ヨガと年齢の関係~ヨガは何歳からでも始められるの?

ヨガを始めるのに遅すぎるということはあるのでしょうか?ヨガと年齢の関係を見ていきます。

ヨガを始めるのに最適な年齢ってあるの?

私たちの体が硬くなっていく原因は動かさないことと、加齢があります。年を重ねるごとに体はどうしても硬くなっていきます。ですから確かに若い時に始めればヨガの難しいポーズも比較的に楽に取れることでしょう。しかしだからといって年齢を重ねた人にヨガをすることが出来ないという事ではありません。そしてポーズを取ること=ヨガではありません。ヨガには心身を鍛えるという一面がある一方で、身体を動かすことで精神を高める、という一面があります。人生を終える日まで人は変わり続けることが出来ます。

人の歩幅に差があるように、貴女の歩幅で少しずつでも進み続けて自分を見つめていくことこそが大切なのです。若い人と比べたり、自分よりできる人と比較して自分の出来なさにフォーカスするのではなく、自分自身にフォーカスし、小さな変化を感じて喜びましょう。今の自分に最適なヨガを少しずつでもしていけばいつでもヨガをすることは可能です。

子どももヨガをしていいの?

ヨガは大人だけのもの、と思われる方も多いかもしれません。しかし最近は“キッズヨガ”や“ベビーヨガ”というクラスもあります。何も赤ちゃんの頃から太陽礼拝をしたりするのではありません。乳幼児を対象にしたベビーヨガは親とのスキンシップをメインに、触れ合いを楽しむことを重視してものがほとんどです。それぞれの年齢に合ったヨガがあるのです。

未就学児を対象としたヨガは年齢の成長に合わせたプログラムが多いようです。大人にとってもヨガという時間を過ごすことによって得られることは単なる体のリラックスや成長だけではなく、心の成長への大きな影響があります。ましてや感受性の高い子供であればいうまでもありませんよね。

ヨガは高齢者でもできる?

高齢者向けのヨガインストラクターの資格を取得する講座も開講されるようになりました。実際の高齢者向けのヨガのクラスは、コアマッスルを強化してバランス感覚を維持することで、自立生活の維持やリハビリテーション、エクササイズなどといった目的でも、自治体の施設や老人ホームなどで取り入れられています。椅子に座ったまま行う“チェアヨガ”、マットを使って体を動かすものなど種類は様々です。

確かにヨガスタジオに行くと確かに高齢者はあまり見かけません。でもそれはクラスによるのかもしれません。体を良く動かすアシュタンガヨガなどよりもゆったり動くハタヨガだと中高年の方も見かけます。年齢であきらめることはないのです。スタジオに問い合わせてみればよいでしょう。

年代別・ヨガ愛好者

では実際にヨガを愛好している有名人を年代別にご紹介します。注目される芸能人はスタイルキープ目的だったり、リラックス目的で続けている人が多いようです。女性は出産後の体系を戻すのをきっかけにヨガにはまっていって続けているという人が多いようです。

30代

上戸彩さん

食べることが大好きと公言する上戸彩さんは、産後ダイエットで始めたホットヨガから始まり、朝ヨガを日課にすることでstyleキープしているのだとか。

内山理名さん

女優としても活躍していますが、忙しい合間にヨガを学び、国際ライセンス上級の資格取得に励んでいるのだそう。数々の国内イベントにてヨガインストラクターとして活動しています。

40代

篠原涼子さん

10年近くヨガをやっており、多い時には週5通うこともあるそうです。特にお気に入りが、溶岩ヨガ(マグマヨガ)。産後太りの解消から通い始めたのだとか。

田中律子さん

2011年にヨガの国際ライセンスを取得し、その後は趣味のサーフィンを行いながら沖縄・東京を拠点に、水上で行うSUP(スタンドアップパドル)ヨガの協会を設立しました。ヨガインストラクターとして活動する傍らSUPヨガ講師の指導育成にも力を入れています。

50代

早見優さん

マタニティヨガをきっかけにヨガをはじめ、ヨガ歴10年以上。ヨガのお陰で呼吸が楽になり安産で、インナーマッスルを鍛えることで腰痛も改善したのだとか。

RIKAKOさん

50代とは思えないスタイル抜群のRIKAKOさんはもヨガを愛好しており、中目黒に自身のプロデュースするスタジオではヨガのクラスを開講中。

60代以上

片岡鶴太郎さん

最近、ヨガにはまりすぎた生活で話題になった片岡鶴太郎さん。難関のヨガ検定を突破したことでも有名になりました。

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ヨガを始める時に注意が必要な人

持病のある人は注意が必要です。たとえば比較的ゆったりしているホットヨガですが、高温多湿な環境で行うヨガですので、高血圧、心臓が弱い、妊娠中、脳梗塞などの人はヨガで体に負担をかけることがありますので注意が必要です。全身を使ったヨガが難しい場合は“顔ヨガ”などパーツで行うヨガにトライしてみてもよいでしょう。

まとめ

 年齢を問わず楽しめるヨガは、やってみたいなと思ったときがはじめ時です。自分の体調、持病を考慮しながらまずはハタヨガなどの比較的ポーズが易しいクラスから始めてみてはどうでしょうか。

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ライター。インタビュアー。フリーマガジン「灯す人」編集長。ヨガ歴10年。
毎朝“太陽礼拝”3回と好きなポーズを5種類やって瞑想をすることが日課。
雑誌で紹介されていた“太陽礼拝”をしてみたら予想以上に気持ちがよかった&ダイエット目的でSHIHOさんのDVDを購入して自分でやり始める。
スタジオに通っていた時期もあったが、今は自宅ヨガ。ヨガをすることで長年悩んでいた体質が改善。
「今ここ」を感じながら呼吸に集中することを楽しんでいる。