可能性が広がる!「英語でヨガ」にチャレンジしてみよう

日常的にヨガを行っている人の中には、ヨガの本場であるインドに行ってヨガを深めることを考えたり、ヨガ留学や海外でティーチャートレーニングを受けたいと思ったりしている人もいるかもしれません。海外でヨガを学ぶにあたっては、ヨガに関連した英語を習得したいもの。今回はヨガにまつわる英語についてご紹介します。

英語でのヨガレッスン

英語でのヨガレッスンには大きく分けて二つのパターンがあります。

生徒として英語でヨガを教わる

生徒として英語でヨガを教わる場は多くあります。例えば、ヨガスタジオが主催するワークショップに参加するのも一つの手段です。大手ヨガスタジオでは、大型連休や週末など、休みに合わせてヨガのワークショップを開催しています。中には、海外からヨガの講師を招き、英語でヨガレッスンが開講されることもあります。また、英語でヨガを学びたいという人向けのレッスンを開いているスタジオもあるので、ホームページや検索サイトの情報をこまめにチェックしてみましょう。日本国内にいても英語でヨガを学べるチャンスはあります。

先生として英語でヨガを教える

先生としてヨガを教えることもできます。英語でヨガを教えているインストラクターの中には、海外で活躍していたり、国内で教えていたりする人もいます。ヨガを教える対象は外国人である場合が多いですが、英語でヨガを学びたいという日本人の生徒さんもいるので、英語でヨガをするというニーズは幅広く求められているようです。

英語でのヨガの学習方法

英語でヨガを学んだり教えたりするためには、英語の基礎をおさえつつヨガに活かせるようにするのが理想です。ここでは、英語でのヨガの学習方法についてご紹介します。

独学でヨガの英語を学ぶ

独学で英語を学ぶのはなかなかハードルが高いと思う方もいるのではないでしょうか。英語を単独で学ぼうとすると難しく感じるかもしれませんが、興味のあるヨガを絡めて英語を学べばスムーズに頭に入るようになるかもしれません。まずはヨガで使う言葉を単語で覚えていくようにします。体の部位、ポーズの英単語から覚えていくといいでしょう。既に英語の基礎がある方はヨガに関連する英単語が頭に入れば会話になります。これから英語や英会話を勉強するという方でも、単語さえ覚えておけばその単語を羅列するだけでもコミュニケーションは可能です。自分でヨガ英語を学ぶのに、机に向かって勉強するのが苦手という方は、外国人が教えているヨガのDVDを見るのもおすすめ。ヨガをしながら生の英語を聞くことができます。自分の好きなことに絡めて英語を学ぶと、より一層理解が深まるでしょう。

英語圏の国に留学する

独学で英語を学ぶのはなかなかハードルが高いと思う方もいるのではないでしょうか。英語を単独で学ぼうとすると難しく感じるかもしれませんが、興味のあるヨガを絡めて英語を学べばスムーズに頭に入るようになるかもしれません。まずはヨガで使う言葉を単語で覚えていくようにします。体の部位、ポーズの英単語から覚えていくといいでしょう。既に英語の基礎がある方はヨガに関連する英単語が頭に入れば会話になります。これから英語や英会話を勉強するという方でも、単語さえ覚えておけばその単語を羅列するだけでもコミュニケーションは可能です。自分でヨガ英語を学ぶのに、机に向かって勉強するのが苦手という方は、外国人が教えているヨガのDVDを見るのもおすすめ。ヨガをしながら生の英語を聞くことができます。自分の好きなことに絡めて英語を学ぶと、より一層理解が深まるでしょう。また、単発で行われている英語クラスに積極的に参加して、英語を耳で覚えたり、先生に積極的に質問したりしてみるのもおすすめです。さらに、ヨガと絡めて英語を学びたい場合は、ヨガクラスでよく使われる英語を学べるワークショップなどを探して参加してみるのもいいでしょう。

外国人インストラクターによるおすすめのヨガDVD

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また、英語の読解力がある方は、英語のヨガの本に挑戦してみるのも良いかもしれません。

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南インド「トリヴァンドラム」で学ぶ

ヨガをメインにもっと深めたいというなら、思い切ってインドに行って学んでみるのも良いかもしれません。4500年という長い歴史を持ち、約12億人の人口があるインド。ヨガ発祥の地であり現代でもヨガはインド人の生活の一部です。ヨガを深めていくと、その本質を知りに聖地インドに行きたいという気持ちになることもあるでしょう。日本でもインドへのヨガ留学を企画するエージェントが増えてきました。ヨガが学べる場所はインド国内各地にありますが、南インドの海に面した州、ケララ州はヨガと関係の深いアーユルヴェーダが世界で最も正しく伝承され、実施されている地と言われています。州内には多くのアーユルヴェーダ施設があり、トリートメンを受けることができます。そのケララ州の州都である「トリヴァンドラム(ティルヴァナンタプラム)」近郊ではヨガをしながら宿泊ができるアシュラムという場所があります。アシュラムはインド語で「精神的な修行の場」という意味。インドでヨガ修行をしたいという人の多くがアシュラムでヨガや瞑想をしながら一日を過ごします。世界からインドのヨガを学びたいという人がアシュラムに滞在しているので、コミュニケーションは必然的に英語が多くなります。また、インストラクターもインド人が多いので公用語は英語です。初めのうちは英語が話せなくても、アシュラムにいる人はヨガをすることが目的なので、ポーズや体の部位の英語を繰り返し聞いていけば自然に耳に入ってくるはず。耳から覚えれば、後は言葉に発してみましょう。同じ目的を持ってきている人の間なので、きっと会話が弾むはずです。

