ハマるヨギー続出!ヨガホイールの効果や使い方を体験取材で教えてもらったよ!

ヨガホイールの体験取材に行ってきました。 今、色んなヨガ○○がありますが、今回はヨガホイールです。もう一度言います、ヨガホイールです!さてさてどんなレッスンなのか、早速行ってきます!

今回の編集部が行く!は話題の「ヨガホイール」

ヨガホイールって?

イスに座ってパソコン業務に追われる毎日。肩が内側に入り、背中も真ん丸くなってきた。そんな時にインスタグラムで流れてきた丸いリングと戯れながら後屈する海外ヨギー!そこには「#YOGAWHEEL(ヨガホイール)」の文字。
ヨガホイールとは、背骨を柔軟にするために設計された丸い輪っかのトレーニング器具を使っておこなわれるヨガのこと。現代人は体の背面が硬くなりやすい生活を強いられているので、ヨガ初心者の方も含めリラックス効果が高いと話題になっています。
ヨガホイールという円形状のプロップスを使うので、通常では苦手なヨガポーズ(特に後屈系)ができるようになったり、肩こりや腰痛などの体質改善にも繋がります。

そんなわけで、今回の編集部が行く!は話題の「ヨガホイール」に挑戦します!

2014年偶然のきっかけで生まれたヨガホイール

ヨガホイールの歴史を話すと・・・、昔々あるところに、西暦でいうと、2014年のニューヨークでのこと。

ヨガの先生が外国人から言葉巧みに丸い輪っか状の物を買わされました。使い道に困っていた先生は、その輪っかを何の気なしにヨガのレッスンに取り入れてみました。

すると、「イイじゃん!!」「めちゃめちゃポーズ深まるじゃん!!」「普段伸びを感じづらかった部分伸び~るじゃん!YES!!」となり、ヨガホイールが生まれたのでした。

これがキッカケで、今、ニューヨーク発祥の最先端ヨガとして、日本でも熱が高まってきています。丸い輪っかを売りつけた外国人今となってはありがとう!なますてなますて(めでたしめでたし)。

そんな"ヨガホイール”の効果とは

○生活への変化

前傾になりがちな現代人の救世主と呼ばれていて、前のめりで内側に肩が入りやすい人の姿勢を改善する。
ヨガホイールを背面に設置し、上体を預けると、自然と胸が開き、背中は伸びるので、肩こりや腰痛を改善してくれる。
③通常のヨガでは伸ばしきれなかった部分まで伸びを感じられるので、血行が良くなり、むくみが取れ、デトックスされる。
④呼吸がしやすくなり、深く、長い呼吸ができるようになり、自律神経が整う

○ヨガのアーサナ(ポーズ)への変化

ヨガホイールを使うことで、安定感が増し、体の正しい使い方を覚えられる
初めは怖々やってしまう後屈系のアーサナも、恐怖心が減り、抵抗なく取り組める。
③ヨガホイールが円形なので腰の伸びをより感じることができる

ホイールの上に乗るアーサナでは、正しいバランス感覚を身に付けることができる
意識を向けづらい鼠径部と腸腰筋を正しくストレッチする補助ツールとしてもGood。

 今回レッスンを受けたスタジオはこちら

今回取材にご協力いただいたのが、Yoga Studio rcu(リチュ)御茶ノ水店
御茶ノ水駅徒歩4分の好立地スタジオなのですが、目の前には、江戸時代に江戸総鎮守(エドソウチンジュ)として将軍から庶民にまで親しまれた神田明神が建立されています。パワースポットから発せられるエネルギーをビンビンに感じます。

鳥居が目の前!こんなヨガスタジオはなかなかお目にかかれないのでは。神社仏閣好きヨギーも満足できるスポットで、神聖感が出まくっています。 

スタジオの窓から撮った写真がこちら

まさか、鳥居に手を伸ばせば触れられそうな距離感。感謝の気持ちが深まるヨガスタジオです。

気になるスタジオ内はこんな感じ

窓からは森の景色が広がり、四季折々の自然を感じながらヨガをすることができます。緑にとっても癒されます。

レッスンをしてくださったmasako先生 

キュート&チャーミングなmasako先生です。
ヨガだけでなく、ボケもツッコミもお手の物なmasako先生に編集部も出会ってすぐに大ファンになりました。これから始まるヨガホイールレッスンもどんなレッスンになるのか、たのしみ!!

