ヨガポーズ「ワニのポーズ(ジャタラ・パリヴァルタナーサナ)」の効果とやり方を解説

「ジャタラ・パリヴァルタナーサナ」と呼ばれるワニのポーズをご紹介します。仰向けの姿勢から、上半身は床についたまま脚を左右に倒すポーズです。コアを意識してトライしてみましょう!

ワニのポーズの効果

日本語名:ワニのポーズ

サンスクリット語名:ジャタラ・パリヴァルタナーサナ(Jathara Parivartanasana)

英語名:Belly Twist Pose

ワニのポーズの効果を解説します。

  • 体幹を鍛える
  • 腰痛を緩和する
  • 内蔵を刺激して便秘を改善する
  • 背中、肩の筋肉を和らげる
  • 気持ちを落ち着かせる
  • ウエストシェイプ効果

「ワニのポーズ」というポーズ名は、ワニが尻尾を左右に動かす動作に似ていることから付けられたようです。
ねじりのポーズはウエストにも効きます!美容にもおすすめですね☆

 

やり方1

STEP1 仰向けの山のポーズから、手の平を下にして両手を左右の横に広げます。

STEP2 息を吸いながら両ひざを揃えて90度に曲げて、すねが床と平行になるところまで上げます。かかとは押し出し、つま先は天井へ向けます。

STEP3 息を吐きながら脚を左側の床に倒します。膝は揃えたままにしましょう。目線は天井のまま、脚は床につけないようにします。
この姿勢を1〜3呼吸キープします。 
 
STEP4 息を吸いながら両脚を真ん中に戻して、最初の仰向けの山のポーズに戻ります。
同じようにして反対側も行います。
 
▽ポーズバリエーション
・初級編  両脚を上げずに、足裏を床につけたまま脚を倒します。
・上級編  両脚を曲げずに、揃えて伸ばしたまま左右に脚を倒します。
 

やり方2

片脚で行うワニのポーズをご紹介します。

STEP1 仰向けの山のポーズから両手を左右の横に広げます。

STEP2 息を吸いながら、右足を天井に向けて持ち上げます。

STEP3 息を吐きながら、右脚を左側へ倒していきます。顔は脚を倒す方向とは反対側、右手の方を見ていきましょう。

この姿勢を1〜3呼吸キープします。

STEP4 戻る時は、息を吸いながら右脚を天井に上げ、息を吐きつつ脚を降ろして山のポーズに戻ります。  
同じようにして反対側も行います。

 

効果を感じるヒント

ヨガの全てのポーズに言えることですが、呼吸を使って自分の身体をコントロールしていきます。吸う・吐くの呼吸をしながら、ゆっくりとポーズをとっていきましょう。自分の体幹を感じられると思います。

脚を倒していく時には、脚の重みで肩が床から離れて上半身が浮きがちです。両腕・両肩はしっかり床につけましょう。倒している脚と反対側の腕を伸ばすことで、胸が広がり上半身が大きく広がっていきます。

 

注意すること

腰に不安がある方は注意しましょう。コアの筋肉がないと腰を更に痛めてしまいます。初級者向けの軽減法や片脚ずつ行うポーズがありますので、出来る範囲で少しずつ頑張ってみましょう。

 

最後に

いかがでしょうか?コアを使うので最初は辛いと感じるかもしれませんが、少しずつ頑張って続けることで筋肉も付き、ポーズにも慣れてくると思います。ねじりのポーズはストレッチ効果やデトックス効果もあって気持ち良いですよ。ぜひ試してみてくださいね!

学生時代はダンス、社会人になってからはフラメンコ・太極拳・整体法などを学ぶ。忙しい会社員時代に心⇄身体をつなぐヨガに出会う。
ヨガにはポーズだけでなく、色々な気付きと学びがあります。
私も日々勉強中ですが、ヨガの楽しさを共有できたら嬉しいです!
好きなものは、美味しいもの。きれいなもの。いぬ。

・ファーストシップトータルヨガスクール主催 全米ヨガアライアンス認定(RYT200)取得
・ファーストシップトータルヨガスクール主催 リストラティブヨガ指導者育成コース取得
・VAJA認定均整術師
・yogabiija主催 チェアヨガベーシックTT 取得

https://www.instagram.com/yogaco.jp/