ヨガで使う英語表現&フレーズ

 

 

ヨガを行う際に耳にする機会があるかもしれない英語表現やフレーズの例文をご紹介します。ぜひ使ってみてくださいね。知っておけば、外国人インストラクターのクラスでのヨガの理解が深まるかもしれません。

ポーズ名

ヨガのポーズには古代インドのサンスクリット語が使用されています。これは世界共通語なので、ヨガを学んでいる人は外国人でも日本人でも分かりますが、各ポーズ名には英語名もあります。英語名でポーズを言えば、ヨガ初心者にとってはどのようなポーズかイメージが付きやすいかもしれません。 

1.    Extended Triangle Pose

サンスクリット語で「トゥリコーナ・アーサナ」、日本語では「三角のポーズ」です。Triangleが三角を意味しています。

2.    Bow Pose

日本語で「弓のポーズ」は、「ダヌラ・アーサナ」といいます。英語でもBowを使って弓を表しています。

3.    Child’s Pose

ポーズの合間で体を緩めたり伸ばしたりするときにする「チャイルドポーズ」。英語と日本語は同じで、サンスクリット語は「バーラ・アーサナ」です。

4.    Sun salutation

日常的にヨガをしている人の多くが行う「太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)」。太陽礼拝をしている人を見てヨガに憧れるという方もいるようです。太陽礼拝はやればやるほど気づきがありヨガが深められるポーズとして、世界各国で親しまれています。英語でSun salutationを直訳すると、太陽への挨拶という意味です。

体の部位

ここでは、ヨガでよく使われる体の部位を英語でみていきます。

1.    Inner arch 土踏まず

2.    Toes 足の指

3.    Sole 足の裏

4.    Pelvis 骨盤

5.    Hip joints 股関節

6.    Shoulder blades 肩甲骨

7.    Back bone 背骨

8.    Core 体幹

体の部位は他にもたくさんありますが、英語で覚えておくと、長いフレーズが聞き取りにくくても単語が分かればどこを動かせばいいということが理解できてきます。

フレーズ

英語のヨガクラスで使われる可能性のあるフレーズをいくつかご紹介します。

1.    Breath 呼吸する

ヨガの際に重要になるのが呼吸です。呼吸を正しく行うことでポーズの深まり方が違ってきます。呼吸することの大切さは日本でも海外でもインストラクターから教えられるはず。呼吸は「Breath」というのが一般的です。例えば自分が教える立場の場合、深く呼吸してほしいときは「Take deep breath in (out)」といって促しましょう。インストラクターによっては、呼吸を「inhale(吸う)」、「exhale(吐く)」といっている場合もあるので、こちらの単語も覚えておくといいかもしれません。

2.    All the way down (up)

ポーズの際に、「腕を(足を)ずっと下に(上に)伸ばして」といった言葉をインストラクターから耳にするかもしれません。このようなとき、英語では「All the way down(up) your arms(legs)」と言います。

3.    Twist (your body) left or right

ヨガのポーズでねじりを伴う場合は「Twist」という単語が使われます。

4.    Make sure you are breathing

ポーズに気をとられて呼吸を忘れていませんか?そんなとき、インストラクターから「呼吸してね」と声をかけられるかもしれません。

5.    Lift / drop

Lift」は上げるという意味で、「Drop」は落とすや下げると言う意味があります。足を上げるなら「Lift your leg up」、ひざを落とすなら「Drop your knees」です。

6.    Make you comfortable

ポーズの合間には、楽な姿勢に体を戻してリラックスさせましょう。インストラクターの口から「comfortable」という単語が出てきたら、ポーズから直りましょう。

まとめ

ヨガと英語を組み合わせることで、更に可能性が広がります。インストラクターを目指したり、もっとヨガを深めたりしたいという方は、ぜひとも英語をプラスした「英語でヨガ」にチャレンジしてみませんか?

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広島県在住。 東京から移住し、最近の言葉で言うところの「スローライフ」をのんびり送っています。 ヨガは日々の習慣になっていて、特に呼吸法(プラーナーヤマ)を意識・大切にし体を動かしています。 YOGAHACKを通してヨガの楽しさ・魅力が伝えられればと思います。