• 第1回:ヨガと私
  • 第2回:ヨガと呼吸
  • 第3回:ヨガと自分
  • 第4回:私の生きる意味

第1回:ヨガと私

サーフィンとの出会い

私がサーフィンに出会ったのは16歳の時です。親友の彼がボディボードをやっていて、何か海でのアクティビティをやってみたいと思いました。

はじめはボードに乗ってぷかぷか浮いているだけだったのですが、とても気持ちよかったので、実際に波に乗ってみたらもっと気持ち良いんじゃないかとサーフィンにトライしたことが始まりです。

サーフィンは今も毎日行っています。ハワイでの生活が基本で、夏に日本に来るという生活スタイルが続いていますが、ハワイに居る時はサーフィン中心の生活です。

今回のDVDでは大自然をバックに全編ハワイでの撮影となっていますので、ぜひハワイの美しい風景・空気を感じて頂ければと思っています。

ヨガとの出会い

ヨガと出会ったのはインドから戻った親友に「ハワイでいい先生がいる」と紹介されたのがきっかけです。

サーフィンがあったからハワイへ行ったというのではなく、学校を卒業するまでに行った事のある海外がハワイとラスベガスだったんです。

卒業後の進路に迷っていて…海外へ行こうと決心したものの、誰も知らない所へ行くのはハードルが高かった。
その為、行ったことのある海外から選んだのがハワイでした。

しかし、いざハワイへ行ってみると自分の価値観を一変するような世界、考え方に出会えました。
ハワイの人たちというのは、自分たちの土地をしっかりとケアすることで、土地が自分たちをケアしてくれるっていう風に考えているんです。
自然に対する大切さ、感謝の気持ちっていうのがおじいちゃん、おばあちゃんの前からずっと教えられている事で、それを若い人達もしっかりともっている素晴らしい土地。
大きい島ではないからこそ、皆が皆何かしら繋がっているんですね。

今考えると、ハワイでヨガに出会ったというのも何かの繋がり、エネルギーがあったのかもしれません。

初めて行ったヨガが室内ではなく、外でのヨガだったんです。
芝生の上に裸足で立って、大地のエネルギーを感じながら鳥の声が聞こえたり、風を感じたりといった自然の中でのヨガを味わいました。

ヨガの中にある大切な物に感謝の気持ちを持つことによって相手を許す事が出来たり、相手を受け入れる事が出来たり、相手を愛する事が出来たり、そういったコアの部分がハワイとヨガの部分で通じている。
アロハスピリットもそうですけど、アロハスピリットの中に感謝も入っていて、私もあなたも一緒というマインドの部分でハワイとヨガは繋がるところがあるなと感じます。

こういった自然との一体感というのはサーフィンとも共通する部分で、自分の心と身体と対話をするというのがとっても気持ちよかったんです。

そのため、最初はポーズをとるといったフィジカルな部分だけだったんですが、メンタルな部分にも魅力を感じ、どんどんヨガを勉強するようになりましたね。

サーフィンとヨガの繋がり

サーフィンが上手くなるポイントの1つに怖さを克服するという点があります。
恐怖があると波が高くなってくるのが怖いと感じますが、そこでパニックになってしまうと溺れてしまいます。

パニックになってしまいそうな時こそ焦らずに、波に身を委ねた方が結果として上手くいきます。これはサーファーなら誰もが経験した事があると思います。

流れに乗る、波に乗るといった流れに逆らわず、そのまま周囲の事象に身体を委ねるという部分などサーフィンもそうですし、ヨガにも通ずる所があるのではないでしょうか。

今ではサーフィンに加えて、ヨガが私の人生の大きな2つの軸となっていますね。

第2回:ヨガと呼吸

海とヨガと呼吸

私がヨガをやって一番変わったのは呼吸に対する意識です。深く一つ一つの呼吸を丁寧に、呼吸を整えることによって自分との対話が出来たり、自分との対話が出来る事によって他の事にも大きな視野をもって見ることが出来ると感じています。

そういった自分との対話が出来る良い環境の一つがまさしく海なんです。 ディープなリラクゼーションを感じる中で、海の上ということが、コンビネーションになることでまたより深い所に目を向けられたり、自分の感覚を研ぎ澄ます事が出来るのではないかと思います。

サップヨガが最近は流行っていますが、サップヨガのボードは通常のサーフボードよりも大きく、サーフィンに慣れていない方でも海という生命の源、リラクゼーションの原点に触れやすくなっているというのはとても素敵な事だと思います。

しかし、ヨガが流行っていくとフィジカルな部分がどうしても前に行ってしまって、呼吸というとても大切な部分を忘れがちになります。

ヨガって言うとハードなポーズをするイメージがあるかと思いますが、実はヨガが最初に産まれたのは座ってメディテーションをしながら呼吸を整える。

それが何千年も前に産まれたヨガの本当の意味であって、ヨガをもっともっと流行らせよう、多くの人に知って貰おうと思って西洋に持っていった時にエクササイズ的、エアロビクス的な要素を取り入れて今のヨガが出来上がっています。 なので、ヨガが産まれた最初の部分である呼吸というのを私は常に意識をしていますし、大事な所だと考えています。

