美しい人はみんな飲んでいる「白湯」の効果・正しい作り方・アレンジ。ダイエットに美肌に。

近年、白湯をマイボトルに持ち歩く女性が増加!身体を温めるだけでなく、ダイエットや美容効果も期待できる最強の飲み物「白湯」!効果や正しい作り方、アレンジレシピについて説明します。

白湯って何?

白湯とは、水道水やミネラルウォーターをやかんの蓋をとってブクブクと15分程沸騰したあと、飲める程度に冷ましたものです。やかんの蓋をとって15分程沸騰し続けることで、水に含まれている不純物が取り除かれ、身体に優しく柔らい口当たりになります。 

白湯の効果

・ダイエット効果

白湯を飲むと身体の内側がポカポカして、全身の血行が良くなります。内臓の温度が1度上がると基礎代謝も約10%上がると言われています。白湯を飲むと、脂肪が燃焼しやすくなり、太りにくい体質になると言われています。

デトックス効果

白湯で内臓が温まると腸の動きが活発になります。消化力が上がるので、便秘解消、利尿作用、消化力促進、美肌にとても効果的!体内の老廃物を排出されるので、新陳代謝が高まります。

冷え性改善

白湯は身体の芯から温める効果があります。全身の血液やリンパの流れが良くなると、手足などの末端の冷えが改善されます。冬など身体が冷えやすい季節だけではなく、エアコンの効きすぎによる夏の冷えにも効果的な白湯。身体を温めてくれるので季節を問わず効果が実感できます。

アーユルヴェーダ的白湯の作り方

白湯は、インドの自然療法であるアーユルヴェーダの3つのドーシャエネルギー「ヴァータ(風・空)」「ピッタ(火)」「カパ(水・地)」のバランスが整った魔法の飲み物と言われています。

自分のドーシャ(潜在体質)を調べる

アーユルヴェーダ的白湯の作り方

①やかんに水を入れて、火にかけます。この時、やかんの蓋は閉めず、開けたままにしましょう。銅製品のやかんを使うと殺菌作用が、鉄瓶を使うと鉄分(ミネラル)が含まれた白湯ができます。

銅製のやかん

②沸騰したら、やかんの蓋を開けた状態で火を止めずに15分待ちましょう。沸騰後すぐに火を消してしまうと、トリハロメタンという有害物質が水道水の3〜4倍に増加します。15分程沸騰し続けることで、この有害物質を除去できると言われています。また、気泡ができることから、風のエネルギーが加わると言われています。

③火を止め、カップにお湯を注ぎ、人肌より少し高めの50℃前後に下がるまで待ちます。熱いからといって水で薄めるのは、ドーシャエネルギーのバランスが崩れるのでNG!

温度が下がるのを待ちましょう

電子レンジでもOK?

白湯はやかんでブクブクと15分程沸騰することで、火と風の要素を取り入れることができるので、電子レンジや電気ケトルでは白湯本来の効果効能は得られないです。また、水道水に含まれているトリハロメタンの濃度が高い状態なので、有害物質を体内に取り込んでしまいます。

飲む量や飲むタイミングは?

白湯の飲み方

白湯を飲む時は、一気飲みではなく、少しずつゆっくり飲みましょう。温かく優しい白湯は、身体だけでなく心もほっこり温まります。

飲むタイミング

①朝起きたあと

白湯を飲んでいる人の多くが、朝起きたあとに飲んでいます。寝起き後の胃が空っぽの状態で白湯を飲むと、睡眠中に冷えた内臓を温め、腸内を浄化する作用があります。飲む量はカップ1杯程が目安。白湯を飲んで30分程経ってから朝食をとりましょう。

②食事中

朝昼夜それぞれの食事でカップ1杯程とりましょう。消化力を高め、食べたものが体内で燃えやすくなります。

③寝る前

就寝30分〜1時間程前に飲むと、身体が温まって副交感神経が優位になり、リラックスして熟睡できます。ただし、トイレに行きたくて目が覚めてしまう場合があるかもしれないので、飲み過ぎに注意です!

白湯の味で体調が分かる

毎日白湯を飲んでいると、日によって味が違うように感じることがあります。味覚によって、その時の体調が分かると言われています。

苦い…胃酸過多、寝不足、ストレスなどによる亜鉛不足の可能性。
甘い…身体が火照り浮腫んでいる状態。すい臓のトラブルの可能性も。
酸っぱい…体内の水分が足りていない状態。
しょっぱい…ストレスにより気の巡りが悪く、身体が冷えている状態。 

もっと白湯が好きになる!アレンジ方法

・白湯×レモン

カップ1杯分の白湯に、レモン汁をお好みで数滴入れて混ぜます。レモンに含まれているビタミンCとクエン酸は、疲労回復、血行促進、美肌効果、過食抑制、代謝UPが期待できます。

白湯×生姜

カップ1杯分の白湯に、薄切りにした生姜を2~3枚ほど入れます。ジンジャーパウダーやチューブの生姜でもOK。ジンジャーパウダーは大さじ1程、チューブの生姜は1〜2cm程入れて混ぜましょう。生姜には、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの3つの辛味成分が含まれていて、血行促進、代謝UP、浮腫みや冷えの改善、基礎体温を上げる、発汗促進が期待できます。

白湯×はちみつ

カップ1杯分の白湯に、ティースプーン1杯のはちみつを入れて混ぜます。ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど様々な栄養素が含まれているはちみつは、浮腫み予防、疲労回復、整腸作用、免疫力向上が期待できます。甘いものが食べたくなった時や喉の炎症を抑えたい時にもオススメです。

白湯×スパイス

朝起きた後にオススメなのが白湯にスパイスを入れたもの。カップ1杯分の白湯に、クミンとコリアンダーのパウダーを小さじ1/4ずつ入れて混ぜます。消化促進、代謝UP、便秘改善、デトックス効果、冷えの改善が期待できます。スパイスの香りは過食防止効果もあるので、ダイエット中の方は食事の1時間前に飲むと効果的です。胃腸が弱い方や胃腸が弱っている時は、様子をみながら飲むようにしましょう。

まとめ

初めは飲みにくく、美味しくないと感じるかもしれませんが、白湯を飲み続けていると身体が浄化され、体調の変化が分かるようになります。アレンジ次第で様々な飲み方も楽しめますし、それほど費用もかからず簡単に実践できます。今日から白湯を取り入れた生活、始めてみませんか?

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ヨガ歴10年。通っていたスポーツクラブで初めてヨガレッスンを受けたあと、心身共にすっきりとした感覚に感動したことがきっかけでヨガに魅了される。
ヨガインストラクターの資格取得後、某ヨガスクールにて養成講座を担当。
全国に100名以上のインストラクターを輩出する。その後、フリーヨガインストラクターとして、都内・横浜を中心にヨガクラスを担当。
ポーズを取ることを目的にするのではなく、ポーズを取る過程でマインドの変化を味わうことを重視している。