ヨガポーズ「魚のポーズ」のポーズの効果とやり方の解説

ヨガ後屈ポーズはうつ伏せと仰向けポーズが主流です。今回紹介させて戴くのは仰向けポーズの一つです。後屈のポイントは胸の大きな伸びです。その大きな伸びが貴方の日常を少し変化に導いてくれるかもしれません。

マツヤーサナ(魚のポーズ)について解説

 日々前向きな気持ちを持って進む事は、ご自身の行動を大きく変えプラスの結果に導いてくれる場合が多々あります。現代人の日常はPCでのデスクワーク・スマフォフォーからの情報収集等で下を向く機会が益々増えている事と思われます。あるTVの調査から、明るい笑顔と胸を張る事は前向きな気持ちに繋がるといった結果が得られてます。又胸を張った姿勢は若々しく躍動感を感じます。胸を張る事に効果的で姿勢を修正してくれるのが後屈ポーズです。後屈の強度は様々ですが、ご紹介するマツヤーサナは比較的初心者の方でも行い易いポーズでありながら、胸に大きな伸びを感じます。マツヤーサナによって姿勢を整え、若々しく躍動感ある印象と前向きな気持ちで様々な取組を行ってみて下さい。きっといつもより一歩リードしたご自身を得る事が出来るかもしれません。

ポーズの効果

胸を大きく開くポーズである為以下の効果が期待出来ます。

1.呼吸機能の改善

2.バストアップ

3.不眠改善

ポーズのやり方

1.仰向けの気を付けの姿勢から入ります。
以下写真(スプタタダーサナ:仰向けの山のポーズ)                                                                ①マット(又は床)に仰向けになり、足裏は親指・小指の付根と踵で見えない壁を押します。

②左右の腰骨を水平にし、腰とマット(又は床)の間に手の平1枚分入るか確認します。                               

③肩先はマット(又は床)につけリラックスします。                               

④あごを軽く引き目線は天井へ両手は体側に揃えます。 

                    

2.両手の平を上にしてお尻の下へセットします。その時足先はマット(又は床)と平行(ポイント)にします。

 
 

 

3.息を吸いながら、肘から手の甲でマット(又は床)をおしながら上半身に力を入れ肩甲骨を胸へ持ち上げます。その際脇を締めると上に上げる力が分散される事なく後屈が深まります。

 

4.頭頂をマット(又は床)に軽くつけ、上半身はリラックスしましょう。目線は後方へこの姿勢で3呼吸しましょう。

(ポーズの解放方法)首から頭はゆっくり持上げ、完全に戻った段階で腕の力をゆっくり緩め上体を床へ着地後、仰向けの山のポーズに戻りましょう。

 

初心者や実践のポイント

土台となっている部分(床接触面:ふくらはぎ・太もも・手の甲)で床をしっかり押すと、胸が上がり易くなり後屈が深まります。

禁忌・注意すべき事

胸が上がっていない状況で頭を床についてしまう場合があります。首と頭で重さを支える事になりますので、必ず胸が上がってから頭を床につけるようにして下さい。頭は軽くつく程度です。以上の事から首のトラブルのある方は禁忌です。

最後に

マツヤーサナ(魚のポーズ)は胸が開く後屈の中でも強度は差ほどではありませんが、胸をはり姿勢を整える事には効果的です。胸を張ったご自身と明るい笑顔で日常を送って見てみませんか?少しづつご自身にとって良い方向へ向かえるかもしれません。

 

現在ファーストシップでRYT200取得を目指しております。
昨年迄一般企業に在籍しており、仕事と子育てを経験しながら人との関わりの大切さを感じました。
子育ても一段落し、5年間行ってきたヨガを通じ人との繋がりの大切さや今後どのように進んで行く事が良いか、 参考にする事が出来たらと思い昨年末ファーストシップに入校しました。

それから7か月が過ぎ、”アーサナ(ヨガポース)の基礎知識構築は勿論の事、 社会との関わりや進む為の考え方はヨガ哲学から、身体の健康は心の健康である為の健康維持方法をアーユルヴェータから学ぶ事が出来ています。
とても有意義な日常を現 在送る事に繋がっています。
今はインプットの段階ですが、アウト プットの一つとしてヨガに関わる事を多くの方にお伝えする事が出来たら、とても嬉しく思っております。