ヨガをやってから変わったサーフィンでの呼吸

サーフィンの試合の前や、ノースの大きい波を見ていると緊張でどんどん呼吸が浅くなってしまってしまいます。そういう時にヨガで学んだ呼吸法を行うことによって自分を落ち着かせる事が出来るようになりました。

そうした落ち着いた状態で波を見ることで、これが自分の乗れる波なのか、乗れない波なのかという事を冷静に判断することができます。

海の状況や、風の状況、自らの状況という多くの事項を冷静に判断し、クリアに見ることで、今日は行くべきなのかそれとも止めるべきなのかという判断を行える、これがヨガから学んだ呼吸法となります。

実際、ハワイの有名なビッグウェーブライダーの中でも皆さん呼吸を整えるとか、自分の肺活量をMAXに使えるようトレーニングをしたりという事を常にしています。

大きい波にチャレンジしたいと思ったらどれだけ長く居られるか、という点をトレーニングするという事になると、一番大事なのは何かというと呼吸、肺活量になってきますね。

何でもそうですけど、当たり前の事にはなかなか感謝の気持ちを持つことは出来ないですよね。
人間が生きていく上で必ず必要な呼吸、その呼吸が大切というのは当たり前なんですが、そうした当たり前の事を気付かせてくれるのがヨガの素晴らしい所です。

私の師匠もよく言っていたのが、私たちの呼吸というのが財産であり、自分の身体というのがテンプル(お寺)であるという事です。

財産である呼吸にしっかりと目を向けて大切に大事に呼吸をする、そしてこの身体、テンプルを常に磨くこと、それは身体もそうだし、マインドも心も磨きながら大切にするということを私が教える時も話をしています。

第3回:ヨガと自分

ヨガとアイデンティティー

私自身、最初のヨガの師匠とヨガのティーチャー資格をとった際の先生が素晴らしい方だったんですが、それぞれ素晴らしい教えが有り、その素晴らしい教えを受けたことで今の自分というのを作り出してくれています。

私が教わった教えの一つに「今、というこの瞬間、2度と来ないこの瞬間に自分を置きなさい」という事があります。
忙しい現代、ハワイも日本やアメリカ本土程ではないですが、忙しくなってきています。
友だちと会話をしながらスマートフォンを触るというように、相づちを打ちながらも話は上の空というような状況は皆さんも少なくないのではないでしょうか。

1つの事に集中しない、上記のような同時にマインドが2つあるような状態というのは自分にとっても良くないですし、相手にとっても良くない。
「今、ここにいる自分」というのをしっかりと意識するのは大事な事に感じます。

忙しい現代だからこそ、自分を意識する上で役立つのがヨガです。
自分というのは一体どういう人間なのか、何をしているとハッピーなのか、何をされるとアンハッピーなのか。自分の命の目的、意味を感じながら出来るのがヨガの素晴らしい魅力ですね。

人間本来が持っている感情というのが、ヨガを行っている事で解放される実感がありますね。実際に生徒さんでもヨガの最中に、泣き出してしまう方もいらっしゃいます。
普段の生活では抑えている根源的な感情というのが、自分と対話を行う事であふれ出てくるのだと思います。

その自分の奥底にある感情をあふれさせ、受け入れてあげる事によって、人は初めて自分というのをフルに理解し、認めることが出来ると私は考えます。

人と比べてしまうと嫉妬心が生まれてしまいますし、比べることによって悲しみや怒りといった感情も生まれてしまう。
自分というものをしっかりと持ち、自分を愛する事で、周りと比べずに生きている事ができるのではないでしょうか。

自分だけのマイパワースポット

昔、世界の人々がなぜハワイに集まってくるのが疑問になって、ハワイに昔から住んでいる地元のおじいちゃん、おばあちゃんに聞いたことがあるんですが、ハワイは地球の緯度的にパワースポットなんですね。

もちろん、人それぞれパワースポットに感じる考え方が違うと思います。
山が好きな人には山がパワースポット、海が好きな人には海がパワースポットとなりますし、更に個人的なパワースポットというのが人それぞれにあると思います。

このDVDの中でも広大なビーチやオアフ島の壮大な崖をバックに映したり、ハワイのパワースポット集ともなっているので、ぜひDVDを見た後に実際にハワイの場所に行っていただき、気になった場所でヨガをして貰うなど自分だけのスポットを見つけてもらえれば嬉しいです。
日本に居るとついつい流行というのがあるので、皆が同じものでまとまってしまうこともあると思います。
自分の個性は何なのか、その個性を何処まで活かして、伸ばしていくという事に対し向き合うことで、自分の道、自分の人生というのがしっかりと見えてきます。
ぜひ、自分だけのマイパワースポットを見つけて頂ければと思います。

