妊活中にも。「温活」にはヨガを取り入れてみて!体を温めるヨガをご紹介

体を温める活動、「温活」という言葉を最近よく耳にしませんか?特に妊活中の方は意識している方も多いかと思います。その方法はさまざまですが、今回はヨガにスポットをあてます。ヨガが温活に与える効果やおすすめのポーズ、どの部分を温めたらよいのか、ということなどをご紹介していきます。

体を温めるヨガで得られる効果とは

まず、体を温めるヨガを行うことで期待できる効果をご紹介します。

冷えの解消

寒い季節はもちろんのこと、暖かい、または暑い季節であっても気候の変化やエアコンによる気温の変化などで冷えを感じるという場合もあるかもしれません。こうしたときにヨガをすると、体内を流れる血の巡りがよくなり、体が自然とポカポカしてくるのを感じますよ。

ダイエット

さまざまなポーズがあるヨガですが、その中にはダイエットへの効果が期待できるものも。後ほどご紹介する、体の部位の中で特に温めたいところをヨガで刺激することで、体が引き締まっていくのを感じられそうです。ヨガはすぐに結果が出るものではなく、続けていくことが大切。自分の体を見つめながら、継続してみてくださいね。

妊活にも効果的

妊娠希望の女性にとって、体を温めるのはとても大切。ヨガのさまざまあるポーズの中には、体を温めて妊活を効果的に進めることができるものもあります。ゆったりとした気持ちで大きく呼吸するように心がけてみてくださいね。

これらの他にも、ヨガで体を温めることで免疫力アップも期待できます。忙しくて風邪などひいていられない!というときこそ、ヨガをして体を巡る血の流れをよくするのがおすすめですよ。

ヨガで特に温めたい体の部位

次に、ヨガで特に温めたい体の部位を見ていきましょう。寒いと自然と縮こまってしまいがちな体はヨガで意識的に伸ばしていくとよいですね。ヨガを行うときには、呼吸に合わせるようにすると余計な力が抜けて、自然に体を動かすことができるようになります。普段は呼吸に意識を向けることはないかもしれませんが、ヨガのときは大きく呼吸していきましょう。

骨盤

骨盤周りの血流をよくすると、全身がポカポカと温まってくるのを感じるはず。これは、下腹部や骨盤周りに大量の血液が流れているからなのです。この場所を温めると体が温まるだけでなく、自律神経やホルモンのバランスも整えることができるとか。また、骨盤の近くにある臓器が一緒に温まれば便秘の悩みの解消にもつながります。骨盤周りをよくほぐすヨガのポーズを選んでみましょう。

子宮

骨盤の近くにある子宮も温めておきたい部位です。骨盤と子宮は密に関係していて、この二つの場所をケアしておくと、体幹が整う、下半身だけではなく上半身も鍛えられてしなやかな体になる、太りにくくなるなどさまざまなメリットが。外側だけではなく、内側から美しくなる体作りには、子宮を温めることが大切なのです。

肩甲骨

肩甲骨を温めて鍛えることは、基礎代謝を上げる効果があると言われています。肩甲骨の間には太い血管が流れているので、例えば肩こりに悩んでいる人は肩甲骨をほぐし鍛えると血流がよくなり楽になることも。ヨガのポーズの中には肩甲骨をほぐしたり動かしたりするものも多くあるので、ヨガの間は肩甲骨を温める・動かすことに意識を集中させ、脂肪燃焼効果をアップさせましょう。肩甲骨を鍛えると、背中の余分なお肉が消えて、後ろ姿も美人になりますよ。

体を温めるヨガのおすすめポーズ

それでは実際に、体を温める効果が期待できるヨガのおすすめポーズを見ていきましょう。

英雄のポーズ

英雄のポーズは戦士のポーズとも呼ばれ、ヨガのポーズの中ではよく知られているポーズです。このポーズは大きな動きを伴うため、全身をくまなく鍛えることができ、特に肩甲骨周りの筋肉もほぐれるため血行がよくなり体が温まります。英雄のポーズには1から3まであり、数字が大きくなるにつれ上級者向けのポーズとなるので、ヨガに慣れていない場合、まずは初級者向けの1から始めてみるとよいかもしれません。英雄のポーズ1でも、大きく呼吸しながら肩甲骨、背筋、両足にしっかり意識を持っていくと体が温まっていくのを感じるはずです。

【ポーズ集】戦士のポーズ1のやり方

猫のポーズ

ベッドの上でもできる簡単なポーズが、猫のポーズです。四つん這いになってお腹を引っ込め背中を丸めるようにする猫のポーズによって得られる効果はさまざま。続けることによって柔軟性を高めたり、背中や肩甲骨周辺の筋肉をリラックスさせたりすることができます。また、インナーマッスルを鍛えることもできるので、基礎代謝の向上、脂肪燃焼にもつながるいう嬉しい効果も。夜眠る前の習慣として猫のポーズを取り入れたら、寝ている間も体が温まりそうですね。

【ポーズ集】猫のポーズのやり方

ねじるポーズ

ねじりのポーズには、大きな血管やリンパが近くにある鼠蹊(そけい)部を刺激する効果があります。骨盤や子宮もこの近くにあるので、女性はぜひ取り入れたいヨガポーズです。代表的なねじりのヨガポーズは座って行うもので、片方の足をもう片方の腿にかけます。背筋をまっすぐに伸ばして、上半身をねじっていきましょう。目線は遠くをみるようにすると、より深くねじることができますよ。

【ポーズ集】半分の魚の王様のポーズのやり方

太陽礼拝

ヨガの基本ポーズを続けて行う太陽礼拝。上半身と下半身をくまなく使用する太陽礼拝は体の隅々が温められるので、冷え症で悩む人にぴったりのヨガと言えます。太陽礼拝をおすすめする時間帯は朝です。3回連続して太陽礼拝を行ってみると、シャキッと目が覚めて同時に体が温まったことを感じられるでしょう。

初心者さんも必見!
「太陽礼拝」がもたらす力を知って日々の習慣にしよう

まとめ

温活が気になるけれど、何から始めたらいいか分からない…そんなときは体を温めるヨガに挑戦してみましょう。ヨガをすることで体が温まり、結果ダイエットや心身の安定、ホルモンバランスの調整など、体へのよい影響が期待できます。ご紹介したポーズすべてが難しかったら、ひとつのポーズでもOKなので、続けてみると体が変わることが実感できるはずですよ。

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広島県在住。 東京から移住し、最近の言葉で言うところの「スローライフ」をのんびり送っています。 ヨガは日々の習慣になっていて、特に呼吸法(プラーナーヤマ)を意識・大切にし体を動かしています。 YOGAHACKを通してヨガの楽しさ・魅力が伝えられればと思います。