健康と美容のために。「マヌカハニー」の効果や実践的な使い方を紹介!

マヌカハニーとは一般的なハチミツなどとはどう違うのか、数値の見分け方や、日本でもオススメのマヌカハニーブランドやアイテムを紹介します。

健康食料品店なら必ず置いてあると言っても過言ではないマヌカハニー。その魅力と、実践的な使い方も紹介します。

 

マヌカハニーって?

ハニーとは色んな花や木からとれますが、マヌカハニーとはその中でもニュージーランド原産の「マヌカの木」から採れるはちみつを示します。1300年代に住み着いたニュージーランドの原住民である「マオリ族」の間では、「復活の木」や、聖なる「癒しの木」としてあがめられてきました。春夏には白やピンクの花が咲く木です。
 

マヌカハニーの効能

 マヌカハニーはピロリ菌に対してなど優れた「殺菌力」があり、炎症を和らげる効果からも風邪などの喉の痛み止めにも使えます。
ハニーは一般的な甘いイメージですが、抗ウイルス性効果を持つマヌカハニーは虫歯予防など「オーラルケア」に有効とも言われています。
ビタミンやミネラルだけでなく、ビフィスズ菌,グルコン酸,オリゴ糖などには善玉菌を増やす働きがあり、腸内環境を整えて整腸効果も期待できます。
食べるだけでなく、ニキビには直接マヌカハニーを塗ってアクネ菌を殺菌してくれるので湿潤療法などもおすすめです。
 

マヌカハニーのグレード

 マヌカハニー は「UMF(Unique Manuka Factor)」や「MGO(Methylglyoxal)」といった活性成分の数値が書かれていますが、その数値の意味はご存知でしょうか。
 
UMFは抗菌成分が同じ濃度のフェノール溶液(消毒薬)と同等の殺菌作用があることを示し、15%濃度フェノール溶液と同じ殺菌力のものがUMF15+、20%濃度フェノール溶液と同じ殺菌力のものがUMF20+となります。UMFはちみつ協会の審査によるUMFは、10+、15+、20+、25+などで抗菌の良さを表して、数値が高い方が抗菌性が高いです。10+以上のものは「UMFマヌカハニー」や「アクティブマヌカハニー」と呼ばれ、医療グレードとされているのでおススメします。NPA(Non-Peroxide Activity)やTA(Total Activity)もほとんど同じとして考えていいですが、UMFより少し気持ち大きな数字になっています。
 
一方、「マヌカヘルス」などで独自に採用している数値であるMGOは、ドイツのドレスデン大学の研究グループが見つけた抗菌作用物質の食物メチルグリオキサールを数値で表したもので、UMFはちみつ協会の公認でもあります。抗菌成分濃度のUMFに対して1kg当たりに含まれる抗菌成分含有量(mg)を数値で表しています。両者の換算としては、MGO100 = UMF10+、MGO400 = UMF15+~20+、MGO500 = UMF25+です。 
 
他にもウェダースプーン社の独自基準「KFactor」などもあり、信頼できるメーカーや機関の基準を知る必要があります。

マヌカハニーの食べ方

 マヌカハニーはローの状態、つまり加熱しないで食べることをおススメします。しかし、非加熱のハニーは小さい子には死にもいたる「乳児ボツリヌス症」を発症する場合があるので、あげないでください。
 
空腹時に1回あたり5ml~15mlのマヌカハニーを1日3~4回ほど直接食べると整腸効果が発揮できます。もしそのまま食べることに抵抗のある方は、ヨーグルトに混ぜたり、アイスにかけたり、トーストに塗って食べてももちろんOKです。
 
金属製のスプーンはMGO(メチルグリオキサール)の活性力が弱まる可能性があり、木製のスプーンや木製のハニースティックまたは陶器や竹等のスプーンの使用をお勧めします。
 
抗菌効果の高いマヌカハニーほど高価になってきますし、他のハニーに比べて薬のような味や風味が増して食べにくいと思う方も多いです。自分が続けられる数値を見つけることも大切です。