第4回:私の生きる意味

海の持つエネルギー

私は障がいを持つ子どもたちにサーフィンの楽しさを伝えたいという想いから始めた、ボランティアサーフィンスクール「Ocean’s Love」を毎年行っています。

私の兄が障がいを持っているという事もあって、幼い時から兄が日本の社会で生活する大変さを見てきました。だから兄や障がいを持っている人たちが少しでも生活しやすい社会を作り出せたらいいなと子どもの時から思っていました。

そんなとき、アメリカ、カリフォルニアの自閉症の子たちにサーフィンを教える団体、サーファーズヒーリングに出会いました。
サーファーズヒーリングがハワイに来て、ボランティアとして私も参加したんです。

最初は私の手を繋ぐことも出来ない、目を見ることも出来ない子ども達が、沖に行ってボードに乗るとすごいキラキラと輝く笑顔で喜んでたのを見たときに、海のエネルギー、ヒーリングパワーはなんて素晴らしいんだろうと感じました。

サーフィンという楽しいスポーツが彼らを笑顔にしてくれて、そんな笑顔を見たときに自分の命の理由、ここに居る、生かされているという理由を感じたのが、「Ocean's Love」を始めたキッカケなんです。

DVDを通して

今回のFeel the AlOHAではハワイの大自然、そして空気を少しでも感じてほしいというのが一番。
最初は日本のスタジオで撮影というお話だったのですが、それではやりませんとお断りしたぐらいです。(笑)
スタジオで撮影してもハワイの空気を伝えられないので、DVD を出すなら絶対にハワイで撮影したいというこだわりがありました。
音楽もウクレレのミュージックにこだわってます!

何にでも、自分の意思をクリアにもっている事が大事だと思うんですね。
私がDVDを作るにあたって何が私の意思なのかと考えると、このDVDを通じてハワイのヒーリングのエネルギー、スピリットを皆さんが感じて貰えれば嬉しいです。

疲れているときはハワイアンミュージックもしくは映像や耳だけでもハワイを感じながら癒やされ、元気があるというときには一緒にヨガをして、身体の中からエネルギーを作ってもらったりと活用をして頂ければと思います。

また、ハワイの空気感をより身近に感じて貰うために、私の毎日作って実際に飲んでいるスムージーの紹介や、海とヨガのエッセンスを両方取り入れたサップヨガのシーンなども入っているのでこちらも併せてより、ハワイを感じてもらいたいです。

ハワイ好きの人は沢山居ますが、ヨガが好きな人って、すごく好きな人は少数で、興味はあるけれど身体硬いし、、という方が大多数だと思うんですね。
そんな人でもお家の居間でDVD見ながらポーズをとってみるとかだったら、恥ずかしがらずに出来ますよね。

忙しい日々の中でこのDVDを取り入れる事によって、皆さんが少し元気になったり、癒やされたり、身体を動かして身体的にヘルシーになったり、マインド的にヘルシーになる、ハワイとヨガが持つヒーリングな要素という物を出来るだけ毎日の生活の中で感じて貰えるというようにというのが私の想いです。

Feel the ALOHA 〜ヨガで感じるハワイ、五感で感じるハワイ〜

ハワイの自然と海をこよなく愛するハワイ在住、プロサーファー、モデル、ヨガインストラクターのアンジェラ・磨紀・バーノンがおくる、初心者、中級者向けの、レベルや目的に合わせて選べるヨガプログラム。
「ヨガ × ハワイ」の魅力、ハワイLOVERSも大満足のハワイの魅力をスラックキーギター、ウクレレのサウンドにのせてたっぷりと90分お届けします。
大自然をバックに全編オアフ島撮影。ハワイの美しい風景と共に、アンジェラのヨガを楽しめる「ヨガで感じるハワイ」
ヨガ実用DVDとしても、メディテーションにも使える、アンジェラの解説による4つのプログラムは、目でも音でもハワイを感じる、まさに「五感で感じるハワイ」
サウンドトラックCD「Feel the ALOHA Sound Track」も同時発売!

「Feel the ALOHA 〜ヨガで感じるハワイ、五感で感じるハワイ〜」ダイジェスト版:
https://www.youtube.com/watch?v=jRIyYqJ_aJc
2016年6月29日発売
\2,980(Tax in) 発売元:インセンスミュージックワークス



アンジェラ・磨紀・バーノン Profile

1980年、横須賀生まれ。日本人の母と米軍に所属するアメリカ人の間に生まれ、18歳まで日本で育ち、その後ハワイに移住。ハワイの自然と海をこよなく愛するプロサーファー、ヨギー、モデルとして活躍中。障がいのある子どもたちに、サーフィンの楽しさを体験してもらうサーフィンスクール「Ocean's Love」主催者。LDH所属。