「身体を冷やす食材」と聞くと何だか悪いような気がしますが自然のバランスから生まれた恵みと考えればそんなに悪いものではないんです。

どういうことかと言うと、「身体を冷やす食材」というのは、温暖な気候の国や地域、暑い夏に旬を迎える食べ物です。例えば、夏の暑さを凌ぐためにスイカやきゅうりを食べるという方もいるかもしれませんが、「身体を冷やす食材」というのがまさにそれに当てはまります。得に中華系の方は中医学の考えを元に食材を選ぶんですよ。

つまり冬に旬を迎える食材や、寒い国や地域の名産品の多くが「身体を温める食材」ということです。日本のように四季のはっきりしている国であれば、旬のものも手に入りやすいため、積極的に旬の食材を食卓に並べるようにするのがおすすめです。

身体を温める食材 玉ねぎ、人参、納豆、生姜、にんにく、ナッツ、ターメリック、クミン、コリアンダー、りんご、鮭 等
寒い時期に避けたい身体を冷やす食材 加工食品、精製された砂糖、きゃべつ、レタス、なす、脂身

3.漢方に挑戦してみよう

身体の働きを良くして、症状を抑えることを目的をする漢方治療。副作用なども確率も少ないため実はとても挑戦しやすい血流改善方法なんです。

漢方というと「まずい」、「難しそう」など中々敷居が高いイメージがありますが、漢方の本場・台湾発の女の子のための漢方ブランド「DAYLILY(デイリリー)」では、女性のライフスタイルに寄り添ったおしゃれで思わず「使ってみたい!」と思わせてくれる商品ラインナップが魅力なんです。

DAYLILY

4.ストレスを溜め込まない

日の出前に起きて運動

「時間がないから」と言うのであれば、日の出前の運動がおすすめ。「寒いから」「早起きがきつい…」など億劫で中々チャレンジできないという方もいるかもしれませんが、一度習慣化してしまえば、やらずにはいられなくなるかもしれません。

運動によって血液の流れを促すことはもちろん、定期的な運動がストレスに良い効果をもたらすというのは周知の事実。

食事はみんなで食べよう

昼ごはんは毎日デスクでパソコンやスマホを見ながらコンビニのおにぎりをかじるという方も現代では多いですが、食事は一人で食べるよりも誰かと食べる方がマインドフルに食べらますよ。

欧米で取り入れている方も多いマインドフルネスの方法の一つとして「マインドフル・イーティング」というものがあります。食事の際に、食べることに集中すること、また食べることを楽しむことでストレス解消に繋がると言われています。

瞑想など難しく思われがちなマインドフルネスですが「マインドフル・イーティング」であれば、誰でも簡単に挑戦することができるのでおすすめですよ。

マインドフルネス初心者でも簡単!
マインドフル・イーティングは今すぐ実践できる「食べる瞑想」

5.たくさん寝てしっかり休息する

たくさん寝ることもストレス解消に繋がります。寒い時期はどうしても疲労感があることは否めません。身体の疲れは万病の原因にも繋がります。夜更しはほどほどにしてしっかり良質な睡眠をとるように心がけましょう。

また寒いからと言って暖房をつけっぱなしで寝ることはエコなだけでなく、良質な睡眠の妨げにもなります。冬にあったパジャマ選びも入念に。寒がりな方におすすめのが、フランネル素材やコットンパイル素材のパジャマ。

価格・2,990円(税別)

フランネルパジャマ

フランネル生地は表面が起毛加工されているため保湿性・保温性がありとても暖かいので、冬のパジャマにおすすめです。

価格・10,780円(税込み)

快眠 パジャマ レディース 綿100% 今治 ガーゼ タオル パジャマ

またコットンパイル素材のパジャマは、毛羽立ったコットン繊維が熱を閉じ込めるため、暖かく感じられます。吸湿・吸水性も非常に高いので、汗の吸収にも優れているのもおすすめのポイント。

血流改善して寒い冬もハッピーに

寒い冬は「動きたくない」、「早く暖かい時期になってほしい」など考えがちです。それでも、ちょっとした生活習慣を見直し血流改善するだけで寒い冬を充分に楽しんで過ごすことができるのです。

是非、寒い冬も快適に過ごすために参考にして下さいね。

シンガポール在住8年フリーランスライター・ヨガインストラクター (全米ヨガアライアンスRYT200保持)。
WEBメディアを中心にライフスタイル、トラベル、ヘルスケア、エコについての執筆を手掛けながら、トレンドを取り入れつつそれぞれのニーズに合ったヨガクラスを当地で開催。
東洋と西洋の文化が集まるシンガポールからヨガや健康、ロハスなライフスタイルなど海外のトレンドをお届けします。
https://house-of-emma.com/