ヨガは本当に健康になる?健康だけではないヨガのものすごい10の効果!

ヨガは身体の健康だけではなく、精神的な健康ももたらしてくれます。大きく言ってその効果は10個は挙ります。その理由はヨガが身体と精神の一体化を考えたエクササイズになっているからです。その点がラジオ体操などとは異なるのです。ですから、身体の健康と同時に精神の安定も得たい人はヨガを試してみましょう。

ヨガは健康になると言いますが、中には腰や筋肉を傷めたという人もいます。しかしそれらはやり方が悪かったり、単に普段使わない筋肉をストレッチしたから、ということが原因の場合も多いのです。

ヨガは正しく行えば、健康になるだけではなく、10個の効果が得られるのです。ここではそのヨガのすごい10の効果をご紹介します。

ヨガの10個の効果とは?

では早速その10個のすごい効果についてご紹介します。

1 身体のゆがみが直り内臓が正しい位置に納まる

身体の骨格は身体の動きの癖やそこにぶら下がっている内臓の重さのせいで自然に歪んでいます。また内蔵もその重量のせいで本来ある場所よりも下がっています。これらが肩こりや胃腸の不調の原因になっていることが多いのです。

その点ヨガで最も重視するのは正しい姿勢をとることです。つまり、骨格の位置をお互いに負荷がかからないようなナチュラルな状態にすることです。

これを行うと、筋肉にかかっていた負荷が取れるので、肩こりや腰痛が改善し、そレが原因だった頭痛なども治ります。

更に骨格が正しい位置になると、同時に骨格にぶら下がり、守られる内臓も本来あるべき位置に戻り、それによって消化不良や便秘、そしてそれが遠因となっているニキビや肌荒れも改善します。

2 基礎代謝が上がりダイエット効果も

ヨガの運動量はそれほど多くはありませんので、ヨガをしてその直接的な消費カロリーで痩せるということはほとんどありません。

しかしヨガとは、腹式呼吸で深く酸素を吸入しながら、筋肉をゆっくり動かす有酸素運動なので、それによって血行が良くなり、代謝機能が上がります。

すると、食事で摂った糖分や脂質がエネルギーに変わりやすくなり、「生きているだけで消費する」基礎代謝量が上がり、ダイエット効果が生まれるのです。

3 姿勢が良くなりすっきりしたシルエットに

骨格が正しい位置に収まると、結果的には身体がゆがんでいない状態になり、姿勢もよくなります。それは美的な観点でいれば、非常にすっきりとした立ち姿のシルエットに見えるようになることです。

加えて、ヨガによって、筋肉がつくべき所には適度につき、落としたいぜい肉は落ちていきますので、更にすらりとした美しいシルエットが手に入ります。

4 ホルモンバランスがとれて女性の不調も改善

ストレスなどで自律神経が乱れていると、抗ストレスホルモンの男性ホルモンが過剰に分泌され、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

また妊娠していても、身体は赤ちゃんを産める丈夫な身体になろうとして、男性ホルモンを活発に分泌するのでやはりホルモンバランスが乱れます。

これは自律神経のうちの、精神と身体が一種の「戦闘態勢」にある場合に働く交換神経が優位になっている状態です。

しかしヨガを行って心身ともにリラックスすると、交感神経ではなく、リラックスしている時に働く副交感神経が優位になるので、結果的に自律神経のバランスが整います。

するとホルモンの分泌も正常になって、ホルモンバランスの乱れによって発生していた不調が改善するのです。

5 身体に柔軟性がつきケガをしにくくなる

ヨガはゆっくりと身体をほぐしていきますので、身体の固い人でも2回、3回と実践するうちに、徐々に体に柔軟性がついてきます。

身体に柔軟性があると、何かにつまづいて身体のバランスが狂った時でも、すぐに補正し、転倒しないで済みます。それによって、足腰がしっかりしてケガをしにくくなるのです。

