MAOIQkomfort(マオイクコンフォート)泊まった感想口コミ!北海道旅は「何もしない」が正解

なにもしない贅沢な時間、そんな時間って最近あったかな。仕事や家事に追われる日常から一旦離れる北海道旅。話題のバケーションレンタル「MAOIQ komfort」に、編集部が夏休み。帰ってこなかったらごめんなさい。

話題のバケレンで何もしない贅沢旅がしたい

バケレン(バケーションレンタル)とは?

今、都心部で働く30代~50代を中心に、大注目の「バケレン」という余暇の使い方。「バケレン」とは「バケーションレンタル」の略です。
欧米で昔から行われているバカンスの際の滞在方法の1つ。生活するためのキッチン道具や家具が揃っているコンドミニアムを、家族や友人単位で貸し切り、現地の生活に溶け込みながら、いつもの日常を送るように暮らすことができるのが特徴です。

最近のバケレンは、多様化していて「より上質な」ものを好む層に向けた施設が増えてきています!今回は「編集部の夏休み」と題して、北海道の長沼町にある話題の「最上質バケレン」へ行ってきました!

北海道・長沼町「MAOIQ komfort」は一度は泊まりたい憧れバケレン!

そもそも長沼町ってどんなとこ?

maoi-net.jp/maoi/town8_2.htm

今回滞在した長沼町は、札幌市の東にある人口1万ちょっとの自然豊かな町です。長沼町は、札幌から車で1時間以内。新千歳空港からは約30分と空港からのアクセスも抜群なエリアです。
長沼を拠点として、札幌にも日帰りで遊びに行けるので長期滞在にもおすすめです。

東に馬追丘陵、北には夕張川、南西部には千歳川が流れている農業の盛んな地域で、春になるとエゾヤマザクラが咲き誇り、夏には町の鳥であるカッコウがさえずり合います。美しい水田が続いていて、秋になると稲穂が波のように揺れ、冬の一面の雪景色もまた格別なんだそう。

今回初めて長沼町に訪れましたが、季節は夏。どこまでも続く草原や湿気を含まない爽やかな風。あまりの心地よさに到着した瞬間、都会で溜め込んだ体の中の毒素が一気に長沼の風とともに、流れ出ていくようなそんな爽快感を得ました!笑

都会の上質層がこぞって選ぶ「MAOIQ komfort」とは?

MAOIQ komfort 外観

今回、お邪魔させていただいたのが「なにもしない贅沢、ここにしかない日常。」がコンセプトのバケーションハウス「MAOIQ komfort(マオイクコンフォート)」です。
高級トラベル予約サイト「一休.comバケーションレンタル」北海道エリア1位「MAOIQ」のさらに上質な施設として2019年1月にオープンしました。
長沼町の山の奥にずんずん進むと、隣同士に「MAOIQ」「MAOIQ komfort」の二棟があります。

モノや情報が溢れる都会の喧騒を離れて、繋がりを断つことで気付く繋がりの大切さ、時間に追われるのではなく、時間と共に過ごすことの意義、仲間や大切な人と過ごすことでしか得られない充実感、そして自分と向き合い対話することで見つけられる幸福感がここには詰まっています。

MAOIQ komfort

さあ「大人の夏休み」出発です。

新千歳空港到着

東京から北海道までおよそ90分。「夏休み」というワードにドキドキしていたら、一瞬で北海道についてしまいました。 

長沼町へ向け出発

爽やかな風を感じながら大自然をドライブ

晴天に恵まれ、北の大地の匂いに包まれながら、颯爽と長沼町へとドライブ。
ついつい車を停めて写真を撮りたくなる、そんな心をギュッとつかまれる風景がそこら中に広がります。大人ですから「インスタ映えスポット」とは呼びません。
そして、窓を全開に、過剰に深呼吸をしたくなる長沼。「匂いが東京とは全く違う!」とこの旅で何度口に出したことか。五感で楽しめるのが、長沼町の魅力です。

ランチは地元民からも大人気!キラキラ野菜ビュッフェ!

リストランテ・クレス

初日のランチは、道中にあったリストランテ・クレス長沼店さんでランチをいただきました。
地元民からも大人気のこちらのお店。伺った日も、地元の主婦や女性で大変賑わっていました。北海道のサイズも味も格別なお野菜&デザートビュッフェスタイルのお店で、北海道の具材を使ったスイーツは、口に入れた瞬間卒倒ものです。(気をしっかり持って!)
お店の外には自然豊かな花が咲き誇り、季節によってメニューが変わるので何度通っても、新発見のあるお店です。

見るからに美味しそうな北海道のお野菜たち。ついつい選ぶことに時間を費やしてしまい、テーブルに戻れない現象が勃発しました。

シャッキシャキで、みずみずしいお野菜を取って一旦テーブルに帰還しました。(第一ラウンド)
野菜そのものの味が濃厚で、太陽と大地にこの日ほど感謝したことはありません。特ににんじんの甘さと、アスパラガスのみずみずしさには感激。この日は第五ラウンドまで戦い抜きました。

リストランテ・クレス 長沼店

道の駅で夕食の買い出し

お腹を満たしたところで、まだまだ旅は序盤戦。
続いては道の駅「マオイの丘公園」で夕飯の食材選び。また食事の話です、すいません。旅の楽しみの半分は食ですよね!ね!

