ヨガポーズ「ねじった椅子のポーズ(パリヴリッタ・ウトゥカターサナ)」の効果とやり方を解説

椅子のポーズにツイストの要素が加わると「ねじった椅子のポーズ」になります。空気イスに座るだけでも大変なのに、それにツイストが加わるなんて…!でもその分効果はUP!続けることでさらに実感できると思います。頑張ってトライしてみましょう♪

ねじった椅子のポーズの効果

日本語名:ねじった椅子のポーズ

サンスクリット語名:パリヴリッタ・ウトゥカターサナ(Parivrtta Utkatasana)

英語名:Revolved Chair Pose

ねじった椅子のポース(パリヴリッタ・ウトゥカターサナ)は椅子のポーズのバリエーション・ポーズです。効果は以下の通りです。

  • 太ももを引き締める
  • お腹を引き締める
  • 内蔵の働きを高める
  • リフレッシュ効果

ねじりが加わってくるので椅子のポーズよりも難易度が少し高くなりますが、その分、自分の身体を使っていて効果もUPします★
脚全体を使ってしっかりとした土台を作り、身体をキープ!
体幹を使って身体を維持し、上半身をねじるのでお腹の力も必要です。また、ねじることで身体の中の内蔵にも刺激を与えて、その働きを活性化させます。
呼吸を忘れないようにしながら、落ち着いて挑戦していきましょう! 

 

やり方

STEP1
山のポーズで立ち、両手を腰に沿えます。
両膝を軽く曲げていきます(息を吐きながら。以下「
」)。

両脚を曲げた時に膝が足のつま先から出ないように注意します(かかと重心)。
太ももの付けねから骨盤を後ろに引き、腰を反らないようにします。
(安定しなければ脚を腰幅にしてみましょう。)
 
STEP2
左手を天井に突き上げます()。

STEP3
背筋を伸ばしたまま、腰の下の方から身体をねじり、上げている左腕のひじを右脚のひざの外側に引っ掛けます()。
(雑巾を絞るように下の方からねじります!)

*上の手は、身体の遠くを通っていく意識を持つとねじりが上手くいきますよ。
ねじっていく時に呼吸が止まりやすいので注意しましょう。

STEP4
左ひじを右ひざに引っ掛けたまま、胸の前で両手を合わせて合掌します。
視線は天井方向を見ます。1〜3呼吸キープします。

 
上の手を天井、下の手を右脚の外側に付けてもOK。
さらに胸が開きます。
上側の耳と肩を遠ざけます。

STEP5
ゆっくりとねじりを戻して正面に身体を戻し()、膝を伸ばして山のポーズに戻りましょう()。
山のポーズに戻った後は、目を閉じて自分の身体の変化を感じます。数呼吸して落ち着いたら反対側も行いましょう。

 

効果を感じるヒント

ひとつひとつのSTEPを確認しながらポーズに入っていきます。勢いでねじったり、無理な力でひねらないように、腰の骨(腰椎)を下の方からひとつひとつ回旋させるように丁寧な意識を持って行います。呼吸を合わせてゆっくりとやってみましょう。
また、ねじった時に両膝の位置がずれやすいです。膝の位置を揃えるようにしていきましょう。腰〜お尻に位置する骨盤を安定させます。

 

注意すること

土台をしっかり作って上半身をねじり、身体を開いていきます。膝にトラブルがあったり、椎間板や腰にトラブルがある方はポーズをお休みしたり、椅子のポーズや他のねじりのポーズを行っても大丈夫ですよ。  

 

最後に

いかがでしたでしょうか?
難しいポーズほど筋力や集中力が必要になりますが、その後の達成感や解放感も得られて気分もすっきりすると思います。また、続けることで筋肉も付いてくる、お腹まわりもすっきりしてくる…などいい事ずくめです!
是非試してみてくださいね!

 

学生時代はダンス、社会人になってからはフラメンコ・太極拳・整体法などを学ぶ。忙しい会社員時代に心⇄身体をつなぐヨガに出会う。
ヨガにはポーズだけでなく、色々な気付きと学びがあります。
私も日々勉強中ですが、ヨガの楽しさを共有できたら嬉しいです!
好きなものは、美味しいもの。きれいなもの。いぬ。

・ファーストシップトータルヨガスクール主催 全米ヨガアライアンス認定(RYT200)取得
・ファーストシップトータルヨガスクール主催 リストラティブヨガ指導者育成コース取得
・VAJA認定均整術師
・yogabiija主催 チェアヨガベーシックTT 取得

https://www.instagram.com/yogaco.jp/