また同時に筋肉の柔軟性も増しますから、少し強いストレッチなどをしても筋肉を傷めることがなくなります。

6 代謝がよくなることで美肌になる美容効果

ヨガによって血行が促進され、代謝がよくなると美容面でもいろいろな効果が期待できます。

まず血行が良くなると顔色が明るくなってくすみが消えます。さらに皮下組織に栄養が行きわたるので、コラーゲンなどの産生も増え、肌にハリや弾力が戻ります。

さらに代謝がよくなると肌の代謝であるターンオーバーも正常になるため、肌のきめが整い、透明感が増し、ニキビなどもできにくくなります。

7 リラックスすることで肌トラブルを予防

またすでに起こった肌トラブルの改善だけではなく、将来起こりうる肌トラブルも未然に予防してくれます。

特にヨガによって得られるリラックス効果はストレスを解消するので、上で挙げたようなホルモンバランスの乱れや代謝不良による肌トラブルを防いでくれます。

8 睡眠の質がよくなり成長ホルモンが分泌

ストレスがなくなるとしっかり寝られるようになります。

身体の新陳代謝を促す成長ホルモンは、睡眠中、特に夜の10時から深夜2時の間に分泌されます。

ですからこの時間にしっかりと、質の良い睡眠をとっていると、肌の新陳代謝であるターンオーバーがさらに正常化されます。

それは、古い角質はしっかり剥がれ、新しい皮膚が次々生まれ、結果的には肌のキメが整って、透明感のある、陶器のような肌が手に入れられますということです。

9 自律神経のバランスが整いイライラが解消

ヨガは先ほど書いたように自律神経のバランスを整えます。すなわち、交感神経が優位な状況で発生するイライラや緊張を解きほぐしてくれます。特にヨガの深い腹式呼吸は、自律神経のバランスを整えるのに非常に効果があります。

10 集中力を高まって仕事や家事の効率アップ

以上のようなことが実現されると、毎日がとても快調になります。頭の回転も速くなり、集中力も高まって、仕事や家事に積極的に取り組め、かつ効率的にできるようになるでしょう。

なぜヨガにはこのような効果があるのか?

ではなぜヨガにはこのようなうれしい10個の効果があるのでしょうか。少し上でも触れましたが、ここでもう1度その観点でご紹介しましょう。

ヨガはただのエクササイズではない

エクササイズというもののも多くは、身体の筋肉をいかにストレッチさせ、鍛えていくか、ということを目的にしています。

しかしヨガはその発祥がチベットの仏教ですから、身体と精神の調和と融合をとても重視しています。

以前は、それは特に西洋の物質科学的な観点から見た場合は、身体的なトラブルや問題の改善には効果がないように思われていました。

しかし、1970年代頃から特にアメリカでその意識が高まったように、精神と身体は非常に密接な関係にあるのです。ある意味人間における両輪だと言ってもよいでしょう。精神のバランスが悪いと精神も不調になり、逆も同じなのです。

ですからその部分に着目して、単に骨格の位置を直し、筋肉をストレッチするだけではなく、その背景に精神の安定という哲学を持っているヨガは、単なるエクササイズ以上のものなのです。

身体に直接働きかけることと、精神を通じて身体に働きかけることの両方で効果を発揮できるのがヨガだと言えるでしょう。

したがってヨガはエクササイズ以上に、身体と精神にとても良い効果をもたらしてくれるのです。

ヨガは自分と向き合う手法

ヨガは精神的な背景を重視すると書きましたが、それはもう少し哲学的に言うと、「自分と向き合う」ということです。

ですから身体のどこにも負荷をかけない、ただ座っているだけの安楽座(スカーサナ)や蓮華座(パドマーサナ)と言ったポーズの中で、瞑想をすることを重視します。

そしてその瞑想によって自分と向き合うことは、煩雑な日常の家事や仕事の中で忘れがちな「自分とは何か」ということを思いこさせ、同時に日々のトラブルを客観的に把握させてくれるので、結果的にストレスが解消されるのです。

もちろん、一般的なヨガを日々のリラックスのために行う場合は、そこまで「意識的」になる必要はありません。

しかしポーズの合間合間に数秒間、腹式呼吸をするような動きも、その「自分と向き合う」ことと通じていますから、しっかりその時間もとることで、よりストレスが解消され、上で挙げた10個の効果が現れるでしょう。

ヨガは身体と精神を一致させバランスを整える

以上のような、単純に筋肉をストレッチするだけではない、瞑想部分や自分と向き合う部分を大切にしたヨガを行うと、非常に身体と精神のバランスが取れてきます。

まさに上で挙げた「両輪」がしっかりと調和を保って回るようになるのです。

それは自分のストレス解消や心身の不調の改善だけではなく、同時に他人へ気遣いややさしさを生み、それらが総合的に自分自身の人生そのものをより良く、より深くしてくれます。

ヨガの呼吸法が体と心の循環をよくする

以上、やや観念的な話に傾きましたから、最後に具体的に、ヨガの中の「呼吸法」が上で書いたこととどのように身体的なメカニズムで関わってるのかについてご紹介しましょう。