道の駅「マオイの丘公園」

nitto-sougyou.co.jp/naganuma/maoikouen.htm

こちらの道の駅は、農産物直売所があり、地域ならではの食材など、色とりどりの食材が並びます。お食事処もあったり、お土産コーナーもあり、地元のお客さんも観光客も多くの方でにぎわいます。

野菜やお酒のおつまみ、飲み物をワイワイ言いながら購入。「世の中に絶対はない」って言うけれど、みんなで夕飯の買い出ししてる時って絶対に楽しいですよね。

そして濃厚なソフトクリーム屋さんがあるのですが、とろけるほど美味しいのでご賞味ください。
ちなみに、「MAOIQ komfort」の近くにはスーパーもあって、そこで食品を調達することもできます。

「MAOIQ komfort」到着!

今回宿泊したのは「MAOIQ komfort」

旅の醍醐味、寄り道をしながらバケーションハウス「MAOIQ komfort」に到着しました。

MAOIQ komfort

山をずんずん進みこんなところにバケレンが?と心配になってきたところに・・・ありました!自然と調和する木材を基調としたおしゃれな一棟。

入り口で出迎えてくれたのはこちら。暖炉と木材、うたた寝専用になるだろう椅子。笑 入った瞬間にコンフォートが溢れています。

「komfort」とはデンマーク語で「快適さ」という意味。北欧ブランドのハイセンスな家具が並んでいました。贅沢過ぎます。

でもなんといっても一番の贅沢は、この一面に広がる北海道の大自然。運が良ければ、野生のキツネを見ることが出来ます。この日も凝視していたら夕方過ぎに発見することが出来ました!可愛かった!

おっと、こちらも忘れてはいけません。MAOIQオーナー武隈(たけくま)さんの愛猫です。 2匹のニャーがいて、マオイ&クーと言います。クーはすばしっこいから写真におさめられなかった。。マオイ&クーは、MAOIQ komfortの隣に位置するレセプション施設で会えますよ。

「MAOIQ komfort」は二階建て。二階のベッドルームからもばっちりと、大自然の眺望を拝むことが出来ます。ちなみにベッドルームは、一階にもあり最大4名まで宿泊することができます。
お子様(小学生以下)は+1名宿泊可能。その場合は最大5名まで宿泊可能です。

MAOIQ komfort

MAOIQはアクティビティ充実。アイヌの楽器「トンコリ」体験

MAOIQには様々なアクティビティがあります。
例えば、この地域ならではの体験を得たいのなら「薪割り」、パレットの丘を疾走し、良い汗をかきたいのなら「サイクリング」、そして人気なのが、アイヌ民族楽器「トンコリの演奏体験」です。

トンコリとは?

二宮先生

アイヌに伝わる、深みのある優しい音を奏でる伝統的な弦楽器です。ここではトンコリの演奏を聞き、実際に演奏をすることができます。
トンコリの音には不思議な力があると言われていて、昔は病を治したり、嵐を静めたりする際にも演奏されていたそうです。今でも、お祝い事や子ども寝かせる子守唄代わりに弾くことがあるそうです。

二宮先生とのセッションタイム

トンコリ奏者で「tonkori工房inonno」の作家でもある二宮先生がトンコリについて教えてくださいます。
二宮先生の演奏は動画でも見られるのですが、目の前で聞くと、伝わってくる音色の深みが違います。

まずは先生の生演奏を聴いてから、弾き方を教わり簡単な曲で、セッションタイムへ。
丁寧に教えてくださるので、初めてでも意外とそれっぽく弾けているような気分になります。笑

先生の優しい誘導とアイヌ民族が着ている独特の羽織を着せてもらい、セッションをしていると時間も場所も何もかも忘れ、異次元空間にトリップしているような気分になります。
決して変な意味じゃありませんよ、先生もトンコリにはトランス(超集中)状態になれるそんな力があると仰っていました。この感覚をぜひ味わってみてほしいです。

アイヌの民族衣装を着てみた(恥)

恥ずかしさもあり真顔になりましたが、アイヌの方が実際に着られていたお洋服を着させていただくという大変貴重な体験もさせていただきました!

