ヨガ後の食事のポイントは?しなやかな筋肉を作るためのヨガ飯レシピ!

食事はしなやかな体作りの基本。ヨガで鍛えた体をより美しくするためには、たんぱく質の摂取が欠かせません。そこで今回は、たんぱく質の働きや多く含む食品、おすすめレシピについてまとめてみました。ヨガの効果を高めたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ヨガ後に必要なのはたんぱく質

ヨガを行った後は、少なからず筋肉が壊れている状態です。その筋肉を再生させるために、たんぱく質を摂取する必要があります。では、なぜたんぱく質が必要なのか見ていきましょう。

たんぱく質はしなやかな体を作る栄養素

ヨガで身につけたいのは、しなやかな筋肉。しかし、ヨガで鍛えるだけでは筋肉はつくられません。ヨガ後にたんぱく質を含む食事を摂取することが重要になってきます。たんぱく質は体の約20%を占めている重要な物質。水分に次いで2番目に多い成分なのです。たんぱく質は、筋肉だけでなく、血液、髪、皮膚など体のあらゆるものを構成しています。そのたんぱく質が不足すると、しなやかな体作りは不可能です。

ヨガ後いつまでに摂るのが理想的?

45分以内にたんぱく質を摂取すると、効率よく筋肉へアミノ酸(たんぱく質を構成する物質)が輸送されます。しかし、ヨガ後45分以内に食事ができないという方もいるでしょう。そこで、コンビニでも売っているプロテインドリンクや、プロテインバーを摂取してみてはいかがでしょうか。夜遅くて食事をしたくないという場合にもおすすめです。たんぱく質が5~15g程度含まれています。

たんぱく質を多く含む食品とは

たんぱく質を効率よく摂取する方法や、多く含む食品とはどのようなものがあるのでしょうか。

効率よく摂取する方法

たんぱく質には動物性たんぱく質と、植物性たんぱく質の2種類があります。動物性たんぱく質の吸収率が97%に対し、植物性たんぱく質は84%というデータもあるため、効率よく摂取するには動物性たんぱく質がおすすめ。食材の例を挙げると、鶏むね肉、豚ロース、赤身の魚がヨガ後に適しているでしょう。特に鶏むね肉には、イミダペプチドという疲労回復物質が含まれています。安価で低脂肪、さらにたんぱく質を多く含むため、積極的に取り入れたい食材と言えるでしょう。

ヨガ後におすすめの簡単レシピ

ヨガ後でも簡単に作れるレシピを3つご紹介します。全て低脂肪、高たんぱく質のメニューばかりなので、ヨガ後にピッタリ。中にはコンビニに売っているものだけで作れるレシピもあるので、参考にしてみてくださいね。

サラダチキンのお手軽酸辣湯(もしくは鶏むね肉)

スープなら低カロリーで夜遅くなっても安心。たんぱく質もしっかり摂れるお手軽酸辣湯をご紹介します。

〇材料

・サラダチキン 半分
・しいたけ(もしくはお好みのきのこ) 30g
・にんじん 10g
・竹の子水煮 10g
・卵 半分
・万能ねぎ 適量
・水 200cc

★鶏がらスープ 小さじ1
★醤油 小さじ1
★塩コショウ 適量
★ラー油 適量
★酢 小さじ2
★水溶き片栗粉 小さじ2

〇作り方
1.サラダチキンを細かく裂き、にんじんと竹の子水煮を千切りにします。しいたけは薄切りにしておきましょう。万能ねぎは小口切りにしておきます。
2.鍋に水と、万能ねぎ以外の1の材料を入れ、火を通します。
3.2に水溶き片栗粉と酢以外の調味料を入れ、一煮立ちさせます。
4.水溶き片栗粉でとろみづけをしたら、溶き卵を加えましょう。
5.火から下ろしたら、酢と万能ねぎを散らして完成。

ささみピザ

ささみを使った、ヘルシーでたんぱく質がたっぷり摂れるピザをご紹介します。ヨガ後のごはんだけでなく、おつまみにもピッタリです。

〇材料

・ささみ 2
・ピーマン 10g
・玉ねぎ 5g
・ピザ用チーズ 20g

★塩コショウ 適量
★ケチャップ 適量
★にんにく(すりおろし) 適量
★お好みでバジル 適量

〇作り方

1.ささみは観音開きにしてアルミホイルの上に乗せ、塩コショウを振っておく。
2.ピーマンは薄切りにし、玉ねぎはみじん切りにしておく。
3.1にケチャップとにんにくを塗り、その上に2を乗せる。
4.ピザ用チーズをかけ、トースターかグリルで焼け目がつくまで加熱する。(焦げやすい場合はアルミホイルを被せる)
5.焼けたらお好みでバジルをトッピングして完成。

サラダチキンの棒棒鶏風(もしくは鶏むね肉)

サラダだけで軽めに済ませたいというときもありますよね。そんなときにおすすめなのが、棒棒鶏風サラダ。今回はコンビニで買えるものだけで作れるレシピをご紹介します。

〇材料

・サラダチキン(できればプレーン) 半分
・カットレタス 半分
・もやし 半分
・万能ねぎ 適量

★醤油 小さじ1
★みりん 小さじ1/2
★砂糖 小さじ1
★味噌 小さじ1
★すりごま 大さじ1
★ごま油 小さじ1/2
★(時間がないときはゴマドレッシングでもOK

〇作り方

1.サラダチキンは細かく裂いておく。もやしはサッと茹でておき、万能ねぎは小口切りにしておく。
2.器にカットレタスを敷き、もやし、サラダチキンの順で盛りつける。
3.★の調味料を全て合わせてタレを作り、食べる直前に2にかける。

まとめ

ヨガで体を鍛えるだけでは、美しい体は手に入りません。ヨガ後はなるべく早くたんぱく質を摂取して、傷ついた筋肉を修復しましょう。また、ヨガを行う方はなるべく低脂肪、高たんぱく質の食事を心がけたいもの。まずは食べ物が体を作ることを理解して、理想のボディを手に入れましょう。

広島県在住。 東京から移住し、最近の言葉で言うところの「スローライフ」をのんびり送っています。 ヨガは日々の習慣になっていて、特に呼吸法(プラーナーヤマ)を意識・大切にし体を動かしています。 YOGAHACKを通してヨガの楽しさ・魅力が伝えられればと思います。