ヨガの腹式呼吸には3つの効果があります。

1つは血行の促進効果です。

呼吸とは胸郭もしくは横隔膜の収縮によって胸郭の中が大気圧よりも小さくなるので、空気が引き込まれるというメカニズムです。その時の胸郭の中に空気を引き込もうとする力は、血液を心臓などの臓器からも吸い上げます。

これによって腕、足、皮膚などに停滞している血液が心臓や肺に戻り、また新たに酸素を大量に含んだ血液として全身に戻っていくのです。それによって、内臓には酸素と栄養が送られ、健康な身体が実現できるわけです。

2つめは老廃物のデトックス効果です。呼吸によって横隔膜が上下に動くと、腹部の内臓がマッサージされ、新陳代謝が盛んになって老廃物が排出され、デトックス効果がもたらされます。

3つめは先ほども触れましたが、自律神経のバランス効果です。腹式呼吸は副交感神経を優位にしますので、精神がリラックスし、イライラやストレスの緩和につながります。

このようにヨガは、精神に関するアプローチ、肉体に対するアプローチの両方があるので、ただのエクササイズとは違うのです。

ヨガを始めてみたい方へ

では以上を読んでヨガを始めようと思っている人はどこから始めればよいのでしょうか。

ラジオ体操や太極拳やストレッチなど、他の運動と比べてどう?

ヨガではなく太極拳でいいのではないか、あるいはラジオ体操でもよいのではないか、という人もいます。

もちろん、身体を動かさないよりは何であっても定期的に動かすのはよいことです。ですから太極拳でもラジオ体操でもよいでしょう。

特に太極拳はヨガと大変良く似ています。どちらも呼吸を大切にしながらゆっくりと身体を動かすストレッチです。身体的なことだけではなく、精神面を重視する点でも似ています。ですから太極拳の別名は「動くヨガ」と言われたりもします。

一方、ラジオ体操は身体は動かしますが、呼吸や精神の面については触れていません。

朝、身体を動かして血行がよくなる意味ではラジオ体操は効果的ですが、精神的な良い影響や呼吸によるストレス改善とその効果は、期待できません。

3つの中で選ぶなら、まずはヨガ!

このようにそれぞれ特徴のあるエクササイズですが、もしも運動初心者がどれを選んだらよいかと言えば、ヨガをおすすめします。

まずラジオ体操と比較した場合は、その理由は明解です。

ラジオ体操には「自分と向き合う」ような精神的な要素はありません。必ずしも万人がそれを望むべきだとは言いませんが、心身からリラックスしてリフレッシュしたければ、身体と精神を両輪で考えるヨガのほうがよいでしょう。

また太極拳と比較した場合もヨガをおすすめします。

その理由は、太極拳では「形」が非常に大切だからです。しかしその「形」を学ぶのに時間がかかり、効果を実感しようと思ったら、かなりの程度の練習が必要です。

その点ヨガは、ネットの動画やDVD、インストラクターの動きを見よう見真似で行っても、その動きに見合った効果は比較的簡単に得られます。ですから、ヨガのほうがよいと言えるのです。

初心者で体が硬くてもできる?

また身体が硬くて運動が苦手な人の場合は、ヨガでさえできるかどうか心配かもしれません。しかし、ヨガはできるところからすれば十分に効果があるのです。

むしろ無理をして伸びない筋肉を無視に伸ばす方がそれを傷めるデメリットがあります。ですから、初心者で身体が硬い場合は、そのできる範囲から始めれば大丈夫ですし、続けるうちに身体はだんだん柔軟性を獲得するでしょう。

まとめ

いかがですか。

ヨガは単なるエクササイズではなく、身体と精神に良い影響を与えくれるものです。それによって、多くのうれしい効果を身体にもたらしてくれます。

ですから、もしも10個のうちのどれか1つの効果でも実現したいと思ったら、ネット動画やDVDを見よう見真似するところからでよいのでぜひ始めてみましょう。

▷ヨガとストレッチの違いとは?その答えは呼吸・目的・効果・マインドにあり!

▷ホットヨガの効果を実感できる期間は?効果を高める時間帯は?美容・ダイエット・精神・健康効果まとめ

▷健康と美容のために。「マヌカハニー」の効果や実践的な使い方を紹介!

ヨガの効果についてお探しの方におすすめのその他の記事

旅、蕎麦と酒(全ジャンル)、落語、そして猫をこよなく愛する大阪在住ライターです。
最近は肩こりがさらにひどくなり、デスクでPCに向かいながら上半身ヨガで何とかしのいでいる日々。
しかしそのおかげで左半身のだるさが取れました!