ディナーは地元の食材やお肉でBBQ

お待たせしました!アクティビティを堪能し、お腹も空いてきたのでいよいよディナー。
MAOIQ komfortでのディナーは、長沼のShandi nivas caféによる、ここでしか食べられない特別なカレーメニューをケータリングするも良し、設備として用意されている(別料金)BBQコンロを利用してワイワイ楽しむも良しです。
今回は、地元の野菜、地元のお肉、地元の海鮮、を使って豪快にBBQにしていただきました。大草原を望みながら楽しめます。

海鮮に、野菜に、お肉に。色々焼きすぎて網の上が大渋滞したので、みなさまにはシンプルな海老焼きの写真をお見せします。笑 北海道のスーパーは海鮮が本当に安くて美味しい!他にも、ハマグリやホタテ、つぶ貝を調達しました。

調理器具や食器は二階のキッチンに完備されています。

食器家電は、一度は使ってみたかったバルミューダ製品がずらっと並びます。HASAMI PORCELAINのお皿や、Cutipolのカトラリー、RIEDELのワイングラスなど、上質な食器やグラスも見ているだけで贅沢な気持ちになります。

また、MAOIQ komfortには長沼のマオイ自由の丘ワイナリーで取り寄せたワイン(オプション料金)もあります。フリードリンクでは、お水・りんごジュース(朝ごはん用)が冷蔵庫に用意されています。その他、コーヒーやお茶を入れて飲むことも出来ます。MAOIQだけのためにブレンドされたオリジナルコーヒーは要チェックです。

何から何までこだわりが詰まっていて、コンフォート界のミスユニバースがあったら全力でMAOIQ komfortに王冠を被せにいきたいと思います。謎

ディナーの後は、ワインとトンコリでチルタイム

美味しい食事をした後は、ワインを飲んだり、まったりトンコリを奏でながら、なにもしない贅沢な時間に没頭することができます。都心では考えられないほど、静かな時間が流れ、そんな時間に身を任せる、これほどの癒しは今まであったかな。

自然と呼吸が深くなり、ボーっとしているのだけれど五感は研ぎ澄まされている、そんな不思議な感覚。好きなものを持ちこんで没頭したり、お気に入りの詩集を読んだり(おしゃれ過ぎ)、好きな音楽を聴いたり。普段の好きなものが更に昇華されるような体験を味わえるかもしれません。

私たちは、アクティビティで体験したトンコリにどっぷりハマってしまい、お部屋でも一晩中弾いていました。なんと、宿泊中はトンコリをお借りすることが出来るんです。(アクティビティでトンコリを体験した方のみ)

至福のお風呂

食後にのんびりくつろいだ後は、バスタイム。

お風呂場や洗面台は、大人女子に大人気の「Shiro」や「Aesop」アメニティーが揃います。アメニティーは良いブランドがあれば随時入れ替えているそうです。
また、バスソルトも好きなものを選べたり、カラーモードでジャグジーで楽しんだり。ここは大人女子の遊び場になること間違いないでしょう。ふやけるまでここに居たい。

お風呂上りの熱冷ましに、もう1度、なにもしない、なにも考えない贅沢な時間をみんなで過ごし、ゆっくりベッドの中へ。静寂の中にも自然界の音が時々聞こえてきて、目をつぶり、呼吸をしていれば、自然と眠りにつくことができました。

ふっかふかの広いベッドにごろん。おやすみなさーい。

朝ごはん

鳥たちのさえずりと、朝日に起こされ、気持ち良すぎて、いつまでもこのままで居たい気持ちもありましたが、美味しい美味しい朝食が待っていますので、準備に取り掛かります。

朝食は、近所で大人気のパン屋さん「POTORI BAKERY」の香ばしいパンと、地元で作られたソーセージや卵、旨味たっぷりのりんごジュースをいただくことができます。こちらの朝食セットも宿泊費に含まれていて、嬉しいかぎり。
長沼でしか味わえないシンプルで味わい深い最高の朝食。とくにバルミューダのトースターで焼いたパンは、ニタニタが止まらないおいしさ。こんなパン屋さんが都内にもあったらなぁ。

スペシャルな贅沢スキンケアアイテムを使うと朝の準備も楽しい。鼻歌ふんふんしながら朝の準備をする、こんなゴキゲンなモーニングが人生で訪れるとは。

チェックアウト後まず向かったのはソフトクリーム

後ろ髪を鷲掴みされながらも、泣く泣くチェックアウト。本当にありがとうございました。また来るからね。
窓際には、昨晩私たちの心を芯から癒してくれた「トンコリ」が立て掛けられています。
(本気で購入しようと調べたら、最低でも6万円しました。。)