まずはヨガホイールについて色々質問!  

Q.masako先生が始めたきっかけは?

ヨガインストラクターとして活動はしていたけど、後屈がすごく苦手だったmasako先生。ナタラージャサナ(踊り神のポーズ)とかは特に苦手だったそう。

そんな時、インスタグラムでフォローしている海外のヨガインストラクターが、ヨガホイールをしているのを見たことがすべての始まり。

インスタグラムに投稿されていた、その方のビフォーアフターにすごく変化があり、自分ももっと体を変えてみたいと思ったんだそう。

Q.自宅でやる場合はヨガホイールはどんなものを買えばいいですか?

ヨガホイールができるスタジオにはもちろん用意されています。自宅でヨガホイールをする際のアドバイスを教えていただきました。

「先生レベルになるとこんなこともできちゃうのよ~~オホホホホ~~」終始お茶目なmasako先生。
ポーズ名:masakoハスターサナ
特徴:マットの横でやる。目線は遥か遠く。効果は周囲を和ませる。

○おすすめはプラスチック製の32センチ! 

ネットでも東急ハンズ等でも買うことができるヨガホイール。素材は様々ありますが、固いプラスチックのものが丈夫で良いそう。
値段は安いもので充分とのこと。(だいたい1200円~)。
サイズは、32センチが通常サイズで使いやすいそう。小さ過ぎても大き過ぎても背中への負担になります。
また、お子様は、正しい指導のもとやらないと脊柱が曲がり側弯症になる可能性もあるので、自宅で行う場合は注意してあげてください。

masakoハスターサナ。先生、これで合ってますかー(わりと無表情)

ヨガホイールレッスン開始!

ゆっくり呼吸から

ホイールを優しくお腹にあてて、ゆっくり呼吸を繰り返す。徐々にホイールを体になじませます。

ホイールを使って体をほぐします

▽首のストレッチ

 ホイールを使って首のストレッチ。新鮮な感触が体に刺激を与えてくれます。 

 ▽体側のストレッチ

ホイールに体重を預けることで、いつもより伸び幅が大きい。そしてコロコロがなんか楽しい~。

▽前屈

足裏と足裏を合わせて前に倒れていきます。通常の前屈より上体を倒しやすく、背中の伸びを感じられます。

▽キャットストレッチ

 ニャ~~!

肩甲骨を近づけたり、離したり。手が不安定な分、通常のキャット&カウより体幹が使えます。

▽ナバーサナ (舟のポーズ)

ホイールをすねに乗せてのナバーサナ。「ホイールを落とさないようやる」という視覚的目標物があるので、身体の軸を意識しやすいです。

ヨガホイール式の太陽礼拝!

▽ダウンドッグ

背骨の伸びを感じながら体幹をぶらさず、集中力がどんどん高まっていきます。

▽アルダウッターナーサナ(半分の前屈のポーズ)

 足裏でホイールを抑えて、腕を伸ばします。脚のつけ根を内側に引き入れやすいです。

▽ウッターナーサナ(深い前屈のポーズ)

 ホイールに前腕をくぐらせて、肘と肘を掴みます。

ホイールを使えば、正しく体が使える!