おすすめのマヌカハニーブランド

 日本でも手に入るようになったマヌカハニーのブランドやアイテムを紹介します。液体タイプだけでなく、タブレットタイプも登場していますよ。

 

・マヌカヘルス

 メチルグリオキサール(MGO)の値を表示するブランド。

 抗生物質や農薬は一切使用していない100%純粋なマヌカを提供しています。手軽においしく栄養補給したい方向けのMGO値30+から、MGO最高レベルのMGO値550+まで5段階で展開しています。ネットだけでなく健康食料品店でもよく見かける日本でも手に入りやすいブランドの一つです。

 

マヌカヘルス

 

・ウェダースプーン

 独自基準「KFactor」を採用するブランド。

 UMFやMGOの基準が有名なマヌカハニーですが、ウェダースプーン社はマヌカポーレンという花粉の濃度から、酵素や過酸化水素、メチルグリオキサール(MGO)などを総合的に評価するというKFactorで分類しています。KFactorが12、16、22の3種を展開し、22は花粉のうち90%以上マヌカポーレンを含有している高濃度タイプです。非遺伝子組み換えかつ殺菌処理をしていない点もブランドの売りになり、独自基準でも美味しいので評判があります。

ウェダースプーン

・ワトソン&サン

 ワトソン&サン社のブラックラベルは世界中で愛されるマヌカハニー。

MGOの値を採用し、初めてマヌカを始めてみようとする方におススメな100+から、格的に体質改善に取り組みたい高活性の800+まで5段階の展開をしています。 マヌカハニーを贅沢に凝縮して作られた「マヌカのど飴」のロゼンジも販売していますよ。

ワトソン&サン

 

・エグモントハニー

 ニュージーランドの南タラナキに拠点を置いた家族経営の養蜂会社。

マオリ語でタラナキ山とも呼ばれるエグモント山の描かれたパッケージが印象的なマヌカハニーはUMFの基準を採用しています。手軽に試してみたいという5+から、超高活性の23+まで5段階で展開しています。人里離れた汚染されていない地域で養蜂されている点も評価できますね。

エグモントハニー

 

・TCNストロングマヌカハニー

 ニュージーランド北島部の山岳地帯の直営養蜂場で日本人が作るマヌカハニー。

 糖分濃度は80%以上に達すると半永久的に変質しないという特性から、熱処理をしていない完熟マヌカ生はちみつなので半永久的に変質しないという特徴があるのはすごいですね。活性強度27+のMGO®720+から、活性強度39+のMGO®1100+まで4段階展開しています。

TCNストロングマヌカハニー

 

・NZヘルスナチュラリー

ニュージーランドの公認薬剤師 Richard Turnballによって設立されたブランド。

 UMF 5+から「アクティブマヌカハニー」と呼ばれる10+以上の20+まで展開しています。マヌカハニー&ジンジャーなど、マヌカハニーオンリーではなく体を温めてくれそうなプラスアルファ商品も人気があります。

NLヘルスナチュラリー

 

・MIS

 マヌカハニーから作られる喉飴ロゼンジ。

 UMFの基準に沿った10+のマヌカハニーを100%使用したキャンディーのロゼンジは外出時に喉が痛くなったなど緊急の際にも大活躍してくれます。口の中でゆっくりと溶け、砂糖よりも1.5倍甘く、カロリーは1/3カットという点も好まれる点です。

 

 MIS

ぜひ好きなブランドのマヌカハニーをゲットして、その中でもグレードを自分の体調に合わせながら使い分けて、マヌカハニーと健康的な生活をしてみませんか?

世界中を旅しながら、オーガニック商品を輸入をしています。
日本ではまだ珍しい、乳製品(チーズ)や海藻(シーウィード)のオーガニック認証獲得商材をお探しの方は連絡ください。
ママライターとして世界中のキッズの為になることもしていきます♡
日本化粧品検定1級資格取得
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