今日から始められる基本のヨガアーサナー(ポーズ)4つ!【動画解説アリ!】

何気なく言葉にしていた「アーサナー」でも、アーサナーって一体どういう意味でどういう語源かご存知ですか?今回はアーサナーの成り立ちからお家でできる簡単アーサナーまでを一挙ご紹介したします。

ヨガのアーサナーって何?

 ヨガをやっている人は「アーサナー」という言葉をよく使います。

でも、「アーサナー」って一体何!?

……と思っても、なんとなく尋ねずらい雰囲気がありませんか?
(私もついつい知ったかぶりをしてこっそりスマホで調べた経験があります。)

そこで今回は、ヨガのアーサナーについて詳しくご紹介!
自宅で簡単にできるヨガのアーサナーと、アーサナーについての詳しい本も載っているので、最後まで読んでみてくださいね。

アーサナの意味と語源について

ヨガで使われるアーサナというのは簡単に訳すと「ポーズ」という意味。
ヨガをする上で大切な姿勢(体位)のことを示します。
コブラのポーズ(ブジャンガアーサナー)や子宮のポーズ(ワーユ・ムクティ・アーサナー)など、ヨガのポーズ名の最後にアーサナーとついているのがわかりますね。

ヨガの「アーサナー」の語源は古代インドのサンスクリット語から派生したといわれています。
ですが厳密に元をたどると瞑想のために座る「アース」というサンスクリット語が元になったもの。つまりアーサナーが始まった頃は瞑想だけを示す言葉だったのです。
ですが、瞑想をするにあたって、もう少し背筋を伸ばした方が良かったり、背筋を伸ばすには姿勢を正さなければならない、歪みを取り、バランスの良い骨盤を……。と考えた結果、現代のようなポーズをとることを「アーサナー」と呼ぶようになったのです。
つまり、アーサナーは瞑想効果を得られる奥深いポーズのこと。

ヨガのアーサナーは動物や人の模倣のポーズが多く、アーサナー名も「動物や物の名前」+「アーサナー」という組み合わせで言葉がつくられているのが特徴ですね。

アーサナの種類はいくつある?

アーサナーは世界規模でみてみるとその数一万個はあると言われています。
しかし、一般的に知られている数は250種類前後。それでも多いですよね。
最近では、アーサナーがたくさん掲載されたスマホアプリもあります。空き時間に眺めるだけでもおもしろくおすすめです。

アーサナの目的 ヨガのアーサナの練習方法や気をつけたいこと

 アーサナーの目的は大きな3つの効果によって成り立っています。

①深い瞑想状態を得ることができる
②身体を伸ばし姿勢をよくする整体の効果
③呼吸と精神の安定を得てリラックスできる

身体を動かしてはいますが、そのこころは「極限のリラックス状態」であることがアーサナーの目的です。
どうしても身体を曲げなければ!と無理をしたり痛みがある状態で行うと怪我につながってしまうので気をつけましょう。

いつでもどこでもできるのが大きな魅力。今ではやり方が載った詳しいサイトやYouTubeなどの動画も豊富にあるので自宅でゆっくり練習することができます。

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このような本も出ているので自分にあった詳しいものを見つけるのも楽しいですよ。

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おうちヨガをする場合は、このようなヨガマットを用意するのを忘れずに。(硬い床の上でやると痛いので、すぐに辞めたくなります)

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初心者が一番苦労するのがバランスと股関節の開き

「うわっ!これどうなってるの!?」
ヨガのTVや紹介動画をみていると首や腰を痛めそうなポーズがたくさんありますよね。
一見痛そうに見えますが、実は痛くないのでご安心ください。(痛みがあると失敗です)

逆に初心者が一番苦労するのはそのバランスと股関節の開き。身体が硬い人は苦労してしまう印象ですね。
ですが、やり続ければ身体は柔らかくなりますし、硬ければ硬いなりのバランスの取り方がわかってきますから大丈夫です。

もしどうしても身体が硬くて……と悩んでいる方は空中ヨガがおすすめですよ。
身体が曲がらなくても曲がった人と同じ効果を得られます。

無重力感+自分の体重の効果で、ぐぐぐーっと背筋も伸びていきます。この感覚を体感したらやみつきになること間違いありません。

アーサナを行う上での注意点とコツ  

アーサナーを行う上での注意点はひとつ。
無理な姿勢は 絶対NG!痛いと思ったらやめること
です。

普段動かし慣れていない筋肉を動かしたり、伸びをしながら深呼吸をしたりするので、ついフラフラっとしてしまうこともあるかもしれません。自分の身体の声に耳を傾けて無理なく少しづつやってみるというのがアーサナーを行う上でのコツでもあります。

自己流に限界がきたら教室に通い、詳しいインストラクターに習うのも効果的!

ちょっとわからない。もう限界かも……。そう思った時はぜひ、詳しいインストラクターに習ってみてください。
いくら本やDVD、動画で学んだといえども自己流では見えない側面があるのも事実。「こうだったんだ!」と目からウロコな経験をしたという人も多いですよ。
仲間もいるので楽しく通えますね。

【動画で】お家で練習できる!ヨガのアーサナー4つ【簡単】

それでは早速、初心者でも簡単にできるヨガのアーサナーを4つご紹介します。

1、ヨガの基本!スーリヤナマスカーラ(太陽礼拝のポーズ)

 こちらは一般的にもよく知られている太陽礼拝のポーズ。
脂肪燃焼効果や冷え改善、免疫力アップの効果がありますから朝にするのがおすすめです。
ヨガ教室でも準備体操代わりに太陽礼拝のポーズから始めるクラスも多いですよ。

2、腰痛予防に!バーラーサナ(子どものポーズ)

心身のリラックス効果があるのがこの子どものポーズです。
普段上半身と下半身を繋げてバランスを取っている腰をよく伸ばしてあげて、血流を整えることによって腰痛予防の効果もあるのがうれしいところ。生理痛で痛みがひどいときも特効薬代わりになりますよ。

3、姿勢をよくして若返る!チャトランガダンダアーサナ(四肢の杖のポーズ/人生の杖のポーズ)

 全身を使うポーズであるチャトランガダンダアーサナ。杖と形容されるにふさわしく、身体が一直線にピンと伸びています。
実はこれ、猫背の人や身体の左右の歪みがある人に効果的なポーズです。全身をくまなく使うので身体全体が引き締まり、血流もよくなることでお肌がツヤツヤに。若返りと健康寿命を長くする効果があります。ぜひ取り入れてみてくださいね。

4、体幹を鍛えよう!バカアーサナー(鶴のポーズ)

 ヨガに慣れてきたらこれができるようになりたい!と言われるのがこの鶴のポーズ。
パッと見ると難しいイメージなのですが、バランスが取れたときには最高の気分を味わうことができます。
(両手で身体を支えるまでにはコツがいるので無理をせず少しづつがポイント!)

 まとめ

いかがでしたか?
ヨガのアーサナーは250前後あるので、なかなか全部をご紹介することはできませんでしたが、今回ご紹介したポーズは基本のポーズ。少しづつ習得して心身をスッキリ健やかに保ち、健康な毎日を過ごす足がかりにしてみてくださいね。
「アーサナー全部やってみる!」という目標を立ててみても楽しいかもしれません。 

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ストレス・疲れ・運動不足……。生活習慣病まっしぐらの生活を変えるために始めたヨガ。今ではどっぷりハマってしまったアラサーです。
自分の身体を自分でメンテナンスできるようになると、生活の質があがっていきますよ。
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