▽ヴィラバドラーサナ2(戦士のポーズ2)

 前足の重心を正確にホイールに乗せないといけません。ここでも使うのは体幹です。

▽トリコナーサナ(三角のポーズ)

 足をホイールに乗せることで、ひざ裏の伸びを感じられ、足裏への意識も通常より高まります。

▽アルダチャンドラーアーサナ(半月のポーズ)

ホイールを使った半月のポーズ。下の手が不安定なため、体幹で体を引き上げる力が普段より必要です。上げている足で、しっかり見えない壁を蹴ります。

ホイールにはこんな使い方も・・・

上半身を垂直に曲げて、背中から腰にかけてホイールを乗せます。正しい背面の角度を知ることができ、ダウンドッグの際の練習にもなります。

▽トカゲのポーズのバリエーション

股関節の柔軟性の他、足の力や体幹も必要な難易度高めのポーズ。
でも私たちにはホイールがある!鼠径部の下にホイールを置き、プロップスとして使うことで、様々なポーズにチャレンジ出来ます!

ホイールといえば!後屈のポーズ

背中をコロコロ徐々にならします。

固まっていた背骨が1コロごとにほぐされていきます。(1コロ=1癒し)

▽セツバンダーアーサナ(橋のポーズ)

 先生が垂直に膝を押してくれているので鼠径部が更に伸び、胸も開いていきます。人生最大の鼠径部の伸びを感じると顔はこんな感じに仕上がります。

肩立ちのポーズ

背中、腰を支えてくれるので、安心感を持ってこのアーサナに取り組めています。

苦手な人が多いブリッジ!ホイールで補助すれば怖くない!

背骨全体を湾曲させて体を慣らしていきます。

丸い輪っかなので、腰や背中に負担がかからず、背骨の一本一本が開いていきます。呼吸をゆっくりしながら胸も大きく開いていきます。

足も中にいれ、さらに湾曲させます。ここまでいけば、ブリッジポーズももう怖くない。
ブリッジポーズのカウンターポーズとして是非ホイールを利用して練習してみてください。

最後はバランスポーズ「マラーサナ(花輪のポーズ)」

▽ホイールの上でまさかのマラーサナ

何食わぬ顔でホイールの上にひょいと乗るmasako先生。そして、 masako先生からお誘いが・・・。「HEY!!YOUも一緒にマラーサナしない!?」

この誘いに二つの意味で乗れるのか・・・ ホイールマラーサナにチャレンジ!

masako先生による徹底指導が行われました。ヨガレッスンというよりサーカス団の団長とクラウン。コツは身体を前傾にせず真っすぐにすることと、遠くを見ること。そして・・・

 masako先生の指導もあり、なんとかできました!重心の正しいかけ方をホイールを通して学ぶことが出来るので、マットの上での普段のマラーサナで正しいアライメントを取るための学びにもなります。

先生と隣同士でマラーサナで写真撮りたい!とごねる編集部。先生をお待たせしながらも何とかできたー!!パシャリ!大技達成!!

レッスン終了!ありがとうございました!

 ▽チャイルドポーズ

身体をホイールに預けたチャイルドポーズで締めくくります。レッスンの最後にはホイールが愛おしくなってきます。

感想&まとめ

 masako先生ありがとうございました!ホイール一個でこんなにも普段のヨガのポーズが更に深まるなんて!
あるポーズは伸びが深まり、あるポーズは体幹が更に使え、あるポーズは記念写真に最適です↓

鏡ごしに移る背中からも「たのしかったー!」がにじみ出ています。

ヨガホイールという新体験のヨガでしたが、レッスン後の身体の動きやすさや、呼吸の深まりは、体験した人にしか分からない変化があります。

固まっていた背骨が伸び、帰り道は来た時よりも、背筋がピ~ンと伸び、歩く時の姿勢も良くなりました。苦手なポーズができるようになったという達成感もあり、前向きな気持ちになることができて、心が丸くなった気がします。

お世話になったスタジオ

『Yoga Studio rcu(リチュ)御茶ノ水店』

2014年偶然のきっかけでNYで生まれたヨガホイール。
そう考えるとまだまだヨガの拡がりは、計り知れないですよね!ヨガ縄跳び?ヨガポール?ヨガ焼きそば??(筆者の手元に焼きそばを食べた後があっただけ・・・)
それでは、元気に次の体験取材に行ってきます!!

これまでの体験取材レポートも是非読んでください!
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