すばしこいからブレブレ

ニャー!も、元気でな。なかなかマオイ&クーとサヨナラ出来ずに、チェックアウト後に受付でだらだらしてしまう良い大人。

MAOIQ komfortを出て向かったのは長沼で大人気のソフトクリーム屋さん「牛小屋のアイス」。また食べるんかい。
いつも長い行列ができていて、地元だけではなく道外にも名を馳せているソフトクリーム屋さんです。

濃厚で、味わい深いソフトクリーム。フルーツをそのまま感じられるジェラート。さきほどMAOIQ komfortで美味しい朝ごはんをいただいたとは思えない食欲。

牛小屋のアイス

立ち寄り温泉で朝風呂

お腹の中を幸せで満たしたところで、次に向かったのは温泉「ユンニの湯」。長沼町のお隣の由仁町にあります。お隣の町といっても車で30分とかかりません。MAOIQ komfortオーナーの武隈さんにお肌がピッカピカのスベスベになる温泉と伺い、鼻息荒くやってきました!
ここは宿泊施設も充実していて、旬の食材を使った地元料理を振る舞うことで人気の施設です。

https://www.yunni-spa.com/

ここの特徴は褐色がかったコーヒー色のお湯。無味無臭でスベスベのお肌になれるので、美人の湯と言われています。MAOIQ komfortで良いスキンケアを使ったり、ストレスフリーな環境で自然を満喫したり、美人の湯に入ったり。実際にこの旅の後は、本当につるぴか卵肌でした。結局美容ってそういうことなんですよね。

軽くひとっ風呂のつもりがついつい長湯に。なんでお湯に浸かってるだけなのに温泉とはこんなに幸せなんでしょう。

ユンニの湯

長沼といえばジンギスカン

お風呂に入りもう気持ちは極楽、そろそろ昼ご飯へ。。。
文章で見ると食べてばかりに見えるかと思いますが、実際のところは、、はい食べてばっかりです。すいません。
長沼は実はジンギスカンで有名な土地。昨晩もBBQを満喫したけれど、せっかくだからとどうしても食べたくて向かったのは「ながぬま温泉ジンギスカンコーナー」

東京で食べるジンギスカンとは違い、お肉がびっくりするほど大きくて野菜と一緒に食べるとその口内マリアージュに悶絶。今回、3つの産地のお肉を食べ比べるセットを注文しましたが、それぞれお肉の味わいや香りが異なり、ジンギスカンの奥深さも知ることができました。白飯との相性が抜群なので、ご飯大を是非注文してください。

ながぬま温泉 ジンギスカンコーナー 

空港のすぐ近くのルタオカフェでパンケーキ

これで本当に最後です。
ということで向かったのが、空港の近くにあるスイーツとパンケーキのお店「カフェモ・ルタオ」。

車中ではもう無理だよ~と言いつつ、周りのお客さんを見て思わず注文したのがこちらのパンケーキ。


パンケーキを食べて、感動することってあるんですね。口に入れるとフワフワが広がり、旅の思い出と共に飲み込みました。

カフェモ・ルタオ

一泊二日。なにもしない贅沢旅。

旅に終わりは付きものです。羽田空港に到着したときの、夏休みが終わってしまう哀しみたるや。これも夏休みが充実していた証拠、良しとしましょう。

なにもしないことの難しさを感じつつ、なにもしないことの贅沢さ、ただ時間の流れに身を任せる貴さ、毎日どれだけの喧騒に包まれていたかに気付ける、大人の夏休みならではの体験をさせていただきました。

忙しくてそんな時間を取れないよ!という方ほど、オススメしたいですし、少し時間に余裕ができた方は、これまでを振り返る貴重な時間を与えてくれる旅になると思います。「贅沢」の真の意味を知ることができた旅となりました。

「MAOIQ komfort」の予約方法

今回お世話になったMAOIQ komfortの公式HPです。宿泊予約は以下より受け付けています。

MAOIQ komfort
住所 北海道夕張郡長沼町加賀団体
電話 0123-76-9226
チェックイン 16:00〜20:00
チェックアウト 12:00
料金 1泊1名¥20,000~(詳細は公式webサイトをご覧ください)

MAOIQ komfort

日常の圏外へ。コンセプトにもなっているこの言葉、もちろんWi-Fi完備で、スマホを使うことはできますが、スマホから離れ、目まぐるしい日常とも離れることで、様々な気付きを得られ、感謝の心を持つことに繋がります。
設備は充実していて、季節によって違う表情を見せる自然の力に、言葉では言い表せない圧倒されるものがあります。訪れるたびに自分が受け取るメッセージも違ったものになるでしょう。

冬のMAOIQ komfortも、これまた最高です。

 MAOIQ komfort

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