「ヨガに通い始めたい！」という方の中には、「実際、ヨガとホットヨガどちらの方がいいの？」「ホットヨガってそもそも何だろう？」などさまざまな疑問があるかもしれません。この記事では、ホットヨガの魅力や特徴についてたっぷり紹介します！ぜひ今後の参考にしてくださいね。
もくじ
ホットヨガとは
ホットヨガ徹底解説
ホットヨガとは、温度や湿度を調整した部屋で行われるヨガのことです。ポーズの内容は常温の部屋で行われるヨガと変わりはありません。一般的に温度は３９度前後、湿度は６５％以内で行うことが多いようです。適度に湿度が保たれているため、汗をかいても不快感はなく、肌が乾燥してしまうこともありません。温かい環境下でポーズを取ることで、新陳代謝が促され、デトックス効果が期待できます。
ホットヨガの効果
痩せる目的でホットヨガを始める方も多いようです。ホットヨガに通い続けた場合のダイエット効果について、いくつかまとめてみました。
・温かい環境下で発汗が促され、痩せやすい体に
湿度・温度ともに高いので、あまり普段汗をかかない方でも発汗が促されやすくなります。レッスンが終わるころにはタオルやマットが汗でびっしょり、ということは珍しくありません。汗と共に体の毒素を抜くデトックス効果も期待できるので、痩せやすい体の土台をつくることができるでしょう。
・代謝が良くなり脂肪を燃焼しやすくなる
サウナに入ると新陳代謝が促されて代謝が良くなるといいますよね。体は温めると基礎代謝を上げることができるので、結果脂肪を燃やしやすくなるのです。
・様々なポーズを取ることで引き締まった体に
ヨガではあらゆるポーズをとることで、全身の筋肉をまんべんなく使うことができます。特にインナーマッスルを鍛えることに効果があるので、体の余分な脂肪を落とすことができ、ウエストがくびれるなどの女性らしい体を手に入れることができるでしょう。
ホットヨガと常温ヨガの違い
・身体がより柔軟になりやすい
ホットヨガは体を温めることによって、無理なく体の隅々までストレッチを行うことができます。どんなに体が硬い人でも、コツコツと長期間ホットヨガを続けることで、柔らかくしなやかな体を手に入れることができるでしょう。更に効果を実感したい方は、レッスン前にホットヨガスタジオのシャワー室や浴室を利用してみるといいかもしれません。体が冷えた状態をなくすことによって。最初のポーズから筋肉を動かしやすくなります。
・子宮も温まることで妊活に役立つ
働く女性が増え、長時間のデスクワークや運動不足などにより、子宮が冷えている方が多いといわれています。子宮は赤ちゃんが宿る大事な場所です。温めて血流を良くすることによって血行が改善され、婦人科系トラブルをなくし、妊娠しやすい体を目指すことができます。
・肌がきれいになる
高保湿の室内で行うホットヨガは、肌がもちもちになりやすいメリットがあります。発汗することでデトックス効果が得られ、肌のターンオーバーを促すことにより美肌に生まれ変わることができるでしょう。
・冷え性を軽減
足のつま先が冷えて眠れない、手首から先がいつもひんやりしている、そんな冷え性の方にホットヨガはおすすめです。ホットヨガは体を温めた状態が、レッスン後にまで持続します。体の芯からあたたまっているので、夜のレッスンであれば家に帰って寝るまでその効果が期待できるでしょう。
ホットヨガと常温ヨガのカロリー比較
ホットヨガと常温ヨガで消費できるカロリーの目安は以下の通りです。
ホットヨガ（ゆるめ）：350カロリー程度
ホットヨガ（つよめ）：500カロリー程度
常温ヨガ（ゆるめ）：200カロリー程度
常温ヨガ（つよめ）：250カロリー程度
ただし同じレッスンを受けた場合でも、人によって大きな差があるようです。例えば呼吸を深く吸ったり吐いたりしながら、使いたい筋肉をきちんと働かせれば、たくさんのカロリーを消費しやすくなります。つまり効率的にカロリーを消費するためには、自身の意識が大切になるでしょう。また、常温ヨガは1レッスン受けた場合のカロリー消費が少ない傾向ですが、ホットヨガより疲れにくい分、最後まで体を動かすことができるようです。そのため筋肉量が増えやすく、効率よく代謝の良い体になるといったメリットもあるでしょう。
ホットヨガで注意したい点
サウナほど熱くはないものの、熱いと感じる温度は人それぞれです。中には耐えられない温度だと感じる方もいるかもしれません。レッスン中はこまめな水分補給・しんどいと感じたら休むなどの工夫をしましょう。また多くのヨガ教室では体験レッスンが用意されています。ヨガマット・レッスン中に飲む水・レッスン着などを借りることができる場合もあるので、会社や学校帰りでも気軽に参加することが可能です。まずは体験して、自分に合っているか確かめてみましょう。
ダイエット目的で通うなら！頻度やコツ
行く頻度
効果を実感するには少なくとも週に1回は通ってみましょう。あまりにも間をあけてしまうと、身体が熱さや湿度になかなか慣れることができません。ダイエット目的や体質改善目的の場合は、週に3回程度が理想的です。
効果を感じる期間
3カ月以上は続けてみましょう。「ホットヨガが好き！」「ライフスタイルの一部になっている」という方の大半は半年以上続けているようです。長く続ければ続けるほど、効果を実感しやすくなり、またホットヨガに行きたいというモチベーションに繋がるでしょう。
効率的に痩せるには？
効率的に痩せる方法をいくつか紹介します。
・あらかじめ体を動かしておく
レッスン前に太もも・お尻まわりなど、体の大きな筋肉を使ったエクササイズをしておきましょう。血流を促し温まりやすい体にしておくことで、ヨガ中の発汗効果が高まり、効率よく脂肪を燃焼させることができます。
・飲料を工夫
レッスン前・レッスン中・レッスン後の飲料を、アミノ酸系などのスポーツドリンクに変えてみましょう。脂肪燃焼効果を高めるだけでなく、体の疲れを残さないという効果が期待できます。特にゼロカロリー・砂糖不使用のものがおすすめです。
・レッスン後に食べ過ぎない
レッスン後は体を動かした分、お腹がすくかもしれませんが、暴飲暴食しないように気をつけましょう。たくさん食べてしまうと、せっかくの消費カロリーが台無しです。
・生理周期を利用する
生理が終わって1週間ほどは体が脂肪を燃焼しやすくなる期間です。いつもよりレッスンの頻度を増やし、食事を高タンパク質でヘルシーなものに変えれば痩せやすくなります。
ホットヨガで美を手にいれよう
ホットヨガを続けると嬉しいメリットがたくさんあります。
・インナーマッスルが鍛えられ、身体全体が引き締まる
・ウエストがくびれやすくなる
・美肌に生まれ変わる
・代謝があがることで太りにくい体になる
定期的にレッスンに通い、食事のとり方にも気をつければより効果も実感しやすいでしょう。ホットヨガは女性にとって嬉しいメリットが盛りだくさんなのです！
まとめ
体が暖められることによって、常温の状態よりも筋肉が柔らかくなり、様々なポーズに挑戦できるホットヨガ。そのため体が硬いというヨガ初心者には、むしろホットヨガの方が無理なく始めることができるかもしれません。ただ暑い環境が苦手な方・体力がない方・妊娠している方などにはきつい環境なので難しいこともあるでしょう。一度体験に参加してみて、「気持ちいい！」と感じればホットヨガの素質があります。ぜひダイエットやリラックスなどに活用してくださいね。
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